NPO法人Akitaコドモの森

2022年11月25日(金)あきたこどもの森『防災プロエジェクト・防災を考える日』

あきたこどものもりでは ご家族参加の行事として

「ファミリーPROJECT」を行っています

今日はその中の「防災PROJECT」

東日本大震災を経験した私達は、子どもたちと家族の命を守るために何ができるのか

「自分を守る力」「生き抜く力」「臨機応変に行動する力」

それらの力を

子どもたちは日々の活動や月に1回の避難訓練の中で

そして森の大人たちは「おやこ森cafe」でスキルアップしていきます

 

今日はそのひとつ「防災を考える日」を行いました

年長さんは秋田県防災学習館へ

年中・年少さんは園舎で「避難所体験」

それぞれの場所で学びと体験、考える機会を。

 

年中・年少さんの園舎…



 

今日は一日、ライフラインが止まった不自由な状態で過ごしてみる体験

電気も暖房も付きません

水道も制限があります

いつも園舎にあるおもちゃも使えません

そして、ご飯はおなじみのポリ袋炊飯で



そんな想定の中でさてどんなふうに過ごそうかな

 

そこには懐中電灯で真っ暗を楽しむ子どもたちや



 

おもちゃがないならお外で遊んだらいいじゃない!

 




 

おやつの乾ぱんもおいしいおいしい!



並んで食べる

水は自分の水筒のお水を使ったらいいね

ご飯も外でおひさまのところで食べたら美味しいよね



 

食べたことない缶詰、試してみたかった防災食、この機会にたべてみよう

 

等々

 

なんというか、

いつもの森の活動となりました笑

そうか、野外で過ごす活動の中で

濡れてしまっても不快になりすぎない感覚やテーブルがなくてもご飯を食べること、

なんにもないところから楽しみを見つけること等々

子どもたちも、そしておかーちゃんたちも自然に鍛えられていたんだな、と感動したのでした。

 


食器を汚さない工夫
これで水も少なくて済むよね

 

おかーちゃんたちと防災についての座談会、

あまり時間がなく話しきれなかった気もしています

また何か気がついたときにお話できたらいいですね、シェアお待ちしていますね

 

スタッフはるか🍎

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さてさて、
続きまして、5歳児の年長組の防災プロジェクトです!
年長組は岩城にある『防災学習館』に行き
実際に体を使って体験をしてきました
 
施設の方から
どんな災害があるのか
こんなときどうしたらいいのか
防災の方法などを
教えていただきました
 
Q.
「火事をの現場を見つけました」
「あなたはまずはじめにどうする?」
子どもの考え↓↓
「周りに人がいたら『火事だー火事だーって』大きな声で知らせる!」
 
その通り!
よしっやってみよう
「火事だーーっ」
<ピン・ホース・レバーの順番ね>
親子で初期消火訓練の体験をしました
 
これからの季節
ストーブや火を使うことが多くなることでしょう
気を付けて過ごしましょうね
 
続いて
煙の体験。
口を押さえて、体を低くして。
1メートル先も見えない煙の中は
『避難口』という緑のライトが道しるべでした
 
これは訓練、練習。
と思っていても
煙で視界が遮られ
前が見えない状況は
人をパニックにさせるということを
容易に考えられます
とにかく
体を小さく、背を低くしてが
鉄則のようです
それは、出入り口を見つけて
「よしっ外に出られるぞ!」と思っても。
みんなで一つ一つ確認をしました
 
家にいるとき地震がきたらどうする?
園にいるときは?
川が近かったらどうする?
じゃぁ、海で遊んでいたときに地震がきたら?
『もしも』を想定しての話。
改めて、『もしも』を考える
いい機会となりました
 
おまけに
昼食をとるためにお借りした施設に
こんな電話を見つけました
私たちにはお久しぶりのこの電話。
使い方を知っているでしょうか。
 
こちらも体験。
ミッションはこのダイヤル式の電話で
園舎に電話をかけてみよう!
 
(受話器をとらないで)
お金を入れても
お金が下に落ちてくる、、なんでだ。
ダイヤルを回すって、どこまでだ。
小玉園長と一緒になんでも体験です。
 
災害があったときは
回線が込み合うことは必須
これも使える!と知っていることが先につながるはずです
 
 
園舎チームと同様
こちらも防災食を体験です
試してみたい防災食をもちよりました
 
自宅のお湯で作ってみたと
『Y家バージョン防災食』です
 
通称:『元気玉』の
『みそボール』

これが美味しいのである!
子どもたちも何度もおかわりをしていました
 
お湯を入れて15分
ごはんができあがる防災食
うんうん食べられる
子どもも食べてる
 
昼食時はみんなでシェアシェア
 
缶詰だってパウチの防災食だって
どの場所でもどのような状況においても
なんでも残さず食べている子どもたちに
頼もしさを感じました
 
ただの(いい意味で)
『おにぎり』の美味しさが分かる子どもたちに。
根っこの部分に触れたプロジェクトでした。
 
ご参加いただいたご家族のみなさま、
準備をしてくださったご家族のみなさま
一人一人が感じた時間は
いかがだったでしょうか。
 
何よりも
シェアができる仲間、
笑い会える仲間が近くにいることが
なんだかほっとする瞬間ですね。
大人が笑顔でいると
子どもたちも笑顔で過ごせる。
またその逆もあり。
心地のいいループができることを願いながら。
続きは、大プロジェクト3月の『歩く日』です!
 
おつかれさまでした♡
 
******
さぁ!!
来週は延期さらに延期となっている
年長組のお泊まり会です。
8人みんなで行こうね☆


髙橋
 
 
 



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