紅楼ん家 - kuronchi -

プロレス、アニメ、音楽が大好きな天猫が、徒然と書きなぐっております☆

永眠

2014-01-23 08:31:26 | 健康の扉
21日に祖母が亡くなりました。
実家に同居の祖母は、オイラが小さい頃、共働きだった親代わりに育ててくれました。
毎晩のように一緒に読経して、その後は昔話を聞きました。戦争時代の話、親鸞上人の話、旅行の話ーー
いつも楽しそうに話してくれるので、多分嫌という程乗り越えてきた苦労も、感じさせませんでした。
その点では、すごく強い人でした。
少し足が悪かったりしてましたが、なんでも自分でやるし、あそこが痛い、どこが痒いとかは言うけれど、本当の弱音は吐かない人でした。たぶん。
自分をちゃんと持っていて、意見をしっかり言う人。そのために、親戚とぶつかるところも見ました。
厳しいのか優しいのか、未だによく分かりません。
けれど、心根にあるのは、すごく素直な優しさだったのかもしれない。



21日の仕事終わり、知らせを受けて、飛んで帰りました。
実家まで2時間30分。
この時ほど、遠さを感じることはありませんでした。
病室に駆け込んだオイラは、あまりに変わってしまった祖母の姿に愕然としました。
あんなに気丈で笑顔を絶やさない人が、こんな姿になるなんて想像もしていなかった。
オイラの声に、首をわずかに動かして、何か言っているようでした。
それから30分も経たないうちに、祖母は、息を引き取りました。
すごく静かに。


待っててくれたんだと、思うしかありません。
そんな自分に都合の良い考え方しか出来ないのも情けないね。

最後に見た祖母は、初めて見る綺麗なお顔でした。
いろいろ困らせてごめんなさい。
いろいろ心配かけてごめんなさい。
それでもずっと見守ってくれてありがとう。


最後にーーずっと間違って覚えてたんだね、ばあちゃんの血液型と誕生日……

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