おっさんリーマン、引退まであと2年

引退まであと2年。正直言って若い頃のようにがむしゃらに頑張れない。

昭和館に行ってきた(20160816)

2016-08-17 | 雑記
九段下にある昭和館に行ってきた。

そもそもこの昭和館ちょっと気になっていたのだが、皇太子ご一家が訪問されたというニュースを見て、尚更行きたくなった。
実は以前九段下で仕事があった時に寄るべきと考えていたのだけど、場所がわからず寄れなかったことを私として気にかけていたのだ。
今回、改めて調べてみると、なんと場所を勘違いしていた。
地下鉄の4番という出口を出ると、直ぐ目の前にあると地図は指している。
こんな簡単なのに間違うということは、前回はそれほど行こうと思っていなかったということだなと思った。

さて、この昭和館。
大人は有料で300円。

入場券を自動販売機で買って、入館するとエレベーターに乗って7階で降りる。
7階から下がってくる、そんな展示だ。

入ってみると、戦争に招集された方のお手紙やら、いろいろと展示されていたのだけども、こういう手紙を見ると本当に辛い。
国の指導者が政策を誤ると、国民の生活に影響するという、まさに典型というかなんというか。
いずれにせよ、こういう普通の方々が日本を護る気持ちで、行きたくもない戦にて戦い、自らの命までを落として国を護ってくれた。
この事を心痛とし、このような国民を苦しめるような事を二度と繰り返してならないと心底思ったが、
特に私が感じたのは、戦前の貧しい食卓を展示しているコーナである。
この戦前の食事をみて、あまりにも質素でとても戦争をできるような国でないと思うし、
臥薪嘗胆と国民が我慢して、戦艦、戦闘機等の軍備だけ立派しても、結果なんら良いことはなかったと改めて痛感したのだ。

昭和館に行って、展示をみて、改めてそこは深く考えさせられた。

それから、ひとつ感心したことがあった。
それは、小さいお子さんを連れてこの昭和館へ訪れ、お父さんがお子さんに丁寧に説明している家族がいらっしゃったことだ。
お子さんはおそらく戦争の背景とかそんな事は知らないと思う、小さなお子さんであった。
ただ、こういうお子さんが未来にこの事実を伝達していかない限り、命をはって国を護ってくれた人のことは残っていかない。
それだけにこういうお父さんのような活動が本当に大事だと思う。

この光景を見られただけでも私は昭和館に行った価値があったと思った。
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