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千葉市稲毛ヨットハーバーにてプライベートヨット教室を開講。初歩からお気軽に参加できるヨット教室をめざしています。

船体の名称

2009年07月28日 | ヨット教室

ヨットはスキッパー(操縦する人)とクルー(ジブセール等を操作してスキッパーを補助する)の絶妙なコンビネーションが必要となります。
特に、風に応じて二人でバランスをとる為に、どの位置をとるか?
今回はその船体の位置名称について説明します。
①「デッキ」船体上部面。順風時には左右どちらかの中心に二人で並んで位置してバランスをとります。
②「バウ」船体前方部。微風時クルーは喫水面積を少なくする為、バウに位置する「バウをつぶす」と言う。
③「スターン」船体後方部。強風時に風の勢いでバウが海中に突っ込むのを防ぐため二人とも後方にてバランスをとる。
④「風上・風下側」ブームの出ている側を風下側という。微風時には風下側によりヒールかける(強制的に風上に上る力を利用して推進力とする)
⑤「スターボードタック・ポートタック」進行方向右側をスターポートタック。左側をポートタック。
または右から風を受けて帆走することスターポートタック。同じく左側から受けるポートタック。
④と⑤はセーリング中の海上衝突を防ぐルールに大変重要です


ヨットの各部名称Ⅳ

2009年07月23日 | ヨット教室
手前紫棒がティラーエクステンションです。
その先のアルミ棒がティラー。
そして、またその先に接続して、少し見えているボードがラダー(舵)です。
ヨットの舵は自動車のハンドルと同じようですが、大きな違いはセールの展開と合わさなければ舵が効きません

ヨット各部名称Ⅲ

2009年07月23日 | ヨット教室
もっと詳細に見ましょう
ヨットのメインエンジン風を受けるメインセールです。メインセールを縦に支えているのがマスト、横がブームです


左側の小さい三角布がジブセールです。
メインセールの前で最初に風を受け、整った風にしてメインセールに風を流します。スピードアップするのには欠かせません。


赤いロープがメインシート、その下のレールがトラベラーです。
風に合わせてシートを出し入れしてメインセールを操ります。


真ん中にあるのがセンターケースで、その中にある白いボードがセンターボードです。
センターボードは上がった状態になっています。帆走する時はこれを下げて横流れを食い止めて直進に換えます。