♪あきこの小部屋♪

音楽のこと、仲間の事、私自身のこと・・・。

My Love

2006-04-24 | Weblog
お昼寝が大好き。

真夜中のお散歩が大好き。

かつおぶしが大好き。

ふわふわの毛布や洗い立てのシーツが大好き。



カワイイカワイイ私の相棒が今朝逝ってしまった。
気が強くてわがままで、なのに怖がりで。
顔も性格も私にそっくりだった。


18年前のゴールデンウイークに、生後一ヶ月で我が家にやってきてから私達はいつも一緒だった。
毎日ケンカしてお喋りして、夜は私のお布団で一緒に眠った。

言葉が話せなくても、想い合っていれば気持ちは通じる。
練習がうまく行かない時、結果が出なくてツライ時、恋に破れた時、私の顔を舐めて励ましてくれた。


18歳。
人間でいうと103歳だ。

この春、私がようやく前に歩き始めたことを見届けて安心したのかもしれない。
最後の場所は、彼女が1番好きだった部屋だった。

私のピアノの下で家族みんなに見送られて、最後の時を迎えた。


私達がどんなに二人で一つでも、私はまだまだ生きなければいけない。
彼女が生を全うしたように、私も頑張って生きなければ。


私の心の中に数え切れないほどの思い出残して、ミューはいつも空から見守っていてくれている。

オーディション★

2006-04-22 | Weblog
今日は院2の先輩方の、コンチェルトオーディションの日です
もう、終わってるハズ・・・

聴きに行きたかったんだけど、来週の授業の準備のため家で健闘を祈っていました。
少し前までは器楽&作曲専攻だけだったけど、今は歌科も受けられるんやねー♪ いい事だ
来年は自分の番です 
実はもう曲は決めてるんだけど(笑) 先生に却下されないようにしっかり力をつけておかなければ

さて、昨日から伴奏法の授業も始まりました
今年は年間通して【美しき水車小屋の娘】【リーダークライスOp.39】あとは、シュトラウスの作品からいくつか取り上げることになりました。
もうワクワクです
私は水車小屋の13曲目以降を担当していて、昨日は弾かなかったので来週いよいよレッスンですねー♪

2時間ぶっ通しなので、みっちり勉強できます 楽しいよ
つっこまれても大丈夫なように、しっかり準備していこう

自己投資!

2006-04-18 | Weblog
今日レッスンで先生に言われました

“35までは自己投資を惜しまず、将来のために自分を磨きなさい
何のことかというと、2年に1度ドイツで行われるリートの夏期講習☆

H.ドイチュ先生とかD.ヘンシェル先生とか、普通習いたくても習えない人のレッスンが受けられる

それなりのお金がいるので今年は見送ろうかと悩んでいたんだけど、大学からも交通費ぐらいは援助があるしなぁ・・・

将来その道でやりたい分野だからなおさら、先生の言葉で心がグラついてしまった。。

やっぱり行きたいなぁぁぁ

しばしのお別れ・・・。

2006-04-16 | Weblog
今週ウィーンへ旅立つ友と、彼を支えている多くの方々に向けて演奏してきました

ティーパーティー形式のミニコンサートということでしたが、リート・アリア・カンツォーネ・・・etc20~30分の内容☆
明らかにミニじゃないよね・・・(汗)と苦笑いのKちゃんでした

でも今日は、とにかく楽しく明るく演奏して、元気に旅立って欲しかったので、お客様にも満足して頂けて良い本番だったと思います

本人には言いませんでしたが、最後に演奏した“An die Musik”はなかなか良かった!!
私は弾きながら少しウルっときました 

人の温かさをちゃんと受け止められる人ですから、みなさんの気持ちに答えようと、必ず努力するでしょう。
そんな歌手と出会えた幸せを、また胸いっぱいに感じた一日でした

帰り際、いつもの本番の後と同じように彼と握手をしました。
彼も私と同じであったなら、これまでの感謝の気持ちとまた逢う時までの健闘をこめた、温かい握手でした


余談・・・
オクサマのMちゃんと、今日は少しお話できました
今日は頭に花がついてなくて、初めオクサマだとわからなかったんだけど(ゴメンね・・・) 
とてもかわいくてステキな女性でした
日本に帰ってきたら、一緒に御飯食べに行こうねー!!
 
二人とも、身体にだけは気を付けて元気にいってらっしゃ~い☆

太陽

2006-04-16 | Weblog
私を支えている二人の歌手がいる

一人はやさしくて居心地が良くて、一緒にいるだけでいつも笑顔にさせてくれる【お日さま】のような人だ
性格も良く似ていて、聞かなくても何に悩んでるのか、だいたい想像できた

もう一人は普段は何考えてるかよくわからなかった。
だけど、私にファンタジーを与える力は絶大だった
恐くて前に進めなくなった時、やさしく抱きしめて進むべき方向をしめしてくれる【月】のような人だった

私の名前の一字は、その二つの文字から成っている。
だから、いつも二人が誇れるピアニストでいたいと思ってきた

明日、私の太陽と久しぶりの本番です
相変わらず、ほとんど合わせいらずだった(笑)
けど、彼とカンツォーネをやるのは多分初めてだ(爆)

20日には日本を発って、ウィーンで新生活を始めるようだけど、心から共演を楽しんで来たいと思います

楽曲分析♪

2006-04-12 | Weblog
たしか、学部の時に習ったような・・・

先生は、当然わかってるものとして説明してたけど、私にとっては懐かしい言葉が飛び交う、今日の授業でした

【ドッペルドミナント】とか、【半音階的転調】とか・・・(笑)
和音記号は、なんのことだか思い出すのに一苦労。。

属七は覚えてるけど、属九なんてあったっけ


そんな遥か昔の記憶をたどって、来週までに曲を分析していかなければいけません
課題はインヴェンションの6番。もちろん演奏付きで

ふぅ~~・・・

学生モード

2006-04-11 | Weblog
未だ5年のブランクが埋められず・・・
ピアノのことじゃないですよ!! “テンション”がです

ガイダンスやら合わせやらで、ボチボチ大学に行き始めてるんですが、パウゼの雰囲気に圧倒される感じが抜けません(笑)

だって、会話が若いもん
近くから聞こえて来る学生さんの会話に
「そんなことじゃ、生きていけへんでー!!」
と思ってしまうところに、あー大人になったわ・・・と年齢の差を痛感しますね

さてさてそんなことを言っていても、明日から授業は始まるんです 
初っ端から【ピアノ曲分析】という90分が長そうな授業ですね
しかも3人なので気が抜けないです

本番と授業の準備で大変ですが、早くペースを掴みたいです


ざわざわ・・・

2006-04-08 | Weblog
ここ数日、ずっと心が落ち着かない。

イライラしたり悲しくなったり・・・。 
昨日はお布団に入ってから涙が止まらなくなって、明け方近くまで眠れなかった。

原因はわかっている。
聞きたいことも言いたいことも山積みのまま、心の奥に鍵をかけていた想い。
春の訪れと共に、その鍵が空いてしまった。

実は私は恐かった。四月が来るのが。
笑顔を作れる自信がなかったから。
このまま夏がきて、秋がきて、冬になるのだろうか。

またいつものように、煙に巻かれたようにかき消されてしまうのだろうか。

あの人がなかったことにしたいのは、どこからどこまでの時間なのだろう・・・。

Zueignung

2006-04-06 | Weblog
今日、シュトラウスの献呈の楽譜をもらった
バリトンの伴奏で、As Durに移調してあった

だけど・・・ピアノの最低音はAですよー
最後の左手のオクターブの音、鍵盤足りません(笑)

ということで、アイデア募集中

人生の嵐♪

2006-04-05 | Weblog
来月の演奏会で連弾する、シューベルトの曲です

とってもいい曲なんだけどさ・・・。
難しいのさ
シューベルトなんて、みんなそれ程弾いてないしねぇ

ひとつの場所に留まることなく彷徨い続けているような音楽が、彼の人生とリンクして私は好きなんだけど

moll→Durへの平行調への転調なんて、どんな作曲家の曲にだって出てくるけど、シューベルトほど美しい転調はない!といつも思います
天国からの光が射してくるみたいな

イメージとしては“フランダースの犬”の最後に、ネロとパトラッシュが天国に昇っていく感じ

ぜひこの世のものとは思えないような音で弾きたいですねー
それこそ、聴いている人に希望を感じてもらえるような演奏をしたいです

今日はシューベルトの合わせをしてきたので、私なりのシューベルト論を少しだけ書きました
                 おしまい