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ひろぞうの日記

思いつきで書いているので、ネタがかぶっていたらごめんなさい。

シマ(奄美)とウチナー(沖縄)の違い・・・

2009年12月03日 23時53分58秒 | 日記
本日は曇り、時折小雨です。

日中は社会復帰の為に、シマ中を動き回っておりました。

納品、集金、支払いに打ち合わせ・・・

社会復帰を果したものの、思いっきり体調が悪くなりそうなので
かなり気を使っての動きとなっております(笑)

さて、無事に年を越せるのか???
精一杯頑張って
なるようになるしか、ならないですな~(笑)

○子ちゃんに、幸あるように願っております。
幸せになって下さいね~


ちょいと宣伝。

2009年12月4日(金)
VOICE」LIVE TOUR2009inAMAMI
開場 19:00 開演 20:00 アシビ
前売 2500円/当日 3000円(共に1ドリンク付)
【出演】VOICE

お時間ある方は、是非とも遊びに行ってみて下さいませ~!!


長文です(笑)

とっても仲良くして頂いている、京都の大学の先生が
「シマとウチナーの違い」を先生のメルマガで書いていましたので
面白い話しだと思い、先生の許可を得て、ちょいとご紹介致します。

全文ではなく、要点の部分だけ抜き取ってあります。


-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
   □◆□◆□▼ 奄美のなかの沖縄 ▼□◆□◆□

さて、本題はこれからです。そのあと、どこに行こうかという話になった時
ASIVIがある屋仁川通り(通称:やんご通り)を歩いていた時に
ひろぞうさんが私に言った言葉を思い出したのです。
その通りに、彼が今まで食べたなかで
一番美味しい沖縄そばを出す店があると言ったのです。
奄美で美味しい沖縄そば!?これを聞いた時は
実は半信半疑でした、が、ふとその沖縄そばを食べてみたくなったのです。
その店は、ASIVIの斜め向かいの建物の2階にあるラタン(Rattan)という店でした。

たしかに、Googleに「名瀬 沖縄料理 ラタン」と打って検索するとひっかかってきます。
そのHPには、「沖縄料理」や「沖縄そば」が美味しいと、たしかに紹介いされています。
私のわがままを聞いてくれたお二人とラタンに行く事に決め
階段を上って店のドアを開いた時です。
中から、沖縄音楽が聞こえてきました。
私は、その瞬間、「あっ、沖縄だ」と思ったのです。
これだけではあまりに舌足らずなので
この時の感覚を、もう少し理屈っぽく説明すると、次のようになります。

奄美大島本島は琉球列島にあります。
本州では、まず、沖縄本島を中心とする沖縄のことは知っていても
奄美諸島のことは知らない人が多いことは、前号にも書きました。
そして、奄美の存在を知ったとしても、そこが沖縄とどのように違うのかを理解していません。
何度か奄美を訪れている私も、実はそうだったのだという事をその瞬間に「実感」したのです。
前号に記した来年度の演習科目で取り上げる科目は
島唄、黒糖焼酎等、すべて奄美でなくては経験できないものばかりです。
沖縄と奄美の文化は違う。
私は、当然ながら、その事を理解していたつもりでした。

だからこそ、今回の科目を計画したのです。
しかし、ラタンの中に足を一歩踏み入れたとたん聞こえてきた沖縄音楽は
まるで、京都市内で沖縄料理の店に入った時のような
文化的なショックを私に与えてくれました。
そうなのです。
奄美は、沖縄ではなかったのです。
そのことを瞬間的に理解しました。
「奄美は沖縄じゃないの?」と、よく聞かれます。
奄美と沖縄とどこが違うのかよくわからない。
これが、本州の人々の一般的な認識でしょう。
私も実はそういう本州人の一人だったという事になります。

歴史的には、奄美諸島はかつて琉球王国の支配下にありました。
それは歴史的な事実です。
しかし、今からちょうど400年前の1609年、薩摩の島津家による侵略で
与論島以降の奄美諸島は島津家直轄地となります。
これは、沖縄本島以南が琉球王国として存続させられるのと対照的です。
つまり、奄美諸島は本州の文化圏に入ってすでに400年経つのですから
そこが本州の影響を強く受けた独自の文化圏であるのは当然なのです。
これを頭では理解してはいた私ですが
その事を奄美で感じたのは初めてのような気がします。
少し誇張気味に言えば、ラタンのドアを開けたとたん
私はその400年の時を超えた事になります。

ラタンでは、沖縄音楽の中で初老(?)のママがつくってくれた、ゴーヤーチャンプルーや
本当に美味しい沖縄そばを食べたのは言うまでもありません。
沖縄では、街を歩いていても、どこからか沖縄音楽が聞こえてきます。
地元の人たちの言葉も、ウチナーヤマトグチであったりして
自然環境も含めて、空間が「沖縄」で満たされています。
だから、そこで郷土料理の店に入っても、同一の空間として違和感はありません。
しかし、奄美大島本島ではそうではなかったのです。
奄美を満たしている文化は、まぎれもなく奄美のものでした。
そして、そこにはおそらく私が生活する本州の環境に近いものも含まれていると思います。
奄美への私の親密感がそこに起因していることを逆に感じさせてもくれた経験でした。
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-


昔、石垣で働いているヤマト生まれの友人(新聞記者)がシマに遊びに来た時に
「僕がシマ(奄美)に魅力を感じる理由は、自然は僕の大好きな南の感じだけど、建物がヤマトだから、なんだか安心出来るんだよね」
って言ってた事を思い出しました。


皆さんの「シマ(奄美)とウチナー(沖縄)の違い」は何でしょうか???
もし宜しければ教えて下さい。


満月まであと29日。

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2020-04-21 16:22:58
奄美諸島と沖縄、八重山では分布する生き物にかなり変化がありますね。

奄美諸島には琉球種よりも本土種の生き物のほうが多く生息していますので、自然環境はどちらかと言えば琉球よりも本土に近いかも知れません。
返信する
Unknown (管理人)
2020-04-21 16:42:59
こんな過去の文書に書き込みありがとうございました。
返信する

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