コズミック 世紀末探偵神話

『コズミック　世紀末探偵神話』　清涼院流水


本屋ではよく見かけるこの背表紙にとうとう手を出してみました。
JDCという探偵組織のあるパラレルワールドが舞台に密室殺人の謎を追う探偵達の物語。

もう凄い勢いでたたみ掛けるように密室で人が死んでいきます。
コレが事故ではないと主張するように背中にはナンバリングが。
密室今日の犯罪予告、1200の密室殺人を探偵達は解決する事が出来るのか。

かなり壮大なエンターテイメント作品でした。
正直、俺の想定していた答えではなかった。
結構、メタ探偵とかがいたので、いけるかと思ったんですけどね。
「S」が真相のイニシャルとか。

ハッキリ言って普通の探偵小説と思って読んだら、その邪道ぶりに意見は分かれるんだろうなぁと思う。
まあ、このボリューム感に等しい分には十分に楽しめたかとは思うんですけどね。