党首討論で私が聞いたのは「国民の命を危険にさらしてまで五輪を開催する理由の説明を」ということだった。
首相答弁は論理的に2つしかあり得ない。
「五輪開催でリスクは拡大しない」と言い張る。
「五輪開催はリスクを上回るベネフィットがある」と説明する。
どちらもできなかったということです。
志位和夫委員長
東京新聞
◆怒りを込めて問い直すも…
「答えていない。聞きたいのは、命をリスクにさらしてまで五輪を開催する理由だ」。共産党の志位和夫委員長は、怒気を強めて首相に問い直した。
五輪を開催すれば観客の移動や関連イベントで、全国的に人の流れが増える。必然的に感染拡大の恐れは高まる。志位氏はこう指摘し、それでも五輪を開く理由をただしたが、首相が「(関連イベントなどを)全て行うかどうか決まっていない」とかわしたからだ。
首相は再質問にも「国民の命と安全を守れなくなったら(五輪を)やれないのは当然だ」と論点をずらした。
東京新聞
志位和夫委員長
joc