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やみ鍋茶寮 大泉別館

一応、映画紹介ですが、筆者の好きな映画だけを筆者の好きなように切り倒しております。ネタバレ上等って感じなので、ご容赦を。

大予言 復活の巨神

2006年09月04日 16時57分41秒 | Weblog
いやぁすごい映画を見てしまいました。
gooにも載ってないですよ。

東映チャンネルで見ました。

”怖いもの見たさ”センサーがバリバリ反応です。

1992年の作品で、バンダイビジュアルが製作しています。
もしかして、これで・・・(あぁ以下略)

この作品は、何気に坂上忍だの、大杉蓮だのが出演していて侮れません。
が、演出がすごくてびっくりです。

内容は、坂上忍の彼女は社長令嬢でさる御曹司との政略結婚が決まっているが、二人は愛し合っていた。

二人が隠れてデートの途中、ものすごい目立つ(クリムゾン・リバー2の黒いマントの男の赤版)人達と、拳銃をバンバン撃ちまくる大杉蓮の一団に襲われる。

大杉蓮の一団は、逃げ遅れたクリムゾン・リバーな人を撃ち殺し
「裏切り者め!」とはき捨て、坂上忍の彼女を連れ去った。

ぼこられた坂上忍は通りかかったバイカーに助けられ、彼らと一緒に彼女を救いに行く事に。
見ず知らずの人のそんなディープな内容によう首を突っ込むなぁなんて思いながら見ていると・・・

大杉蓮の雇い主、加納竜が彼女に求婚しています。
そして、どこからか現れるクリムゾン・リバーたち。

と・・・加納竜と一緒にいる、彼女の母と名乗る女性がいきなり幽体離脱してクリムゾン・リバーをやっつけてしまいます。

さらに加納竜とダンスして、空中を飛び、あなたは私の息子なのよ!ってのたまいだすのです。

実は、宇宙のかなたに存在するレクトリウス星は、700年前に滅び、そのモズ一族の若き王、その母、さらに大巨神を復活させる皇帝レナ姫の魂も人間に入り込んでおり、時をまっていたのでした。
機が熟せば、一緒に持ち込んだ大巨神を復活させ、地球を支配する計画なのでした。
で、それを坂上忍達は阻止できるか!っていうのがストーリー

中身は戦隊モノとかそんな感じ。
加納竜さんも被ってるし塗ってるし。(もちろん、お母さん役の方も)

加納竜とかそのお母さんとかは良いんですが、坂上忍の彼女が・・・
彼女がレナ姫の魂を宿しているんですが、レナ姫に変身・・・すると、原型がわかりません。

さらに、大杉蓮はいつの間にかいなくなるし。

アクションシーンはJAC(現JAE)が担当しているので、サービス満点です。車の屋根に、まるで、中国雑技団の大人数自転車のり芸みたいな状態で乗っかってカーチェイスとかやっています。

汐路章さんもきっちり出演されていて、東映東京って感じなんですが
深作欣二監督の「里見八犬伝」とか「宇宙からのメッセージ」なんかが
激しく激しく思い出されてしまいます。
クルミとか出てこないですが。