あまがさきたろうがwebで独り言4代目

銀の檻を溶かして

『銀の檻を溶かして 薬屋探偵妖綺談』 著:高里椎奈 

妖怪やら幽霊やら悪魔やらが実在する現代での物語り。
一応、推理モノに分類される作品。
ちゃんと俺が読んでなかったのか、微妙に納得しかねる部分があった。
そこそこにキャラが立ってたというか、文庫版読んだのでイラストのせいかそういう系統の本だと思えばキャラがそれなりかと。
造りとして、妖怪絡みのように見えて、なんて事はない普通(人間や自然現象)の事件だってやつですな。
その設定自体はとても面白いのですが、いまいちそこを生かし切れてない。
導入部分の事件に絡むための理由付けでしかない。妖怪故の謎解きや発想の転換的な部分がそれほどないのが残念。
その点では『妖魔夜行』シリーズの方が妖怪と言う部分を上手く絡めておもしろいですね。
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