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あいべ福島プロジェクト 公式ブログ

「福島に恋をしよう」をスローガンに、福島と関東の学生を繋ぐキューピッドとなることを目指して活動している学生団体です。

会津の郷土料理「こづゆ」のレシピ!

2016-08-24 | グルメ

 

 はじめまして!新メンバーの樋口です☆

 あいべに会津の風を吹き込むべく入会しました!どうぞお見知りおきを。

 というわけで今回は、会津の郷土料理「こづゆ」のレシピを紹介します!!

 

 こづゆとは、福島県会津地方を中心に伝わる郷土料理です。会津藩の武家料理、庶民のごちそうとして古くから親しまれています。新島八重さんもきっと食べていたことでしょう。

 現在でも、冠婚葬祭、盆や正月などに御馳走として振る舞われることが多いです。

 

 また、農林水産省選定の郷土料理百選にも選ばれております。

 旨味が凝縮された乾物の海の幸をベースとした醤油スープに、山の幸をふんだんに使用する内陸ならではの料理ですね。

 

 最近では食戟のソーマという漫画で、田所恵ちゃんが秋の選抜本戦で「こづゆ鶏醤油ラーメン」を作ったことでも有名になったと思います。黒木場の「スープ・ド・ポワソンラーメン」に敗北したのは納得いきません・・笑

 

 さて、前置きはこの辺にして作り方に入りましょう。今回紹介するのは門外不出の樋口家オリジナルレシピです。

【材料(4人前)】

☆干貝柱・・・3-5個(安価な代用品:帆立缶、中華用の帆立だし)

☆乾燥きくらげ・・・10g(安価な代用品:タケノコ、生の椎茸)

☆里芋・・・200グラム

人参・・・100グラム

糸こん・・・150グラム

鶏もも・・・150グラム

豚小間・・・100グラム

まめぶ・・・20グラム(お麩でもOK)

出汁・・・700cc程度(水でもOK)

醤油・・・適量

酒・・・適量

みりん・・・適量

塩・・・少々

 

【材料のポイント】

 多くのレシピでは採用されている干椎茸と大根、ごぼう、ぎんなんを抜いて、肉を鶏豚のWにするのが一番のポイントです。干貝柱の風味を最大限に活かすため、味や香りの強い具材は使いません。

 しかしそれでは味が単調になるため、本来は鶏肉だけのところに豚肉も加えることで深みを出します。

 ☆がついている具材は特にこづゆの完成度を左右するので、多少高くても国産の良質な素材にすることをオススメします。また、季節の青物をのせると、見た目が更に良くなります。

 

 調理手順に入る前にまめぶについて少々。まめぶというと多くの皆さんはあまちゃんに登場する「まめぶ汁」を想像するのではないでしょうか?

 

 しかし、会津のまめぶはこの甘い団子とは全く違います。いわゆる味噌汁に入っているお麩のミニバージョンです。

 このような包装で売っていますが、残念ながら都会のスーパーでは見かけません。こづゆは祝い事で出されることも多いので、色付きの綺麗なまめぶも売っています。

 会津に来た際は、お土産に一考の価値ありです。スーパーならどこでも買えますよ。

 

【調理手順】

①貝柱、きくらげをお湯でもどします。後からお湯ごと投入するので、捨てないでくださいね。

 

②野菜と糸こんを切って、下茹でします。この手間は絶対惜しまないでください。

 

③鶏肉と豚肉を酒、醤油と共に火にかけて油を出します。火が通ったら肉だけ取り除いてください。

 

④下茹でした野菜と糸こん、出汁(水)を投入して煮ます。あく取り頑張りましょう。沸騰したら貝柱ときくらげ(お湯ごと)、肉をいれましょう。

 

⑤最後に醤油、塩、みりんなどで味を調えてください。まめぶをいれることを計算して、やや濃い目にするのが良いでしょう。食べる直前に、水で戻したまめぶを投入し、あたためたら完成です!まめぶは水で戻して投入するとき、手で優しく水分をしぼります。形が崩れない程度に、にぎってください。

 

 この作り方は母方と父方の実家の両レシピを融合させて、開発した逸品です。とても自信があるので、ぜひ一度お試しください!日本酒やご飯とめちゃくちゃ合いますね。私が実家で食べるときは、5杯はおかわりしてしまいます!

 

 ところでご飯!お米といえば!

 現在、あいべでは10月23日(日)に開催するイベントの準備をしています。

 イベントでは先日ブログでも紹介した鏡石の田んぼアートのお米も使いますよ!

 

 今後もあいべの動きから目を離さないでくださいね~♪

 ではでは、失礼します。


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