大槻ケンヂの【リンダリンダラバーソール】を読んだ。
これは、1990年代始めの頃に巻き起こったバンドブームの思い出を
エッセイ風に語る小説だ。
言うまでも無く「リンダリンダ」は、ブルーハーツの名曲から、
「ラバーソール」は、ロック少年少女が履いていた分厚いゴム底の靴の事だ。
お祭り騒ぎにも似た当時の熱気、その後の寂しさを笑いと涙で包んだ
何処から何処までが実話なのか不明なエピソード満載だ。
当時を知る者には、懐かしいバンド名連発で「いたいた!」と思い出し、
ノスタルジーに浸るも良し。
が、そこは笑って泣けるオーケンワールドだ。
今の若い人が読んでも、絶対に面白いと思う。
バンドを語りながらも、これは上質な青春小説なのだ。
自分の行く末も分からず迷走しつつも、まっしぐらに生き、挫折する。
それでも、前に進むしかないロック魂!
「まだまだ、こんなモンで終わってたまるか!」
ラストシーンの鮮やかさに大感動だ!
オーケンのダメ人間に対する暖かい愛情に涙、涙だ。
オーケンよ、ありがとう!僕も、まだまだ頑張る!
これは、1990年代始めの頃に巻き起こったバンドブームの思い出を
エッセイ風に語る小説だ。
言うまでも無く「リンダリンダ」は、ブルーハーツの名曲から、
「ラバーソール」は、ロック少年少女が履いていた分厚いゴム底の靴の事だ。
お祭り騒ぎにも似た当時の熱気、その後の寂しさを笑いと涙で包んだ
何処から何処までが実話なのか不明なエピソード満載だ。
当時を知る者には、懐かしいバンド名連発で「いたいた!」と思い出し、
ノスタルジーに浸るも良し。
が、そこは笑って泣けるオーケンワールドだ。
今の若い人が読んでも、絶対に面白いと思う。
バンドを語りながらも、これは上質な青春小説なのだ。
自分の行く末も分からず迷走しつつも、まっしぐらに生き、挫折する。
それでも、前に進むしかないロック魂!
「まだまだ、こんなモンで終わってたまるか!」
ラストシーンの鮮やかさに大感動だ!
オーケンのダメ人間に対する暖かい愛情に涙、涙だ。
オーケンよ、ありがとう!僕も、まだまだ頑張る!