檸檬水

詩・短歌・その他文章

透明な朝の祈り

2007-07-19 14:06:06 | 
予定外の短い命でごめんなさい

本当はもっと隣に居たかったのだけど


どうしてもあなたに伝えたいことがあるので

こうして光のはしごを降りてきました


どんなに辛くともまた恋をしてください

誰かを想うあなたの横顔がとてもとても好きでした

いつも背伸びしてばかりだったけれど

私は 幸せでした


数々の困難と痛みに襲われたことでしょう

私のために無くした夢もあったでしょう

ほんの僅かな日々だったけれど 心を繋ぎ合ったこと

私は 幸せでした


誰かを愛するあなたの傍で

透明な私は涙を流すでしょう

でもそんなあなただからこそ私は惚れたのです

誰かを愛し果てるあなたの美しい顔を

見守りながら迎える眩しい朝に


あなたの幸せを そっとそっと祈ります

幸せをくれた あなたのために

君へのprologue

2007-07-16 08:44:44 | 
登る朝陽が別れを告げる

目の前に続く新しい道

どんな場所にでも会いに行くと

君ではなく私への誓い

行こう 未練を抱えぬうちに

ここに望む未来はないから


闇と影の向こう側 見えぬ扉がそこにある


散らばった未知の破片に

どんな歴史を刻んでいこう

星空の秩序が教える 世界の彼方の道標

戸惑いも迷いもいらない

きっと会えると信じてるから


今日も私は牙を研ぐ

同じ刃を持つ君に いつか辿り着くために
 






そして君を―――――――――

短歌072

2007-07-06 12:59:05 | 短歌
はじめから好かれぬ事を前提とせず生きるのは苦しいだろう

短歌071

2007-06-29 22:15:27 | 短歌
「寂しい」と湯船で泣いたあの夜もきっとかわいい思い出なんだ

天へ

2007-06-29 22:14:07 | 
灰から涙は生まれない

骸から声は紡げない

焼かれた体 昇る魂

彼らにどうか嵐無き航路を


瞼の裏の面影に 思いが果てなく募るなら


絶えずその名前を叫べ

狂おしき歌を虚空に唄え

強き道を天へ導くために

惑うことなく歩けるように


空と地を縫うように立つ

私達にただひとつ出来る事

information(はじめに)

2007-06-26 17:59:41 | information(はじめに)
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