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ハルヒとお上を叱る三味線屋

「憂鬱かげふみ人」

この物語は、幕末の閉塞した江戸を舞台に三人の少女が勇敢にも悪に立ち向かう戦いのドラマである。

江戸の街に物騒な三味線弾き(波田陽区)が現れた。その男は元熊本藩士の櫻井と言い、熊本藩の改革派に加担していた。今の細川公に代替わりした際禄を没収されたことに腹を立て、ついに出奔。江戸に出てきたのだ。

「大老の井伊様、アメリカと通商条約結んだって言うじゃない?
でもあんた、それじゃアメリカに屈服して牛でもなんでも持ち込んでしまいますから!!
残念!!
アメリカの外圧で天皇陛下を無視したら、大変なことになりましたよ斬り!!」

そこにハルヒ(平野綾)たちが。京太郎(杉田智和)は櫻井を逮捕しようとするが、北町奉行所を斬る歌を歌わされると滅入ってしまう。
「あんた変な人ね。こんな人がほしかったのよ」
ハルヒは櫻井を気に入ってしまう。

熊本藩江戸下屋敷には江戸住まいの藩士岡本たちがいた。この藩士たちは代替わりとともに江戸住まいになった者たちである。
岡本は街で櫻井を見たということを皆に伝え、絶対に討ち果たしてみせると言う。
彼らを操る江戸家老の高木左近は、これを利用して櫻井討伐を藩命だと言い決起を呼びかけた。

戯作者の小雪(茅原実里)とみくる(後藤邑子)は櫻井のことを瓦版にする。
「櫻井陽太郎という三味線侍が江戸の街をお騒がせ」
その瓦版を岡本たちが強奪しようとする。そこに古泉太一が現れ、岡本たちは逃げる。
「あの侍、危険」
太一は侍を追いかけようとするが、熊本藩の屋敷の手前で見失う。

鶴屋(松岡由貴)と涼(桑谷夏子)を加えて作戦会議。
熊本藩に何かがあることは確か。そこで小雪に西洋の道具を作らせ、下屋敷に献上させるという作戦に出た。
鶴屋とみくるが先導役、京太郎が露払いを任されることになった。
小雪は携帯蒸し風呂を作り、それを高木に献上した。
ハルヒはその間に下屋敷の見取り図を作っていた。これで準備は万全。

岡本はついに櫻井討伐を決意する。夜、大通りで櫻井は岡本たちの夜襲に出くわす。
「おのれ・・・とうとう現れたか」
そして櫻井は切腹のふりをする。岡本たちはそれを見て櫻井に斬りかかるが、決定的な傷をつけることができない。
そこに京太郎たちが。岡本たちは逃走するが、その途中浜中という侍が血まみれになり京太郎にすがってくる。浜中は岡本に斬られたというのだ。
一方、櫻井はハルヒの隠れ家にいた。そこでハルヒに江戸屋敷の内情を話す。高木は自分の禄を奪った張本人、そして岡本と山口という藩士も同罪だというのだ。
ハルヒと鶴屋の介護の甲斐あって櫻井は一命を取り留める。そしてハルヒたちは熊本藩下屋敷へ乗り込むのであった。

数日後、櫻井は藩命により帰参がかなうことになった。京太郎と太一は品川まで同行し、旅立つ櫻井を見送った。
「拙者、お江戸に風のように現れた三味線侍でございます・・・」

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