拝見して勉強させていただいているピアノの先生のブログなどでも記事を多く読んだ中で、ピアノ教室として、どのように対応するのかを考える機会がありました。
私が二十代の頃のあるレッスン日にお電話をいただきました。
お子さんがおたふく風邪で自宅待機期間だけど症状が軽減したので連れて行って良いかという内容でした。
私はおたふく風邪の免疫がないからとお断りしたけれど、ピアノ教師の社会的使命を考えれば、誤った対応だったと今更ながら反省しています。
おたふく風邪やはしかやインフルエンザなどが、医療機関で自宅待機を指示される目的は患者さんの治癒のためと、外出により病を拡げないことの二つがあると思います。
音を出すピアノ教室では喚起のために窓を開けっ放しにはできず、素手で触るピアノの鍵盤は消毒など水分はご法度なので、教室内での感染拡大を避けなくてはいけなかったのです。
(現在、予防策は鍵盤の乾拭き、換気扇常時使用、ディフューザー使用で湿度調整に加え、レッスン中は手を口に入れないよう声かけをする対応をしています)
前出のお母さまも事前にお電話を下さったお蔭で大事には至らず、最近は一般の風邪であっても「咳やくしゃみでご迷惑をおかけするから」と欠席のご連絡をいただくことが多く、賢明な保護者の皆様に恵まれたことを感謝するばかりです。
一番良いのは、生徒さんもご家族もお元気で、楽しくピアノを弾けることですよね。
今週も元気なお顔と素敵な演奏に出会えることを楽しみにしています。
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