陰陽師 瀧夜叉姫 下

『陰陽師　瀧夜叉姫』下　夢枕獏

最強の魔人、平将門復活を目論むもの達との戦いが描かれた作品。
もはや、メガテニストならば心躍らなければ嘘である。
もともと映画用のネタだったらしく、こんな長編になったということです。
が、これを是非映像化してほしい。
もうブームが去ってしまってるので、難しいでしょうけど。
上巻の伏線が回収されてるんですが、何気ないあのシーンもすべて伏線だった。
もはや無駄なシーンなど一つもなし。
ラブなロマンスもあり、政治的な歴史的な問題提起あり、アクションあり、ホラーあり、と間違いなくエンターテイメントです。