エレファントカシマシLIVE@ダイアモンドホール

エレカシのライブに行くのは、アルバム『Good Morning』のツアー以来。
いつだったけ・・・と調べてみたら、なんと2000年5月だった。
8年も前だったとは！
当時一緒に行った妹がギターピックをゲットして興奮していたのも懐かしい思ひ出・・・。
時が経つのは早いもんだ。

シングルヒットを飛ばしていた所謂「ブーム」の時期を過ぎてから、エレカシは6～7枚アルバムを出しているんやけど、その間レコード会社との契約が切れたり、いろいろ葛藤やジレンマなどがあったようだ。
でも、今作は力を抜いて作ったアルバムだということで、確かに落ち着いた素直な曲が多い。

だからなのか、注目を浴びているみたいで、ライブチケットも完売。
私のチケットも1100番台！
後ろの端っこのほうで、ひっそり見ていたよ。

若干遅れてスタート。

1曲目は『Dead or Alive』。
少し前のアルバムの曲で、ライブで演るのは珍しい曲のようだ。
その次は
『今はここが真ん中さ!』
『さよならパーティー』
と新作の曲を続けて。

しばらく新作からの曲が続くのかと思いきや、
『四月の風』
そして
『風に吹かれて』。
嬉しい！
「四月の風」は高1の頃によく聴いてたなあ（もう12年も前のことだ・・・）。
それにしても、序盤で昔の代表曲やるとは！

次に『翳り行く部屋』
荒井由美時代のユーミンのカバー 。
新作に収録されているのだが、他人の曲とは思えないほど、エレカシのものになっていて凄く良い。

『リッスントゥザミュージック』
『こうして部屋で寝ころんでるとまるで死ぬのを待ってるみたい』
『Starting Over』
と新作からの曲が続き、
ライブでやっていない曲を、ということで少し前のアルバムに収録されている
『風』
をはさみ、
『笑顔の未来へ』
『悲しみの果て』
『Flyer』
と新作からの曲。

そして、盛り上がってきた頃に
『ガストロンジャー』。
これ、8年前のライブでも聴いたよな～としみじみしていたら、会場が最高潮の盛り上がりを見せていた。
この頃の曲、みんな知ってるんだ？とびっくり。
その後に演奏されたシングル曲
『俺たちの明日』（ウコンの力のCM曲）
『桜の花、舞い上がる道を』（最新シングル）
よりもガストロンジャーは盛り上がっていた。

本編終了し、アンコールは
『So Many People』。
シングル曲だけど、そんなに印象の強い曲ではないので、意外だった。
個人的には『戦う男』とか聴きたかったなあ。

で、アンコールは1曲のみで終了。
ちと寂し。
会場にはさらなるアンコールを求める人がたくさん残っていたけど、場内アナウンスが流れたので、帰ってきた。
それでも残ってる人がたくさんいたのは、すごいと思った。
熱狂的なファンが多いのかしら？
そういえば、男の人が多かった。
年配の人もけっこういたなあ。

ツアー初日ということで、まだこなれていないというか、よく言えば初々しい（？）感じではあったけれど、久しぶりにみる宮本率いるエレカシはやはりカッコよかった。
本編も短かったから、もうちょっと聴きたかったな、って思ったけどね。
また何年か後にはライブ見に行きたいもんです。

新作のアルバムは、しみじみとなる良い曲が多いのでオススメ。
その後に出たシングル『桜の花、舞い上がる道を』はアルバムに収録されていないけれど、珠玉の一曲。（だって宮本が桜をテーマに歌うなんて！）
こちらも強くオススメしたい。

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