青空を見上げて―9・11のテロで逝った父へ Memories in life
By エミリー・アオヤマ
を読みました 感情移入し集中すること1時間あまり。声をあげて泣き続けました。。。。。
数ページ目から始終号泣ゆえ、バスタオルを首に巻いていました。そんな読書もあんまりないね
2003年に発刊されて話題となった本なので知ってはいたんだけど、読んだことありませんでした。
内容(「MARC」データベースより)
9.11のテロで父を失った著者。大好きだった父の遺志を継ぎ、今、娘は平和への小さな一歩を踏み出した-。9月11日の記憶、父の思い出、アメリカ創価大学での生活、平和への勇気などを綴る。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
アオヤマ,エミリー
1982年アメリカのテネシー州メンフィスで生まれる。2001年に起きた9.11のテロ事件で父の青山世磨氏を亡くす。2002年にアメリカ創価大学に入学。現在、2期生として在学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
今ウルバン先生の授業で、今ハワイに伝統的に根付いているHO'O PONO PONOという、平和的和解のための討議方法を紛争解決に応用する勉強をしています。
その和解方法は、①Experience (経験を語る) ②Apology (謝る) ③Promise(約束) のステップを、討議の中で必ず踏むことで、提起された問題に対して本来対峙するはずの相手と平和的に対話できるというもの。
(外交において、過去を認め、謝ることを第一にすることが平和的対話をする上で最も大切であることの一つの実例だね。日本は謝ることをなかなかできない外交をしてることがそもそも間違いなんだよ。。。と、心の叫び)
だから、イスラエル・パレスチナ問題を扱う私たちの授業に関して言えば、私はブッシュ政権・影の功労者であるウォルフォビッツ支持者の役を演じるため、
①では、9・11テロでの被害、心の傷を訴えます。
でも、一方的に被害者ぶるのではなく、②において、イラク戦争を施行したことで無実の人々の命を奪った事実に対して加害者であることを認め、お詫びをします。
そして③で、改善策、及び、間違った過去を繰り返さない約束、決意をします。
今回は①において経験を語る上で、より切実な思いを汲み取るために、遺族であるエミリーアオヤマの本を読むことにしました
急なテロで父親を失った彼女の悲しみが痛いほど伝わり、自分に置き換えて涙が尽きることがありませんでした。
今でも鮮明に思い出されるあのショッキングな映像。世界貿易センタービルに突っ込んだ飛行機。。。。
ニュースを見て、あれに自分の父親が乗っているとわかったら自分ならどうするだろう。爆発し、崩れ行くビルを見て、遠い空の上で父親を亡くしたら・・・?
テロリストを恨むだろうか。報復を心から願っただろうか。
エミリーは、テロによる父親の死を意味のあることと受け止め、その思いを受け継いで世界平和のために使命感をもって生きることを決意しています
そこに至るまでの彼女の心境の変化、使命感に立った心強い姿に感銘を受けました
繰り返され続ける戦争は、憎しみの連鎖から起こっている。でも、身内の命を奪われた人にしてみたら、その悲しみや苦しみが抑えられない怒りにつながることも理解できる。。。。そのような人々に、どのように変化を与えていけばいいのだろう。。。
真に平和な世界を創るのって、本当に途方もなく大変なことだと思う やっぱり教育しかないのかな。
てかだんだんレポートか何かのように長くなってきたからここで止めよっかな
ま、色々考えれてよかった
今後も思索してかなきゃ。
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話は変わって、今日はうちの末っ子、研人くんの15才のBIRTHDAY
けんちゃん(←と呼ぶと怒る 笑い)、今日は英検3級受かったそうで、かなり母が喜んでいました
よかったよかった おめでとうね
2コマに留学相談にのった遙香ちゃん、同じく3コマに話した奈緒美ちゃん、夢、叶うといいね
後輩の相談にのることって、結局自分が励まされてたり学んでたりすることが多い。忘れかけてるモチベーションを取り戻させていただける
我以外皆我が師
By吉川英治 ですね~