昨日観ました「麦の穂をゆらす風」
公開されて1ヶ月近くたって、いまさらではございますが。
話題作だから、もう観た方はたくさんいらっしょるでしょう。
この映画はアイルランド独立の話です。
HPを見てもらえればだいたいのことが書いてあります。
途中から、共に独立のために戦った同士が英国と結んだ条約の反対派、賛成派に別れ、同胞同士で戦い出すんです。
これほど悲しいことはないんじゃない。
仲間を殺して、一体何のために戦っているのか分からないもの。
英国側もいろいろやってきた。
考えると英国側のやってきたことは、日本も60数年前までやってきたことなんだよね。
この映画は、遠くの国の話、ではないと思った。
イギリスとアイルランドだけの問題じゃないんだよね。
「愛するものを奪われる悲劇を、なぜ人は繰り返すのだろう。」
どうしても争いはなくならないのだろうか。
何十年後も、何百年後もどこかで争いが起こっているのだろうか。
興味を持っている人がいるなら、観た方がいい。
ハンカチをもってね。
私はサイトのトップページの写真を見るだけで泣けてくるよ。
書きたいことがよく分からなくなった。
上手く伝えられない。
良い映画は観た後、いろいろ考えさせられる映画だ、って誰かが言ってた。
だとしたらこれは間違いなく良い映画です。