愛犬『 BUZZ 』と愉快な仲間たち!

室内犬を初めて飼う私と、そこに付き合わされた、家族の
奮闘記であります。

第221話 11月14日 (水)《 いよいよスタ-ト忘年会 》

2007-11-25 19:06:35 | Weblog
今日から、忘年会が、始まった!!ええっ、そんな話はいいから、
母猿は、どうなったんや ? てですか?
では、リクエストにお答えして、
《 母猿の話 ② 》
親分には、家族がいる、愛人の話は、ややこしくするので、飛ば
して、本妻猿の間に跡取り、男の子が生まれた。この群れを、継い
でいけるかは、後の事としても、待望の赤ちゃんである。その子供
猿の色が、真っ白と言うから、正しく猿番、ジャングル大帝である。
小猿は、順調に、腕白に育っていった。親分ももう戦いは、挑んで
来ないだろうと安心している頃、悲劇は起こる。突然、アウトロ-
は、母猿の前に現れて、白猿《レオ》を連れ去るのである。すいま
せん、レオは、私がつけました(以下レオと云う)そして、親分の
前に、レオを抱いて、現れるのである。親分は勿論怒るのだが、
レオを人質に取られているため、手出しができない。
アウトロ-は、ざまあみろとレオを振り回す。親分は、どうしよう
も出来ず、また子分達も、手が出せず、威嚇しあうばかりである。
そんな中、母猿が、アウトロ-の前に、立ちはだかる。決して強引
ではなく、優しい仕草で、返して下さいと近づいていく。反対の手
で、叩かれても叩かれても、返して下さいと近づいていく。
雄猿は、何も出来ず回りを囲む。その気迫のせいか、アウロロ-は
レオを放り投げる。手を離したとたん、親分・子分は、アウトロ-
に戦いを挑む。いや、手を出しているのは、親分だけだった。
傷ついて、逃げ去ったあと、親分は、レオのそばによりそう。
息はあるものの、親分は、レオがもう元気にならないことを悟る。
翌日、レオは、息耐える。 その谷の時が、止まった。
親分は、母猿を、じっと見守るしかなかった。一日、一日とたち、
母猿は、以上な行動に出る。 死んだレオを、抱いたまま行動する
のだ。毎日、毎日、食事の時も、休む時も、水飲みの時も、死んで
いることを受け止めようとしないのだ。親分にも近づかない。
そして、空っからになったレオ(面影も無い状態)が、ピュンと
手元から、抜けてしまった。一週間はたったろう。その草原で、母
猿は、一時、立ち止まり、群れへと帰っていくのである。
私は、まだまだ甘い人間。このビデオで、人生として何が得られる
か?では、なく、ただ、レオを抱いている母猿の姿に、涙が、こぼれ
るのである。 NHKありがとう。ちゃんと払うよ、受信料(T_T)

第220話 11月13日 (火) 《 母猿の話 ① 》

2007-11-25 19:06:01 | Weblog
以前、テレビの話をしたことがあるが、私は、音楽番組以外は、全く
と言っていいほど、NHKしか見ないのである。大河ドラマと連続
テレビ小説だけと言った事は、訂正します。一週間まとめて、HD
Dに予約をかけた中に、動物番組があった。通常一日10時間程の
番組を、早送りで、深夜1時間で見る。そんな中、早送りをとめて
しまうシ-ンがあった。ニュ-スは、一日の最後(一番遅い時間
のニュ-ス)を見れば良い。動物番組は、野生馬のなのとやら?
見たいなテロップで、何となく録画したのだ。そこに、母猿がいた。
いつものようになんの話か、さっぱりわからないと思うが!!

まず、場所をアフリカとしよう。猿は、集団(群れ)を作る、動物
で、親分猿がいて、女房がいて、おめかけさん(愛人)がいて、子
分がいてと言う生活をしているのだろう。そこに、アウトロ-の猿
が来る。猿は、縄張り争いがあるので、この集団の親分猿に勝った
ら、親分は、群れを離れなくてはならないと言う掟が、猿の世界に
は、あるようだ。このアウトロ-が、親分に勝負を挑む。あえなく
敗退。また勝負を挑む!!また、あえなく敗退!これぐらいは、当
たり前なのだ。女猿がいて、子分がいて、食料が豊富で、こんな暮
らし、憧れないはずがない。アウトロ-は、2度や3度では、あきら
めなかった。
体力では勝るアウトロ-にとって、どうしても勝てない理由、それは、
守る者を持っている強さ、家族やグル-プを支えている強さである。
だから、ちょっとやそっとの怪我では、ひるまないのだ。耳が食いち
ぎられた、くらいなんのその。ワンピ-スのルフィ-が、愛した白ひげ
の船長そのものなのだ『 俺の腕の一つや二つ、おまえの命に比べれ
ば、安いものよ』の世界である。カッチョイイ-!! 元に戻ろう。
負け続けた、アウトロ-は、とんでもない作戦に出る。
 続く!!!

第219話 11月12日 (月)かのえいぬ《 BUZZの引っ越し》

2007-11-25 19:05:31 | Weblog
今日は、久しぶりに、BUZZの家の引っ越しをする。 以前にも
話したが、BUZZは、室内犬であるが、家で飼っているのではな
く、私の部屋で飼っている犬なのだ。だから、私の部屋で遊ぶし、
そこから外へは、散歩・庭・ドライブ・シャワ-以外では全くと言
って、出ないのである。リビングや、ダイニングには犬の居場所の
無い不思議な家なのだ。家族は、動物の匂いを嫌がる。獣臭さが、嫌
なのである。BUZZ自体は、あまり臭わないのだが、さすがに、オ
シッコやウンチをすると臭う。よって、遅くても、2分以内で、汚物
は、処理されることになる。 BUZZ専用ゴミ箱の中に。
しかし、家族がいない時はどうか?まず、不思議かどうかは、別とし
て、BUZZは、ほとんどといっていいほど、家族がいるときに、ウ
ンチをする。まず、朝食事のあとに一回、夕方も一回、他は、よほど
おやつを食べさせすぎた時ぐらいだろうか?それも、見ている前で!
オシッコは、雄でもあり、私が帰ると喜んで、嬉ションをする。
シ-トにする癖もついているが、ゲ-ト内にいるので、その中で、用
をたす。話は、最初に戻るが、そのBUZZが、私の部屋の中で、引
っ越したと言うのが、今日の話。扉の一番近くに居座っていたBUZ
Zが、部屋の中心に来たと言うこと。私の部屋がBUZZ中心に、回
り出したと言うことである。テレビやベッドの位置が、ゲ-トを避け
るように配置される。おかし専用の物入れも用意され、完璧である。
私は、4月にBUZZが来て、飲みに出る回数が、間違えなく減って
来たと思う。本当に用事が無いときは、出たくないのである。今まで
、用もないのに出てたのかと、問われると怖い話だが、そんな気持ち
なんだと言うことなのだ。 BUZZ愛してるぜ!!

第218話 11月11日 (日) 《 ピカソ展 》

2007-11-25 19:05:09 | Weblog
我が町に、ピカソが、やって来た。今月25日の最終日迄に必ず、行か
なくてはと、思っていた矢先、女房が、『 ピカソ行く?』と言って来
た。勿論、OK!断る理由なんてない。服を着替え、車で向かう。美術
館に1Kmほど近づいたか?急に、車の流れが悪くなる。まさしく、ピ
カソ渋滞である。最終日も近づいて、とにかく見に行こうと、県外の人
々が、どんどん日曜日に合わせて、向かっているのである。ほんの、5
分で、良いところを1時間かけて、やっと近くの駐車場に車を入れる。
ともあれ、閉館2時間前に、会場入りが出来た。今まで、ピカソは、何
度も見たことはあるが、まとめて見れたのは、六本木ヒルズの森美術館
である。今回、地元に来たピカソも、良くて、同じくらいの枚数かと、
思っていた。しかし、しかしである。今回出品されている数の多さには、
驚いた。とてつもない数である。 青の時代の作品・エッチング・彫刻
油絵・水彩・パステル・木炭デッサン・クレヨン画にいたるまで、当然
すべてでは、無いにしても、これほど沢山そろえられたのかと、驚くば
かりである。そして、感動した。有名な絵は勿論の事、見たこともない
ピカソの絵が、沢山出品されているのだ。題名は、忘れたが、兵隊の油
絵が、あった。若い時代には、描けなかった絵なのだ。何故かって?
油絵は、絵の具の色によって、その値段はピンキリである。原色は、
安く、バ-ミリオンとかになると、一本当たりの単価が極端に上がる。
その絵は、色自体が、高価な油絵の具で、敷き詰めてあった。勿論
作品が、良いことが一番なのだが、ピカソ本人の生活の変化を、味わ
える一枚でもある。若い時代の作品は、色が少なく、何と言っても、
そのキャンパス(絵を描く紙・布)そのものが、品祖であることが、
私の心を強く刺激した。いまだに、どれだけ作品を残したか、わから
ないピカソ。税金を絵画で、支払うピカソ税まで、作り出すのだから
、やはりピカソは、偉大である。そのピカソを師と仰ぎ、才能を追い
続けた、岡本太郎氏の絵画店も、地元で開かれる事を、期待したい
ものだ。 天才は天才!努力をもって、たどり着けないから、天才
なのだ。まさしく、天(神)が与えた才能に係わることの出来た、
一日であった。 心が豊かになった二人は、おなかを豊かにした。
生きることは、食べること。さあ、現実に戻りましょう!!

第217話 11月10日 (土)『 診断書 』

2007-11-25 19:04:46 | Weblog
先月、人間ドックに入って、色々と、病院を見学(手術含む)したが、
今週になって、診断結果が、次々と、封書で、送られてくる。通常は、
ドックで、検査され、そのほとんどが、当日先生より、結果通知が、
口答であるもの。 私の言う診断書とは、そのあと、EとかFとかアル
ファベットをつけられて、別の病院で、再検査した後の、診断書なのだ。 
最終通告とも言える。内科や胃腸科、循環器科のそれぞれの病院からの
診断書、なかなか、見るのにも勇気がいる。『 どれにしようかな、天の
神様の言う通り!! 』とりあえず、中を見る。 たとえば、肝炎ウィル
スの検査結果を見ると、HBs抗原 ( - ) HCV抗体・HCV
核酸増幅検査の準に文字が、並ぶ。そのHCV抗体の欄を見たとき、
緊張が走る。 ① C型肝炎ウィルス...感染...可能性...極めて
高い。こんな文字が、書かれてあった。私は、現状を受け止め、女房に
不摂生を謝罪しながら見せる。ゆっくりと拝見する、女房。妻は、あま
り目が、良い方では無いので、めがねをかける。そして一言『ふ-ん』
私は、気丈に振る舞う妻に、勇気を与えられる。そして一言『で、どう
したん?』私、『えっ(?_?)』『 いや、だから、書いてある通り 』
また、妻の一言『 で、どないしたん? 何の問題もないやん!!』
『 いいね!読むよ! C型肝炎ウィルスに感染していない可能性が、
極めて高い。マルって、書いてあるやん!もおいい、忙しいんやから?』
私は、あきれた。まずひとつは、衰えたこの目、もうひとつは、ややこ
しい文章で、送ってくる、健康管理センタ-。どちらにしても、妻には、
勇気を与えられる。もし、今回、陽性反応が、出ていたとしても、妻
の返事は、『 で、どうしたん?』だったであろう。10年も立たない
が、昔、頭に腫瘍が、出来たことがあった。そのとき、妻は、検査結果
を先生から聞いて、こう私に話す。『 頭に、こぶ!!言うたら腫瘍か
な、が、あるねんて。でどうする、切る、それとも、ほっとく!!』
私はそのとき『 ふ-ん、そう 』とこんな会話になってしまった。結
局、薬治療をして、気が付いたら、消えていたと言う結末。何事も、考
え過ぎない方が、いいみたいである。と言うか、妻は、あまり、私の
事を、考えたくないのかも知れない。どんな状況になっても、精神面
では、万全のような気がする。おかげさまで!!m(_ _)m