*赤字健保、4割超に=高齢者医療負担重く―17年度決算見通し
9/16(日) 8:41配信
大企業の社員とその家族が加入する1394の健康保険組合の2017年度決算で、赤字となった組合の割合が前年度の38.7%から増え、40%超に達する見通しであることが15日、分かった。
全体の黒字額は前年度から約1000億円減り、1300億円強となることも判明。高齢者医療制度への拠出金負担が大幅に伸びているためとみられ、制度見直しを求める声が改めて高まりそうだ。
1394組合の平均保険料率も前年度から上昇して9.2%弱となり、過去最高を更新する見込み。中小企業社員らで構成し、国の補助金を受ける「協会けんぽ」の平均保険料率は10%で、これを超えると自前で健保組合を運営する必要が薄れ、解散の可能性が高まる。健康保険組合連合会(健保連)は25日、17年度決算を発表する。
65歳以上の高齢者の医療は、健保組合などが拠出金を出して支えている。健保連の試算では、25年度には健保組合加入者に対する医療費などの支出よりも、拠出金の額が上回る。
高齢者医療費の伸びに伴い、現役世代が負担する保険料は上昇の一途をたどっている。今年に入り、健保組合では解散の動きが相次いでおり、9月中には約51万人が加入する全国最大規模の「人材派遣健康保険組合」が解散の是非を判断する見通し。解散すれば加入者は協会けんぽに移行し、国の補助金も増加するとみられる。
現役世代の負担軽減に向け、健保連や協会けんぽを運営する全国健康保険協会は5月、経団連や日本商工会議所、連合と合同で、75歳以上の後期高齢者の窓口負担を現在の1割から原則2割に引き上げるよう、政府に意見書を提出した。ただ、19年には統一地方選や参院選が控えており、政府は抜本的な見直しには及び腰だ。
全体の黒字額は前年度から約1000億円減り、1300億円強となることも判明。高齢者医療制度への拠出金負担が大幅に伸びているためとみられ、制度見直しを求める声が改めて高まりそうだ。
1394組合の平均保険料率も前年度から上昇して9.2%弱となり、過去最高を更新する見込み。中小企業社員らで構成し、国の補助金を受ける「協会けんぽ」の平均保険料率は10%で、これを超えると自前で健保組合を運営する必要が薄れ、解散の可能性が高まる。健康保険組合連合会(健保連)は25日、17年度決算を発表する。
65歳以上の高齢者の医療は、健保組合などが拠出金を出して支えている。健保連の試算では、25年度には健保組合加入者に対する医療費などの支出よりも、拠出金の額が上回る。
高齢者医療費の伸びに伴い、現役世代が負担する保険料は上昇の一途をたどっている。今年に入り、健保組合では解散の動きが相次いでおり、9月中には約51万人が加入する全国最大規模の「人材派遣健康保険組合」が解散の是非を判断する見通し。解散すれば加入者は協会けんぽに移行し、国の補助金も増加するとみられる。
現役世代の負担軽減に向け、健保連や協会けんぽを運営する全国健康保険協会は5月、経団連や日本商工会議所、連合と合同で、75歳以上の後期高齢者の窓口負担を現在の1割から原則2割に引き上げるよう、政府に意見書を提出した。ただ、19年には統一地方選や参院選が控えており、政府は抜本的な見直しには及び腰だ。
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以前にも取り上げました、赤字健保。ほぼ半分の健保が赤字になる見込みのようですね。健保はその半分は解散になる可能性が高くなりつつあります。私たちの税金からの負担が益々増えることになりそうですね。
無駄な医療費を削減する対策が必要ですし、病気をする人が優遇される制度も変。健康な人こそ優遇されなければ病は増え続けるだけですよね。
そもそも私たちの暮らしに直結する社会保障制度、これは大問題です。政治家さんたちとその支持者は保身が大切なので、選挙のために問題はいつも先送り(笑)
制度を少しばかり変えてただけでは(高齢化社会は益々巨大化しているので)もう従来の方法では解決不可能、取り返しはつかないと思います。それでまた追い討ちをかけて安倍さんが首相になろうとしています。これは本当に素晴らしいですね。状況は益々悪化して、一部の特権階級が優遇され多くの国民が苦しみ、人々は目覚める。
安倍さんはもちろん、このような健保の問題など正面から解決する策を語ることはないでしょう。なぜなら、自民党の支持母体そのものが体質が古くて、変化を拒み続けているからです。私たちはそれにより多くを学ぶ現実を与えられているんです。
前からお伝えしていますが、解決方法なんかとっくに用意されています。社会保障制度改革はベーシックインカム制度があるんです。
現行の社会保障制度が悪化すればするほど、ベーシックインカム導入に拍車がかかる。現在の自民党には無理な課題なので、あとは国民の意識が向上していくのを待つのみなんです(笑)
あるがままで