■会議は踊る~アヴァロン篇 キャメロット城の会議に比べれば多少の人間ドラマがあるアヴァロンでの会議。 コンクレイブ(秘密会議)の癖にわりとオープン。 |
■Wystanの不満 コンクレイブの議長であるWystanは現状の己の地位に対して不満を隠そうとしない。 叩き上げの軍人であり、常にその身を最前線においていたWystanだが、他国人と席を同じくするこの会議においては礼儀作法や外交手腕を問われることになるだろう。 彼はその任務が自分に不似合いだと考えているが任務を放棄するわけにも行かず、Wystanの不満は募るのみである。 |
■暗殺者の騎士道 誰にも忠誠を誓わず金のみで動く、いうなればならず者の集まりであるThe Guild of Shadows。その中でももっともおぞましい仕事、殺人を請け負う暗殺者のDory。 そんな彼であるが、アヴァロンの女王Lady Lileを一目見たときから彼女に大して全てを投げ出し忠誠を誓うことを決心する。 常に権謀術数にその身をおき、コンクレイブの構成員のひとりでありながら己の評判を自覚してか会議に参加することはない。 |
■Eveleenの秘めた想い? コンクレイブの事務一切を引き受けるEveleen。コンクレイブの構成員、Etheldredaを上司に持つ。 立場上一歩引いた視点を持つ彼女はDoryの世間での評判に惑わされず、彼の優しさや誠実さに好意を抱いている。 |
■教義こそ全て 教会にとっては、敵のみならず同盟関係であるはずのインコンヌやアヴァロニアンでさえも排斥すべき存在である。Obsterもまた会議において過激な主張をくり返し、アヴァロンから煙たがられている。 教会の発言はアルビオンの国益より、教義の遵守に重きを置いているように思われる。仮にアルビオンの教会権力が王権から分離し、かつ保護されているとするならば納得のいく話ではある。 しかしObsterも立場を離れてしまえば異教徒や異種族の生活習慣に興味津々で、インコンヌたちに雑談を持ちかけたりしている。 が、日頃の言動の報いかインコンヌたちが彼に心を開くことはなく、Arawnの僧侶であるDalvayからは常にそっけない態度をとられている。
――こういうのもツンデレっていうんですかね。 |