お久しぶりです。
改めて、震災で犠牲になられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。
まだまだ大変な生活を余儀なくされている方々が多くいらっしゃいます。
皆様が心穏やかに過ごされる日が一日も早く訪れますよう、心から願っています。
大震災の報道を見たり、実際にカノン地方でも様々な出来事があり、毎日ブログを更新できる心境ではありませんでした。
でも、励ましのメール、お電話、コメント等をいただき、多くの方々に支えていただいていることを改めて実感しました。
本当にありがとうございます。
今日のカノン
私の布団の上でまったり過ごしています。
今日のカノンの体調
[食欲] モグモグモグと食べました。
[体重] ㎏
[起床時間] 08:36
[朝食に要した時間] 17秒 09:38
[夕食に要した時間] 37秒 20:38
これから下は震災の日のことを書きます。
色々な方がいらっしゃるので、読みたくない方はスルーしていただくようにお願いいたします。
じつは、震災当日、より震源地に近い茨城県の阿見アウトレットにいました。
ショップの中にいましたが、今まで感じたことのない大きな揺れ方で、外に出ると窓ガラスがすごい音を立てていました。
長くそして強く揺れ、本当に怖かったです。
まだ揺れていましたが、駐車場に行くようガードマンさんが懸命に誘導してくださいました。
車に乗っても、まだかなりの揺れを感じました。
牛久大仏の方角は土ぼこりがたちこめていました。
家族にメールをし、お互いの無事を確認しました。
とにかく早く帰ろうと思い、車を走らせましたが途中で震源が茨城県沖の大きな地震がありました。
運転するのは危ないので車を停めました。
車が左右に揺れ、道路脇の家や壁、電柱なども音を立てて揺れ続けました。
その時間はとても長く感じました。
いつもなら車がひっきりなしに通っている道路も、ほとんど走っていませんでした。
カノン家に帰るのに、利根川を橋で渡らなければいけないのですが、余震の恐怖と不安でいっぱいでした。
母と大丈夫だよねと確かめ合い、信じて千葉県に戻ってきました。
カノンはヒート中だったので、休みだった父と留守番していました。
地震の時はケージの中にいて、父が様子を見に行ったら「ワンワンワン」とかなり大きな声で吠えたそうです。
とても不安だったのだと思います。
カノン、本当にごめんね。
弟は先日高校を卒業し、その日は偶々ひとりで本屋さんに出掛けていました。
いつもなかなかメールや電話に反応しない弟が、すぐに連絡してきました。
ひとりで恐く、不安だったのだと思います。
すぐに帰ってきたそうです。
カノン家は洗面所のスプレーやムース、洗剤が散らばった程度で、家具やテレビなどは倒れることなくお陰さまで無事でした。
食器が数枚、揺れたことで少し欠けた程度です。
私が小学生の頃に買ってもらったランドセルなどを掛ける為の鉛筆型フックの土台部分が折れていました。
兄は帰宅難民になり、翌日の夕方にようやく帰ってくることができました。
普段は皆それぞれの部屋で休んでいますが、余震が頻繁且つ大きかったので、家族(勿論カノンも)揃ってリビングで過ごしました。
余震、緊急地震速報の音が鳴るたびに緊張して、眠れませんでした。
しばらくは温かいごはんを食べる余裕がなく、おにぎりを大量に作り、少しずつ食べていました。
具を入れ、塩むすびにしましたが、全く味を感じませんでした。
お腹も空かず、食欲もありませんでしたが、今体調を崩してはいけないと思い無理矢理食べました。
時間が経ち、少しずつ味を感じるようになり、お腹が空くようになってきました。
カノンは普段から首輪をつけていますが、地震後からリードもつけて過ごしています。
結果論でしかないのですが、最近カノンの良い表情の写真が撮れないと思っていました。
また、阿見のペットパラダイスにいたワンちゃんが(普段はあまり吠えているのを聞いたことがないのですが)複数、普通ではない吠え方をしていました。
以前、犬には人間には感じない変化を感じることができると聞いたことがあります。
もしかすると教えていたのかもしれません。
これからも、少しずつカノンの成長記録を記していければと思っています。
微力ですが、省エネに貢献できるよう気を付けて過ごします。