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日本共産党 藍住町議会議員 林茂の宅配便

藍住町議会議員定数2人増加、定数を何故増やすのか

   藍住町議会は20日の定例本会議で、定数16から18に増やす条例改正案を賛成多数で可決し、来年2月28日の任期満了に伴う時期町議選挙から適用します。   (採決は賛成7反対6)  定数を増やすのは全国でも異例といわれています。
 賛成討論は、林茂議員、西岡恵子議員、安芸広志議員の3議員が行った。


藍住町議会議員の定数を定める条例の一部を改正する議案、定数16人を18人に改めることについて       林 茂議員の賛成討論

 議員定数は20人から平成20年2月の町議選挙から4人削減し定数16人になりました。
 定数削減の大きな理由は、町財政が厳しいからでした。
 議会改革調査特別委員会は、行政と議会の二元代表制のもとで、議会の果たす役割と住民の代表にふさわしい議会にするために審議を始めたのにもかかわらず、一部の議員からさらに議員定数を削減する提案が出されました。これ以上の削減は、行政を監視する役目や住民に変わって様々な提案をする役割が果たせなくなります。

 現在、税収も人口も大きく伸びていますので、定数を減らす理由は全くありません。
 一般会計歳入歳出決算書は平成20年度と平成30年度との対比で見てみますと、歳入では86億円から130億円と50億円の増加。平成30年度は文化ホールの建設事業費が含まれています。なお平成29年度の歳入は116億円。

 自主財源である町民税の税収は39億1372万円から41億7797万円と2億6425万円と大きく税収が増えています。
藍住町は50億円使って、立派な文化ホールを建てる財政力もできました。

 新しい転入者が藍住町の人口増加の牽引車となっています。人口はこの間2000人増えました。
上勝町の人口1600人、議員定数8人の町が、藍住町内に転入したことになります。
新しい人達が増えると言うことは、さらに多種多様な意見を持っている人が増えることです。

 その方たちの意見や要望を町政に反映させる役割が議会にあります。
定数2人を増やすことで、削減前の定数に近づけ、女性や若者達にも門戸を広げて行くことができます。
 各常任委員会の定数も増やすことで審議も活発化されます。

 議会は行政の監視役です。今回、理事者からし尿くみ取り、浄化槽処理手数料の2割負担増の提案が突然出 されてきましたが、町民の立場に立つならば、条例提案を撤回させる以外にないと判断しました。
 今までの議会で、町長提案の条例改正案を撤回させたことはありませんでした。
 私ども議員は、住民から選ばれた代表としての自覚を持ち真剣に議会活動を行っています。

 今、藍住町議会では、飲酒運転で摘発、介護報酬の不正受給、飲酒運転をかばう余り全員協議会を開催する議長に対して不信任案を提出するぞと議長を恫喝するなど、およそ社会的常識では考えられないひどい町議会でした。町民の皆さんの議会に対する批判は真摯に受け止め森彪議長は議会の中、対外的な集会でも、ことの真相と謝罪を繰り返し行ってきました。私たちは、再びこのような不祥事を起こさない議会づくりを目指し、政治倫理条例を守り、真の議会改革に邁進しています。
 
 私利私欲を捨て地域の皆さんの要望や願いを議会へ届ける議員が増えることは、地域と議員を結ぶ絆がより深まり、ひいては藍住町の発展につながると私たちは確信しています。
   
 以上の理由から議員定数2人を増やすことに賛成いたします。


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