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日本共産党 藍住町議会議員 林茂の宅配便

中国外務省の趙立堅副報道局長は、東京電力福島第1原発の処理水について、麻生太郎財務相の「飲んでも何てことはないそうだ」との発言を踏まえ、「飲めるというなら飲んでみてほしい」と述べました。

原発処理水の説明資料修正へ 「ゆるキャラ化」で批判―復興庁

2021年04月14日18時24分

復興庁の角野然生統括官は14日の参院資源エネルギー調査会で、東京電力福島第1原発から出る処理水の安全性をPRする同庁のチラシと動画で、放射性物質トリチウムを「ゆるキャラ化」した表現があるとの批判が出ていることを受け、修正を検討する考えを示した。共産党の山添拓氏への答弁。

角野統括官は「幅広い国民が関心を持ち、正しい情報を知ってもらうため、イラストを用いた」と釈明した上で、「適切に見直しをすることが大変重要」と述べた。作成費用が数百万円であることも明らかにした。

 チラシと動画は「ALPS処理水について知ってほしい3つのこと」とのタイトルで13日に公開された。「トリチウムの健康への影響は心配ありません」として、体内に入っても蓄積されずに水と一緒に排出されることなどを説明。キャラクター化したトリチウムが水と一緒に人間の体から排出される様子がイラストとして描かれていた。





山添議員

山添議員 ゆるキャラ







しんぶん赤旗 2021年4月15日(木)

きょうの潮流

 「潮目の海」と呼ばれます。親潮の寒流と黒潮の暖流がぶつかりあう福島県沖。そこは、さまざまな魚種がとれる絶好の漁場として知られてきました
▼豊かな海の幸を代々にわたって食卓にもたらしてくれた漁師たち。彼らはいま、死活にかかわる問題に直面しています。原発事故でタンクにためている放射能汚染水を“宝の海”に流すことを決めた政府によって
▼「漁業者の理解なしには絶対流さないと確約していたのに、それを破棄するのは一国の総理がやるべきことではない」。長く漁師を続けてきた男性は憤りをあらわにしました。10年たって、やっと、これから本格的な操業に移り、震災前の状態に戻していこうと気持ちを固めた矢先でした
▼この10年間、福島の漁業関係者は風評をぬぐうために努力を重ねてきました。試験操業と検査を何度もくり返し、安心・安全をアピール。水俣病の語り部に学んだり、各地の販売イベントに出かけたりもしました
▼約束破りの一方的な決め方は福島だけでなく、国内外で抗議と批判をひろげています。いくら「薄めて流す」といわれても、政府や東電のいう安全性や対策は信用できない。これまでの不実な態度がそうさせているのでしょう
▼沖縄でもそうですが、首相の「寄り添う」という言葉がいかに裏腹か。住民の切なる声を軽んじる感覚だから、汚染水に含まれる放射性物質のトリチウムを復興庁がゆるキャラにしてしまう。潮目には情勢が変わる境目の意味も。まさにそのときの政治です。



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