goo blog サービス終了のお知らせ 

透明人間たちのひとりごと

アダムとイヴのへそ <8>

 地球 において 「ヒトという種がしばらくの間、繁栄を
謳歌していたが、そのうちに出現した時よりも速やかに早く
その姿を消してしまった」 という 神話 が秘かに囁かれて
いたのは … 遠い遠い未来のことでした。

 ボク は、その神話の真実が知りたくて24億年前の地球
に 実地の体験授業としてやって来たのですが、もとの世界
(次元時空間域)に戻れないままに遭難してしまったのです。

 到着の直後に出された宿題としての「神の目的」
ついてのレポートは、遭難という異常事態に遭遇したことも
あって、まだ未完成ですが中間発表ならできると思います。

 第一級の資料(史料)としての旧約聖書の 『創世記』
ボク なりに紐解くと …

 アダムは言わば修業の身で、エデンの園で のもとに
地球管理のOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)を受けて
いたのです。

  の当初の計画段階では、地球をパイロット・ファーム
(実験農場)にするつもりだったのでしょう。

 そして、「エデンの園の中央に命の木と、善悪を知る木
を生えさせた」 のです。

 それはアダムのための木々(果実)でした。

 実験としての地球農場を管理・運営するためのノウハウが
つまった知恵(善悪)を知る果実とそれを永遠に発展させる
不老不死の果実の成る命の木を、 は、アダムに与える
はずだったのです。

 ところが、神の計画(思惑)は頓挫してしまいました。

 女(リリス)も獣も鳥も虫も助手として、アダムの気に入る
ものではなかったからです。

 そこで神は仕方なく(アダムが不憫なので)、彼の一部から
イヴをつくったわけですが、その結果は、惨々だったのです。

 西暦 2011年の現実を見れば、一目瞭然、惨憺たる状況の
地球 の姿に の嘆きが聞こえてくるようです。

 神が天地をつくり、諸々の動植物をつくったあとで ヒト
「海の魚と、空の鳥と家畜と地のすべての獣と地のすべての
這うものとを治めさせよう」 とした 地球農場化計画
は、こうして水泡と帰してしまったようで …

 今や地球農場は、パイロット・プラント(実験工場)と化して、
日々さまざまな危険をともなう研究や実験が、今日も日夜に
わたり、繰り返されているような始末なのです。

 さて、未完成のレポートはここまでですが …、  

 ボク らが、この地球で遭難したのも、すでにプログラム
されていた出来事で <覆水盆に返らず> のなのかも
知れません。

 溢れ出たは盆に返れずに、零れ落ちたままでいるよう
だけど、その存在は確かなものです。

 やがては蒸発して消えてしまったように見えてもその姿を
変えて空気中の水分として存在しています。

 悠久の次元空間に浮遊・漂流するかのような ボク たち
運命レゾンデートル(存在する意義と理由)
が、そこにあるのかもしれません。


 この惑星 (地球)での最初の人間とされるアダムは、
実は、ボク たちの世界(次元時空間)から出奔したままの
リリス のことなのではないのか

 あるいは、ひょっとしたら、リリス自身 が地球上での
なのかもしれないし、アダムのモデル(ひな型)となった
可能性やアダムとイヴの実の母親、または、イヴの誕生の
際の代理母だったのかもしれないなどと …、

 透明人間2号 先生が思い至るようになったのは、
インビジブル(透明)化した意識エネルギーが、実体として
可視化(物質・物体化)する際に起こる意識の混濁や記憶
の錯誤・混乱といった副次作用によるものではありません。

 もしもそうならば、ボク は、かなり以前から錯乱していて
すでに実体化しているはずですが、未だ、透明なままです。

 リリスボク たちも、必然性をもった有機的な力 …

 言わば、巨大な重力(引力)で、引きつけるブラックホール
ならぬ 偉大(グレート)なる サムシングコール
よって、呼び(引き)寄せられたのではないのか … という
推測と疑念が付き纏(まと)って離れません。

 どうにもこうにも払拭できないのです。

 exclamation ここに互いに矛盾する2つの記述があります question

 ひとつは、創世記1章27節の 「神は自分のかたちに人を
男と女とに創造された」 というものと …

 もうひとつは、創世記2章18節の 「アダムの肋骨から女を
つくった」 という記述です。

 この問題を中世のラビ(宗教的指導者・神学者・師)たちは
創世記1章27節に登場する女とイヴは別人であると解釈して
、この矛盾を解決しようとしました。

 そして、この最初の女性がアダムの最初の妻であり同時に
土の塵からつくられたリリスであるとしたのです。

 symbol2ミドラーシュ』 や 『ベン・シラのアルファベット』 では、
リリスは平等を求め、性交時にアダムの下になることを拒否
して、エデンの園から逃亡し、悪魔と性交して、1日に100人
以上の子を産んだ。

 神はリリスに3人の天使を遣わして、彼女がアダムのもとに
帰らなければ、毎日100人の子供を殺すと脅したが、リリスが
拒否をしたので、神は仕方なくアダムの肋骨からイヴをつくり
、アダムの後妻としたのです。

 アダムの肋骨からイヴがつくられたというプロセスについて
透明人間2号 先生は、現在(西暦 2011年の時点)で
理解できる方法として 「クローン(アダムの肋骨から採取した
DNAをもとに培養した分裂細胞からクローン胚をつくり、用意
してあった卵から核を取り除いてクローン胚を移植した核に
置き換えられた卵を子宮内に戻すなどの)技術を進化・応用
させて、神 はイヴをつくった」 と、説明としています。

 もうひとつには、アダムのips細胞(人工多能性肝細胞)を
利用して生殖細胞を作製し、アダムひとりから精子と卵子を
つくり出して体外受精させた後に子宮内に戻す方法です。

 他にも、ES細胞(胚性肝細胞)から生殖細胞をつくる方法
もありますが、いずれにしても、大きな問題が残ります。

 前者については、卵と子宮のそれぞれの持ち主の存在が
不可欠ですし、後者の場合でもアダム以外に誰か他に子宮
の持ち主が必要となるからです。

 そんなに面倒なことをしなくても、アダムとリリスが交われば
それで済む話だったんですが…、それができなかったのには
いかにも人間臭い大人の事情がいろいろとあったのです。

 さて、そうなると、3人の天使を遣わしてまで説得を試みよう
とした神の面目は、もう丸つぶれです。 

 そのままで済むはずはありません。

 当然のように毎日100人の子供が殺される運命でしたが、
神はリリスに交換条件を出したのかもしれません。

 たとえば、

 100人の子供たちの命と引き換えに、イヴをつくるための
卵子の提供と借り腹としての子宮の供給を交換条件として
リリスに要求したとか …

 アダムのips細胞に由来する生殖細胞からつくった精子と
卵子とを体外受精させた受精卵を、リリスの体内に移して
(子宮に着床させて)、イヴを産ませたのでは … というような
推理 も、あながち的外れではないのかもしれません

 もっと穿って見れば、アダムとリリスは一卵性双生児だとか
リリス がアダム本人で、雌雄同体だとも考えられます。

 しかも、彼女自身が を名乗ったとしても何らの矛盾も
起こらなのです。

 つまりは、こう言うことなのです。

 リリスボク たちの世界(次元時空間域)から出奔
(逃亡)する時に、すでに彼女は 妊娠 していたのです。

 そうして、辿り着いた先の古(いにしえ)の 地球 で、
男・女の双子か、男・女・女 の三つ子を産んだわけです。

 symbol2 男・女の双子の場合に、それが誰を意味するのか

 symbol2 男・女・女 の三つ子ならば、それぞれが誰を指すのか

 ちょっとだけ想像してみてください。

 そうなれば、自動的にアダムイヴには<へそ>があった
との結論に落ち着きそうです。

 仮に、ボク の意見が採用されなかったとしても、結論が
変わるとは思われません。

  ボク らの世界では、所謂(いわゆる)思考・思念・想像
といった意識エネルギーが昇華してシンクロすると意識内で
の現実化現象を起こします。 

 それは、バーチャル・リアリティ(仮想現実)とは
似て非なる実相の世界です。

 そこは、バーチャル・ワールド(仮想空間)ではありません
が、そこではリリスにも ボク たちにもへそがあるのです。

 もちろん、目に見えるかたちとしての実体(実物)としてある
のではなく、感覚として持っているのですが … question2

 いやはや、想像力とは、実にユニークで、とっても恐ろしい
もののようですね。

 でも

 ちなみに、ここは四次元時空連続体という閉じた系の中の
地球 という惑星なのですが … 何かexclamation2eq



       …  …  …  …  

コメント一覧(10/1 コメント投稿終了予定)

時空の旅人
アダム創造の秘密ですか!
リリス萌えですね。
ハテナくん
トータル・リコールの世界観?
ADM
リリスが神だという考えは会っています 彼女は神ALです
後の詳しい事は 不可能性の問題というサイトを呼んで下さい
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「たわごと」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事