今日の活動は、千秋公園でしたが、
雨の予報を受けて、大森山での活動に変更。
ようちえんが始まって2週間目ですが、
いまだ、晴れマークを見ていない…泣
雨が降る前に、お散歩しちゃおう!!
ということで、お散歩へ繰り出しました。
年長のお兄さんたちにくっついて、どんどん先へ先への駆け出す年中、年長の子どもたち。
そして、あとからゆっくり歩く年中、年少の子どもたち。
月齢や体力の差はあるかもしれませんが、
興味の先が違ったりと、各々の性格が散策にもしっかり表れていて、
一緒に活動していてとても楽しいです
さてさて、水があったら入りたい!?
森の子ども達は、季節に関係なく、水に入る、入る~~。
まだ寒いのに…
時計を見ると、まだ今日の散策の中盤です。
しかしながら、これも森のようちえんの醍醐味!!
水があったら入る!
お水が冷たいこと、
お水に生き物がいること、
草が生えていること、
このくらいの深さまでなら行けそうだという感覚、
昨日の雨で今朝はお池の水が多いこと。
などなど、発見や学びを全身で感じましょう。
なんて、思っていたのもつかの間。
まずは年少さんのS君の表情が曇りました。
池に入ったものの、長靴(とはいえ、まだ足のサイズが小さいので長くない)に
水がじゃぶじゃぶ入ってしまったとのこと。
S君「なっちゃん、長靴にお水がぁ!!!出して出してーー!!」
長靴からは、お水がドバドバといっぱい出てきました。
そこからS君は一歩も動かず、みんなの動きを黙ってみていました。
浮かない顔のS君でしたが、
ほどなくして同じく年少のYHくん。
お兄さんたちに混ざって、同じようにお池に入って楽しく遊んでいたものの、
気が付いたら長靴にお水がたっぷり入って気持ちが悪くなったとのこと。
こちらも、長靴からは、お水がドバドバといっぱい出てきました。
普段めいっぱい水遊びをしたり、泥遊びをしているのに、
この日はなんだか、ご機嫌ナナメのスイッチON。
雲も厚くなってきてそろそろ限界か、ということでお部屋に帰ることにしました。
YH君もS君も、どうしても足が気持ちが悪くって、歩きたくない。
嫌だー、気持ち悪いよぉーーーと。
その時、泣いている子ども達の横で
ササッと帰る準備をする年中、年長さん達。
年中のHH君は、長靴の水を流し、リュックに入れてあったタオルで足を拭きました。
年長のYA君は、長靴の水を流し、両足にビニール袋を履いてから長靴を履きなおしました。
森で培った経験と、知恵と、辛抱強さをこの場面で目の当りにしました。
今回は誰も大人は言っていないのに、自分で判断してさっさと帰る準備をしてしまう彼らが、とってもカッコよかったです。
さて、泣いてしまった年少さんも、その後しっかり歩いて帰りました。
「お母さんに会いたいなぁ」
そんな言葉を何度もつぶやきながら、それでも頑張って歩いた年少さん。
きっと来年は、上級生のお兄さんたちのように成長しているんだろうなぁ。
スタッフ 夏井
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