千葉・木更津市女子大学生遺体事件 逮捕の男「死体を遺棄したり殺したりしていない

千葉・木更津市の林道で頭に袋をかぶせられた女子大学生の遺体が見つかった事件で、千葉県警は、市川市に住む24歳の無職の男を死体遺棄容疑で逮捕した。
死体遺棄の疑いで逮捕された市川市の無職・本田祐樹容疑者(24)は、10日夜から11日午後2時半ごろまでの間に、木更津市矢那の林道に、千葉商科大学2年・菊池果奈さん(19)の遺体を遺棄した疑いが持たれている。
菊池さんの大学の同級生は「話しかけてみたら意外と明るくて、優しそうな子だなと」と話した。
警察の調べに対し、本田容疑者は「菊池さんと車で木更津に行ったが、死体を遺棄したり殺したりしていない」と容疑を否認している。
警察によると、菊池さんの頭にかぶせられていたレジ袋から検出された指紋が、本田容疑者と一致するなどした点が逮捕の決め手になったという。
また本田容疑者は、1年数カ月前に市川市に住み始め、実家のある木更津市と行き来していたという。
警察は、本田容疑者が菊池さんの遺体を遺棄するために、自分の車を使用した可能性が高いとみて、12日夜、実家から車を押収した。
また警察は、殺人容疑も視野に捜査を進めていて、本田容疑者と菊池さんが知り合った時期や、犯行に至った経緯などをくわしく調べている。