かくりよものがたり 壱

『かくりよものがたり』
藤崎竜


現代幽霊退治もの。
カミツヨミドと呼ばれる幽霊の街がある。
そこの姫、アメは怨霊を鎮め、人を蘇らせる能力を持つ。
そして、アメの幼なじみで人間のサルタヒコは彼女を守るために戦い身体のほとんどを機械化している。
ここ最近、怨霊が出る回数が例年にないぐらいの頻度となり、力を使う度に寿命を削るアメを心配していたサルタヒコ。
怨霊を鎮める最中、最近の事件を画策するものがいることを突き止めた。

という感じで、ゴーストバスターな物語です。
この作者の見事なパンク感と和風伝奇物がマッチした作品。
まだ、この巻だけではさほどストーリーは展開しませんが、この先が期待されます。