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標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

午前は松の木の剪定、午後はモミジの剪定。切った枝を砂場に活け、モミジの紅葉を味わう。

2018-12-05 21:28:03 | 日記
先日高さ10m近くに伸びた松の幹の上から4mほどを切った。今日は形を整えるための剪定を行った。


剪定する前の松。


剪定した後の松。上の方がなくなっているが、形が悪くなったかな。

脚立を使い木に登るなどの作業を行った。道具は、ノコギリ、刈込みバサミ、高バサミ、剪定バサミを使った。枝の太さ、高低などの違いにより使い分けた。松の剪定で苦労したのは、ノコギリやハサミに松ヤニが付き、操作しにくくなる。また、手や作業着についた松ヤニはベタベタして、なかなか取れない。松ヤニ取りは重曹が良いと聞いたことがあるので、重曹水に浸した雑巾でノコギリやハサミを拭いた。作業着は他の衣類と一緒に洗えないので、重曹水にしばらく浸して、さらに洗剤につけておき洗った。それでも松の香ばしい臭いは若干残っていた。


午前中の風でだいぶ散ったが、若干紅葉した葉が残っている。手前の2本の太い枝を切る予定。


剪定する直前の最もきれいに紅葉したモミジ。

午前中で松の剪定は終わった。午後はモミジの枝切りを行った。畑の東側に10m近く伸び、枝や葉で畑や家の日当たりが悪くなる。また、枝の先が隣の土地にだいぶはみ出している。太い幹から延びた太さ10~15㎝くらいの枝だ。妻が植えた畑に出だした芽に切った枝が落ちないように工夫した。ロープを使い、切った枝が地面に落下しないように支えるため他の太い幹に結んだ。脚立に登り、ナタとノコギリで切り始めた。

すると間もなく、ナタで叩く音を聞いたのだろう。お隣のご主人が来て、「手伝いましょう。チェーンソーを持ってくる」といって、小屋から出したチェーンソーのエンジンをかけ始めた。やがて、ブルブルと甲高いエンジン音が聞こえ、モミジの方に近づいてきた。


あっという間に2本の太い枝を切り落とした。さらにそこから延びた細めの枝を長さ60cmくらいに切り刻んでいただいた。私が薪にするためにお願いした。切った枝の先が、隣地の柚子の木に架かった。するとお隣のご主人が、「(柚子を)持っていくかい?」と言う。数個頂いた。枝落としをしていただいた上、柚子の土産までいただき、妻と私は何度もお礼を述べた。

この作業が終わったころ、日は沈みかけていた。今の時期、午後は時間が少ない。すぐ日が暮れる。

最後の紅葉を楽しんだモミジだったので、寂しい気持ちが残った。薄暗い中、紅葉したモミジの枝を拾い、砂場に活けてみた。しばらくは名残の紅葉が楽しめるかな。


周囲は薄暗いので分かりにくいが、砂場に葉がついた小さな枝を活けてみた。
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