What's up?宮藤晃妃ブログ

ジャズシンガー宮藤晃妃のブログです。日々の生活の中で「あっ」って思ったこと楽しいことライブ最新情報をお届けします

7/28土 何かせずにはいられませんでした!!! 広島へ!

2018-08-04 | レジャー
7月28日(土)
広島県三原市本郷町へ土砂撤去のお手伝いに行ってきました。朝4時半に大阪市内を車で出発し8時過ぎには到着できました。


まず、今回の豪雨で被害に遭われた全ての方に
心からお見舞い申し上げます。
こうしてレポートすることが少しでも沢山の方の目に触れ、被災地へと目を向けて頂き、
今すぐにでも救済の手が必要な現地での土砂撤去作業のお手伝いや支援金・支援物資でのサポートしてくださるキッカケに.
そして突然多くの大切なものを奪われ辛い体験をされながらも頑張ってられる皆さんの心の支えに繋がりますように。

今回、私達の広島行きを知って関西から沢山の方に募金、物資でご支援頂き、応援を頂き、帰り着くまでずっと見守ってくださいました。
その温かさ、被災された方を思う愛情、
本当に心強く、現地の方々にも物資とともにしっかりと皆さんの愛を伝えて参りました!
本当に本当にありがとうございました!


そして 私を広島へと連れて行ってくださった
寺西直美(ローリー)さん。
彼女の勇気と大きな愛に心から感謝します!

ローリーさんは関西でも稀有な匠のギタリスト村山義光さんのマネージャーさん。いつもライブでお世話になっている方です。 彼女は、
豪雨の後すぐに、先陣切ってたった独りで車を走らせ広島へと救済に行かれました。その勇気、友愛に心から尊敬し感謝しています。
今回も車出してくださりずっと運転して、私の安全まで気遣ってくださりとても心強かったのです。



今回広島でのボランティア活動をお世話くださったのは地元の鈴木健吾さん。
ご自身も被災されながら、奥様の美子さんと共に行政やメディアに取り上げてもらいにくいような
ローカルな場所だったり、一軒家、小さな集落。危険地域に指定され、行政の手が入らずに後回しにされ困っているお家などを、
優先してご自身で見つけだし、毎日毎日 仕事もされながら土砂撤去作業や被災された方の救済に回ってられるんです。
他方からボランティアに来る人達にも作業場所を振り分けてくださるセンター的な役目もされ、おかげで私もローリーさん共に迷うことなくお手伝いができました。
鈴木ご夫妻にも感謝と毎日来る日も来る日も作業に奮闘されるお姿、尊敬するばかりです。


7/28の時点では、広島県呉市などはまだ断水が続いてると聞きましたが伺った三原市本郷町は水道出ます。けど飲める水、体を洗える水ではなかったのです。
町も、一見すると普通。何もなかったかのようにコンビニもスーパーも稼働しているし、レストランなども営業してる。
でも外壁や所々には泥、浸水の爪跡が変色して残っている。あるお家の前にはアップライトピアノが 上から下までひどい泥だらけで悲しそうに外に放置されているのを見て、涙がでました。



今回お手伝いに伺ったお宅は危険区域に指定されていて行政は入ってくれない。そこへ民間の
鈴木さん(私達)グループとこちらも地元で被災されながらも熱い想いで救済に走り回ってくださってる宮田直美さんグループが入り撤去作業にご尽力されていました。

私は蔵の中に入り込んだ土砂を10人ほどがそれぞれスコップでかき出し一輪車で運び出す。
朝9時頃から15時過ぎまでひたすら見えてこない底を目指してかき出し作業。
途中、熱中症にならないよう宮田さんや鈴木さんが気を配ってペースを教えてくれます。15分作業して15分休憩して。これを繰り返します。
暑さでスコップ1、2回振るとすぐに顔から全身から滝のような汗。 ここにおられる方はこれを毎日。上の方の土砂は、乾いていて固くなっててそれもキツイですが、掘り進んでいくと今度は元々流れ込んでた水が溢れてきて泥沼化してきて、、そうなると掘っても掘っても減らない底の見えない作業に変わります。
モチベーションが下がらないようにただただ無心で掻き出す。辛い。体全身が痛み出す。 汗。 熱。
ここで暮らす方はこの作業を毎日毎日。本当に辛く先の見えない心折れる作業です。
失くしたものがあまりにも多すぎて、、、、

「情けないわ、、」
ふと呟くこのお家のご主人さん。
ただ呆然と立ち尽くし、家を眺め、そしてまた作業に戻り、また眺め立ち尽くすしかないお父さん、、、
その後ろ姿が恐ろしく現実として心に刺さり、
涙が止まりませんでした。

大きな被害を受けた広島、岡山、愛媛。
手が足りていないところ沢山。

どうかどうかみなさま、
同じ日本に住む者として、御近所の者として、助け合い励まし合いましょう。
未来ある子供達に人間愛を見せてあげたい。
人間だからこそ助け合えるんだってこと感じてもらいたいです。

文章、うまく書けなくてこれ以上続けたら伝えたいこといっぱいでどんどん長くなり、みんな読むのに疲れてやめちゃうんぢゃないかと思うのでこの辺で。
とにかく目を向けて、考えてみてください。そして出来る人が、出来る事を。そっから何かが起こるはずです

また日を見つけて必ずお手伝いに伺います!
その時はひとり、ふたり、5人、10人と関西有志の方沢山で応援に行けますように!

今、ひとりでも多くの手が必要です!
────────────────
⚠️支援物資やボランティア希望やお問い合わせは
『株式会社鈴木』まで…
所在地 〒729-0419 広島県三原市南方1丁目 1-10
TEL 0848-86-3043
FAX 0848-86-3044
代表取締役 鈴木 健吾さん
‭携帯 は 080-1921-4236‬ まで
(お昼間は作業されています。
きちんと電話番号表示に設定され、留守番電話などに残されると後でご連絡くださいます)
宜しくお願い致します

ひとつ注意事項です。
現地で耳にしたのですが、ボランティアに来てくださりありがたいのですが、必要な持ち物持たずに来たり、迎えや泊まる宿の手配を現地の人に頼んだり、そんなの違うと思うんです。 お手伝いしに行かれる際は、やはり危険が伴う可能性のある所へ自己責任で行くという自覚を持って、全て自前でされてください。
現地で救済の手を必要とされてる方々のお手を煩わせては何にもならないと思うんです。

最後になりましたが、第1回目、私の見てきた事を撮った画像、ローリーさんが撮ってくれたビデオです。
泥に埋もれてた大切な思い出の品を川で洗う
みんなで土砂をかき出す
山からの土砂がお家を埋めてしまった

コミュニティーセンターではお薬の支給や被災者登録などの受付が。 地元の方から洗濯機無料貸し出しも。


自衛隊さんが仮設の銭湯をご用意下さってました。
お水出ない間はほんとありがたいですよね。



京都からも! なんか嬉しい(京都出身者)
往路の高速では姫路の自衛隊トラックにも会いました。全国から交代で来られてます。ご苦労様です!

コミセン内では、支援物資を自由に使えるように並べてありました。

お水の支給

作業に伺ったお家のお庭にブルーベリーがたわわに実っていました。でもこの大きなブルーベリーの木も、最初は土砂に詰まってしまってたんです!
よくぞ頑張って耐えてたんだね、、、食べるとあまーーーい! 「いっぱい食べてってー」ってお父さんが言ってくれたからみんなでいっぱい頂きました憩いのブルーベリーでした



今回 伺った行程をローリーさんがまとめてくださいました。もし、ボランティアに行かれる方の今後のご参考になれば。
<7/28土曜日 日帰り>
4時半 大阪出発

広島県三原駅 8時頃 集合 本郷町北方の被災地へ

作業開始 9時半頃〜12時

12時〜13時お昼休憩

再開 13時〜15時半頃 作業

その後、翌日に迫る台風12号の対策として
シートなどでむき出しの家内を補強。
16時過ぎ 撤収

持ち物(皆さん、現地の方のお手を煩わせないよう、
必ずご持参ください!)

厚手のゴム手袋
薄手の布手袋(ゴム手袋の中に着ける。汗びしょなるから)
タオル3〜4本…汗拭き用 (凍らせたのも良い!)
帽子 ゴーグル(でも汗でくもる)
水 2リットルくらい(経口補水液(OS-1)を絶対オススメします!高いけど、急激に汗をかくので、スポーツドリンクよりもカリウムなどの含有量が多く、吸収の早い経口補水液)
お昼用ご飯 (おにぎりとか)
長靴 長袖シャツ 長ズボン


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