はじめまして!新メンバーの樋口です☆
あいべに会津の風を吹き込むべく入会しました!どうぞお見知りおきを。
というわけで今回は、会津の郷土料理「こづゆ」のレシピを紹介します!!
こづゆとは、福島県会津地方を中心に伝わる郷土料理です。会津藩の武家料理、庶民のごちそうとして古くから親しまれています。新島八重さんもきっと食べていたことでしょう。
現在でも、冠婚葬祭、盆や正月などに御馳走として振る舞われることが多いです。
また、農林水産省選定の郷土料理百選にも選ばれております。
旨味が凝縮された乾物の海の幸をベースとした醤油スープに、山の幸をふんだんに使用する内陸ならではの料理ですね。
最近では食戟のソーマという漫画で、田所恵ちゃんが秋の選抜本戦で「こづゆ鶏醤油ラーメン」を作ったことでも有名になったと思います。黒木場の「スープ・ド・ポワソンラーメン」に敗北したのは納得いきません・・笑
さて、前置きはこの辺にして作り方に入りましょう。今回紹介するのは門外不出の樋口家オリジナルレシピです。
【材料(4人前)】
☆干貝柱・・・3-5個(安価な代用品:帆立缶、中華用の帆立だし)
☆乾燥きくらげ・・・10g(安価な代用品:タケノコ、生の椎茸)
☆里芋・・・200グラム
人参・・・100グラム
糸こん・・・150グラム
鶏もも・・・150グラム
豚小間・・・100グラム
まめぶ・・・20グラム(お麩でもOK)
出汁・・・700cc程度(水でもOK)
醤油・・・適量
酒・・・適量
みりん・・・適量
塩・・・少々
【材料のポイント】
多くのレシピでは採用されている干椎茸と大根、ごぼう、ぎんなんを抜いて、肉を鶏豚のWにするのが一番のポイントです。干貝柱の風味を最大限に活かすため、味や香りの強い具材は使いません。
しかしそれでは味が単調になるため、本来は鶏肉だけのところに豚肉も加えることで深みを出します。
☆がついている具材は特にこづゆの完成度を左右するので、多少高くても国産の良質な素材にすることをオススメします。また、季節の青物をのせると、見た目が更に良くなります。
調理手順に入る前にまめぶについて少々。まめぶというと多くの皆さんはあまちゃんに登場する「まめぶ汁」を想像するのではないでしょうか?
しかし、会津のまめぶはこの甘い団子とは全く違います。いわゆる味噌汁に入っているお麩のミニバージョンです。
このような包装で売っていますが、残念ながら都会のスーパーでは見かけません。こづゆは祝い事で出されることも多いので、色付きの綺麗なまめぶも売っています。
会津に来た際は、お土産に一考の価値ありです。スーパーならどこでも買えますよ。
【調理手順】
①貝柱、きくらげをお湯でもどします。後からお湯ごと投入するので、捨てないでくださいね。
②野菜と糸こんを切って、下茹でします。この手間は絶対惜しまないでください。
③鶏肉と豚肉を酒、醤油と共に火にかけて油を出します。火が通ったら肉だけ取り除いてください。
④下茹でした野菜と糸こん、出汁(水)を投入して煮ます。あく取り頑張りましょう。沸騰したら貝柱ときくらげ(お湯ごと)、肉をいれましょう。
⑤最後に醤油、塩、みりんなどで味を調えてください。まめぶをいれることを計算して、やや濃い目にするのが良いでしょう。食べる直前に、水で戻したまめぶを投入し、あたためたら完成です!まめぶは水で戻して投入するとき、手で優しく水分をしぼります。形が崩れない程度に、にぎってください。
この作り方は母方と父方の実家の両レシピを融合させて、開発した逸品です。とても自信があるので、ぜひ一度お試しください!日本酒やご飯とめちゃくちゃ合いますね。私が実家で食べるときは、5杯はおかわりしてしまいます!
ところでご飯!お米といえば!
現在、あいべでは10月23日(日)に開催するイベントの準備をしています。
イベントでは先日ブログでも紹介した鏡石の田んぼアートのお米も使いますよ!
今後もあいべの動きから目を離さないでくださいね~♪
ではでは、失礼します。
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