カンナからの風

沖縄県北部東海岸にある小さな1軒のホテルから

上る朝陽の中でたたずむ時間

2012-01-17 07:37:05 | 沖縄

今朝は、久しぶりに朝陽が輝いている。木々の間から上る朝陽の光が差し込んでくる気持ちの良い朝を迎えた。一つのイベントが無事に終えることができてホッと一息。朝陽を眺めていると心からさわやかな気持ちになれる。ボーっと空を眺めたり、海風にあたっていると仕事を忘れそうになる。

こんな環境こそが、リゾートだと思う。沖縄には、こんな自然に満ちた風景がたくさん残っている。この風景の中で、イメージをする。自然の中で、自分を見つめる時間は貴重な時間だと思う。東京で生活をしていた頃には考えられないこと。イメージすらできなかった。満員電車ですし詰め状態で会社に向かう毎日から考えると天国のような環境だと思う。

観光と言うと日本では、何かイベントやアクティブが無ければ観光ではないような感じがするが、この朝陽の中で過ごす時間こそ旅の醍醐味だと思う。何もしない・・と言うより自分を大切にするための時間。人生をイメージしたり、夢を考えたり・・・そんな時間を過ごすことも旅先だからできることだと思う。自然の中で、一人ぽつんといる。周りには誰もいない。静けさの中に聞こえてくる風の音、波の音、鳥のさえずり・・・朝陽の上る景色に包まれている自分。ゆっくりと流れる時間の中で、人生を考えてみると色んなものが見えてくる。うれしかったこと、哀しかったこと、失敗したこと、成功したこと。どこから、今の自分が始まったのか・・何をすればこの先自分の夢が果たせるのか・・・時に身を任せながら考えてみると湧き出てくるものがあるはず・・・。あわてないで・・・まだまだ可能性は残されている。70歳になって会社を興してもいいと思う。自分の人生は、自分だけのもの。ものさしは、ひとつじゃないと思う。

 


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