地方の違いでイタリアも食文化が違います。
そんな中で花巻の「イル・クオーレ」へ。トスカーナ料理をいただきます。
トスカーナは肉や魚介の宝庫。魚のスープ「ズッパ・ディ・ペッチェ」を。
にんにく・トマトで煮込むのがイタリア風だ。
続いてフィレンチェのミネストローネ。ここにささげを…というのはどちらかと言えばイタリアっぽいのですが。
実はトスカーナは豆料理も豊富なのだ。
最後は豚肉のロースト。ここでローズマリーを使う。
焼く~休むを何回も繰り返し、じゅわ~という肉。おいしそう!
次は菜園ヴィレッジの「ヴォラーレ」。ここではローマ(ラツィオ)料理を。
ラツィオといえばトリッパ。豚の胃をトマトで煮込んだこれもシンプルなもの。
仕上げはペコリーノチーズ。これがローマだ。
ペコリーノは羊の乳のチーズ。それとブカティーニ(穴あき太麺)パスタで。
具はサルシッチャ。これはソーセージの類。
さて、イタリアのパスタは600種類。その一部をめんこい横丁の「フレスキッシマ」でいただきましょう。
ここでは自家製手打ちの細麺(スパゲッティ)、太麺(フェットチーネ)、ショートパスタ(トロフィエ=ジェノヴァのリングイネ)が味わえる。
ジェノヴァソースとソーセージのトロフィエをいただく。これはおいしい。
フェットチーネはモッツアレラ(三谷牧場ジャージーで)でメランツァーネにして。
食後はやはりエスプレッソ、ティラミス。どちらも20年前に流行したものだが…イタリア食文化か根付いた証だろう。
今度はサルディーニャ料理。
これまた菜園の「イル・コンプレアンノ」。ここはオールカウンター。
島国・サルディーニャ。魚も肉もうまい。
羊のソーセージはフィノキオというディルに似た香草を添える。
サルディーニャの赤ワインも忘れずに。
次はパスタ。ここでカラスミのスパゲティーニを。さっぱりと…
サン・ピエトロのツナ漁に合わせてツナ料理を。カルロフォルテ風というもの。
魚にはやはりムニール・カタラットの白。
最後はピッツァ。とくればナポリ。北上の青柳町、「マウンティー」でいただきます。
世界的にイタリア料理のスタンダードはナポリが本場。
ピッツアは手延べ、薪窯焼きがナポリの常識。そしてDOCというトマト、モッツアレラを乗せたもので。
次はナポリを象徴する蛸の煮込み。ここではトマトを使わず、白ワインで煮込む。
だから蛸もやわらかいというわけ。
最後にナポリのパスタ。といえばボンゴレ。トマトを使えば「ロッソ」、使わないと「ビアンコ」となる。
イタリアンというと固定観念があるかもしれないが、実際イタリア料理の店でステーキなど注文すれば新たな世界が広がるだろう。
さて、これからEURO2012.FORZA!!ITARY
最新の画像もっと見る
最近の「岩手のネタ」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事