過日、報道で音楽家 ”ポール・モーリアさん” が逝去されてことを知り
とてもショックを受けました。
粋でおしゃれで清潔感の漂っていたポール・モールアさん
特に日本にはファンの方も多くあのメロディ
を知らない人はいないのでは?
”オリーブの首飾り” です。
昨年の11月、
神戸国際会館ホールで ”ポールモーリア・グランドオーケストラ”公演
を聴きに行きましたが、私の知る!?楽団演奏とは一変していたので
少し残念な思いをしたものでした。
ムード音楽というイメージの期待が外れ
指揮者が変わられると演奏がこうも違うんだと実感しました。
生のポールモーリアさん・サウンドがもう聴けないのはとても残念ですが、
数々の優しいメロディには今も心癒されています。
先日の11/6・8・9 大阪フェスティバルホール公演の
高橋真梨子さんコンサートに通わせていただきました。
公演中メンバーさん紹介時に毎回恒例になっている万照さんの
パフォーマンス!
マジック披露でのBGM "オリーブノ首飾り"
客席はメロディに合わせていつも楽しく愉快に手拍子するのですが
私はこの3日間手拍子は辛かったです。
訃報を知った直後でもあり思いが込み上げてきました。
コンサート会場がフェスティバルホールでなければ又思いも違ったかも?
'70年代、'80年代 ”ポールモーリア・オーケストラ”を聴きに
この大阪フェティバルホールに通い続けたこと、
それに幸運にも毎回、前席中央辺りで直ぐ目の前で拝見
ピアノ演奏、指揮されていた素敵なポール・モーリアさんが
懐しく思い出されて、、、
又、自身の歩んでいたその時代のことも交差してです。
ちょっと感傷的なひと時もあった真梨子さんコンサート大阪3日間でした。
”恋はみずいろ” ”エーゲ海の真珠” ”涙のトッカータ”
”蒼いノクターン” ”シバの女王” ”口笛の鳴る丘”
”ゴッドファーザー 愛のテーマ” ”コンドルは飛んで行く”
”花のサンフランシスコ” ”真珠とり”
他、好きな曲はつきません。
ペドロ&カプリシャス・コレクショウンCDで始めて
高橋真梨子さんの ”シバの女王”を聴いた時は涙が止まらなかったです。
衝撃二乗でした。大変失礼なことですが
「どうしてそんなに上手に歌えるのですか???」何故かそれだけで涙です。
今も時折聴くのですが胸が熱くなるのは変わらずです。
”シバの女王” がいつの日かの真梨子さんコンサートでの
リクエストに挙がればと願っています
”ゴッドファーザー・愛のテーマ” ”花のサンフランシスコ” も
心に沁みてきます。
ポール・モーリアさんの思いに耽っていて、結果行き着く処は
高橋真梨子さんだったことに、今改めて自身を知ることとなりました。