歯科技工管理学研究

歯科技工管理学研究ブログ
歯科技工士・岩澤 毅

日本歯科医師連盟 歯科医療が/日本を救う!

2017年03月26日 | 基本・参考
歯科医療が

日本を救う!


日本歯科医師連盟 



歯科医療が変える、
国民の病気リスク。


歯周病は国民病!
~35歳以上の約8割が罹患~


歯周病の年齢階層別罹患率
厚生労働省・平成23年歯科疾患実態調査より作成

歯周病は万病のもと

 お口の健康と全身の健康は密接に関連ており、歯科医療によって
さまざまな疾患のリスクを抑制できることがあきらかになってきました。

TOPICS
歯周病と生活習慣に深い関わり

歯周病は歯の喪失をもたらすだけでなく、
その細胞がつくる毒素が血液中に入ることで全身の健康に悪影響を及ぼします。

歯周病が重度なほど
年間医療費が
高くなる!
統計を見ると一目瞭然!


歯周病の程度別年間医療費(H25)
歯周病なし 14.4741
軽度    39.6651
中等度  43.641
重度   42.8374
無歯   67.8682
出典:平成25年度香川県 歯の健康と医療費に関する実態調査



増大していく日本の医療費に歯科ができること

国民医療費は毎年約1兆円ずつ増大しており、
国や国民の負担は限界に来ています。


どうなる?国民皆保険制度!?

国民医療費に占める歯科医療費の割合は年々減少し、
平成27年には約2.8兆円(約6.8%)となっています。

ご存知ですか?平均寿命と健康寿命

平均寿命と健康寿命には約10年の開きがあり、
「健康寿命」を伸ばすことで医療費の削減が可能に。

資料:平均寿命は、厚生労働省「平成25年簡易生命表」
   健康寿命は、厚生労働省「平成25年簡易生命表」「平成25年人口動態統計」「平成25年国民生活基礎調査」「平成25年推計人口」

健康寿命とは・・・・日常的に介護を必要としないで自立した生活ができる生存期間

歯科健診頻度別 年間医療費

定期的な歯科健診を受けている人ほど、
年間医科医療費が少ないことがわかりました。
出典:平成25年度香川県 歯の健康と医療費に関する実態調査

歯科健診では、歯ぐき・むし歯のチェックだけではなく、
ブラッシング指導など、様々な観点から診査を行います。

残存歯数別 年間医科医療費

歯の本数が0~4本の人は、20本以上ある人に比べ、
年間医科医療費が19万円高いという結果に。
出典:平成25年度香川県 歯の健康と医療費に関する実態調査

歯の本数が少ない人は、糖尿病・高血圧において
医科医療費が高くなる傾向がみられました。

健康寿命を伸ばし、高騰する医療費削減の実現には、定期的な歯科健診が重要です。
今こそ、国民皆歯科健診プロジェクトを!

さらに
歯数が多いほど、また
義歯による機能回復をするほど

認知症発症が少ない

歯数・義歯使用と認知症との関係
(年齢、所得、BMI、治療中疾患、飲酒等の有無を調整済み)

認知症になっている人の割合(%) (日数)
歯がほとんどなく 義歯未使用
歯がほとんどなく 義歯使用
19歯以下
20歯以上
Yamamoto et al,,Psychosomatic Medicine.2012

歯がほとんどなく義歯を利用しない人
認知症発症リスク 20本以上歯が残っている人の 1.9

歯がほとんどないが義歯を利用する人
認知症発症リスク 4割抑制

日本歯科医師連盟

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