K's Site スタンダードジャズとポップス

音楽が趣味のGONと申します。私は団塊の世代で、昔懐かしいスタンダードジャズを中心に感想を書いてます

感想 平成13年

2014-05-16 17:22:05 | 日記
坂本龍一のボサノバはあまりにも本物すぎる(H13.08.29)

少しまえになりますが、坂本龍一がボサノバのCD
をだしたとのことで、ラジオから、その曲が流れました。

その曲は、いままでの彼の音楽というよりは、本物のボサノバそのものでした。
とにかく、女性ボーカルでボサノバを歌いまくるのですが、ブラジルの本家のボサノバでした。

この時の印象は、日本人がボサノバを、これほど本物にできることに、少しあきれたというのが、
正直な感想でした。(本物のボサノバでした。とてもよかったです)

ただし、本物のボサノバの女性ボーカルが中心であり、
坂本龍一の音楽とはいえないのでは、とも思っていました。
(あまりにも完璧にブラジルの本物だったからです)

そして、少し調べたら、なんと、アントニオカルロスジョビンの家(リオデジャネイロの生家)に行って、
カルロスジョビンの当時のメンバーのモレレンバウンという女性ボーカルとその夫と坂本龍一の3人で
レコーディングしたとのことでした。曲も全てアントニオカルロスジョビンの作曲。

2001年、年間ランキング(H13.12.31)

今年の年間ランキングをオリコンが発表しました。
結果は、上半期の上位にいた、宇多田ヒカルがそのまま1位。

2001年間シングルチャート
第1位 Can you keep a secret? 宇多田ヒカル
第2位 M                浜崎あゆみ
第3位 Pieces of Dream      CHEMISTRY
第4位 波乗りジョニー        桑田佳祐 
第5位 恋愛レボリューション21  モーニング娘。

2001年間アルバムチャート
第1位 DISTANCE          宇多田ヒカル
第2位 A-Best           浜崎あゆみ
この2アルバムが、3位以下を大きく引き離しているそうです。

それにしても、NHK紅白歌合戦を辞退するJ-POPアーティストが続出して、困ったものです。
特に、今年の辞退者をみていて、チョットやな予感がしました。

これはもう、個々のアーティストが、個々に判断して、辞退しているのでは無い。
本当は、出たいのに、出られない雰囲気が作られてしまっているのではないか。といういやな予感。
(紅白を辞退しないと、みんなから、仲間はずれにされるような、雰囲気)

現在のJ-POP業界は、言うまでも無く、CDの売上と全国をライブすることで、
巨大なビジネスとなっており、既存のテレビ業界をそれほど意識しなくても、
充分やっていけるところまで、成長したのかもしれません。

しかし、反面、ここまで成功すると、後から、参入しようとする者を、排除して、楽をしたくなる、
日本人特有の、悪い習慣が、出始めたのではないか?といういやな予感です。

つまり、建設業界に代表される、業者同士の、談合体質が、
J-POP業界にも、広がっていく気配を感じるのです。

古くからいる日本人のことを、それほどよく知らないと思われる、ヒカルさん、
そこのところを、よーく考えてみてくださいよ!
何はともあれ、紅白でヒッキーを観ることができず、とても残念です。

コニーフランシスのToo Many Rulesは元はカントリーの曲って本当?(H13.12.29)

最近、聞いた話ですが、コニーフランシスが歌ったあの有名な、大人になりたい(Too many rules)が
もともとはカントリーアンドウエスタンの曲だったとのことでした。

私なりに、少し調べてみましたが、確認できませんでした。
1961年G.TemkinとD.Stirlingが共同で作ったことに、なっています。

1.単に、非常に似た曲が、古いウエスタンの曲にあっただけなのか?
2.逆に、Too Many Rulesを後から、ウエスタン歌手が、カバーしたものなのか?
よく判りませんでした。

そんなことは、どうでもよいではないか、とおもう方々も多いでしょうが、
小さい頃から、コニーフランシスの大ファンで、特に、この曲は、私が大好きな1曲でした。
当時の曲は、日本でヒットした曲は、全部知っている私にとって、かなり、重要で、確認したいことです。

どなたか、本当のことを、御存知の方が、いらしたら、是非お教え下さい。お願いします。

Can't take my eyes off youは元々は2つの曲か?(H13.11.19)

最近、テレビの車のCMで毎日のように、流れるこのCan't take my eyes off you(君の瞳に恋してる)
は、かなり昔から、聞いていた曲です。

しかし、当初の、私の記憶では、かなり地味な曲といった印象でしたが、
20年ほど前に、曲想ががらりと変わって再ヒットしたのを覚えています。
あまりに変わってしまい、2つあった別々の曲を、つないで演奏したものとばかり思っていましたが、
この、明るい、ハデな間奏が入る、この構成が、主流となり、現在に至っています。

少し調べたところ、
1967年 Frankie Valli&Four Seasonsが最初のヒット(ビルボード1位)。
1982年 Boys Town Gangが2番目のヒット。
1998年 Lauryn Hillの女性ボーカルで3回目のヒット。
そして、最近、日本のJ-POPシンガー(椎名林檎、ZARDなど)もカバーしている。
となります。

私の、この曲の印象は、なんといっても、
プロのミュージシャン達が、ライブで必ずといっていいほど、演奏していたことです。
理由は、多分、間奏がハデで比較的長いので、ボーカルだけが目立つステージでは、
バックの演奏が、主張しやすい、やりがいのある曲だったのでしょう。

この傾向は、明らかに、2番目のヒットの1982年以降の日本での現象です。(日本以外は私は判りません)

しかし、この2番目のヒットとなった時に、別々の2つの曲を続けて編曲して、新しい曲になったという
証拠は見つけられませんでした。(誰か知っていたら教えてください)

ペギーリーが歌う、ローマの秋(H13.11.03)

先日、ラジオで、ローマの秋(Autumn in Rome)を聞きました。ボーカルはペギーリー(PeggyLee)。
とにかく、最近きけない、ゆったりした、完成度の高い、素晴らしい演奏です。
そして、なんといっても、ペギーリーの、感情豊かなボーカルは、素晴らしい、の一言です。

少し調べたら、1954年の録音、米国デッカレコードの作品。
歌唱力といい、バックのオーケストラといい、
実力は、その頃のプレーヤーの方が高い、と思わざるを得ません。

現代は、録音や、効果音の技術は発達して、CDの音は、いいですが、
生(ライブ)の演奏能力は、昔のほうがよかったのだと、おもいます。

そして、このローマの秋、曲自体も、情緒のある、いい曲です。

今年も、もう秋深くなっていることに、今、気づきました。

雪村いづみのBecouse of you(H13.10.21)

今日、NHKのテレビ番組「青春のポップス」を見ていたら、雪村いづみさんがゲスト出演していて
Becouse of youを歌いました。しっとりと歌っていて、とてもよかったです。

(この曲は、私も大好きで、クレストフォーシンガーズのリーダー内田典宏さんに、リクエストして、
 歌っていただいた記憶があります)

雪村いづみさんは、私が小学生のころから、活躍されていましたが、今も現役で、
当時よりも、現在のほうが、落着いた感じがして、よいのではないかとおもえるほどです。

ほかに、タイムファイブや、今陽子さんが出演し、
Oh! my papa、Too young、Moonlight serenade、In the mood、Tennessee Waltzなどなど、
懐かしい曲が多く、とても満足できました。

フランクシナトラが歌う、Dancing in the Dark(H13.10.13)

今日、ラジオからフランクシナトラが歌うダンスインザダーク(Dacing in the Dark)が流れました。
声も素晴らしく、かれの絶頂期の歌だったと思います。
1944年頃の録音だと思われる。(私の生まれる数年前です)

私の、フランクシナトラのイメージは、少ししゃがれた声と、お酒を飲みながら歌う、
雰囲気に重点を置いた、ジャズ歌手の大御所といったところでしょうか。

しかし、今日聴いたDancing in the Darkは、ああ、やはり歌の名人なのだと分からせるに充分でした。
Nancyも絶頂期の作品。

ずっと解けないでいた謎が解けました(H13.09.29)

スリーグレイセスが歌う、5つの銅貨、ラグタイムの子守唄、グッドナイトスリープタイト

昨日テレビでスリーグレイセスが歌う五つの銅貨を聞きました。
映画「5つの銅貨」で3曲が同時に歌われたこれらの曲です。
5つの銅貨(Five Pennies)、ラグタイムの子守唄(Lullabye in Ragtime)、
グッドナイトスリープタイト(Good night Sleep tight)

私の仲間の先輩達が、昔からこれらの曲が大好きで、この3曲を同時に歌っていることがよくありました。
ただし、3曲を同時に歌うと、これらの曲をよく知っている人は、いいですが、そうでなければ、
聴いているほうは、3つの曲が混ざってしまって、よくわからない、ことが否めませんでした。

スリーグレイセスはこの3曲を
(1) まず5つの銅貨をソロで歌い、
(2) 次ぎに、ラグタイムの子守唄とグッドナイトスリープタイトの2曲を静にデュエット。
(3) その後、この2曲のデュエットに、5つの銅貨を重ねて歌う
といった構成で歌いました。

なるほど、こうして少しづつ3曲を重ねてゆくと、1つ1つの曲のメロディーも聴くことができて、
最後に3つの曲が同時に唄われるといった、実に素晴らしい、演出となります。
ずっと解けないでいた謎が解けたような気がしました。

さすがにスリーグレイセスですね。私もまだ小さな頃から、スリーグレイセスの歌う曲が好きで、
テレビにでてくると、喜んでいたことを思い出しました。
これからも、もっともっと、歌いつづけて下さい。

妙に耳に残った古い曲The Rose Tattoo(H13.09.16)

私の大好きな古い曲を、もう1曲思い出しました。
バラの刺青(The Rose Tattoo)という、かなり古臭い感じのする曲です。

何故かこの古めかしい匂いのする曲が好きで、
やはり自分では歌えないので、カラオケにこの曲があると、仲間の先輩に歌ってもらっています。

妙に、このもの悲しい感じのする、メロディーが耳について、離れなかった、記憶があります。

調べたら、1955年度のアカデミー賞主演女優賞をアンナ・マニャーニが映画「バラの刺青」で
受賞しています。
ペリーコモ(Perry Como) とパシーフェイス楽団(Percy Faith)の演奏。

純名理沙が歌うBegin the Beguine(H13.09.09)

今日、NHKテレビの「青春のポップス」をみていたら、ビギンザビギン(Begin the beguine)が流れました。
元宝塚の純名理沙が歌ったのですが、私はこの曲がとても好きで、歌の出来がいいとか悪いという以前に
とても楽しめました。

カラオケにこの曲があると、自分では歌えないので、先輩の仲間にリクエストして、歌ってもらうほどです。
かなり古いラテン調の曲だと思いますが、大昔のとても懐かしい感じが、好きなのだと思います。
(コールポーターの作詞作曲。私が小さい頃に、テレビで見たペリーコモショーでも、彼が歌っていました)

ビルヘイリーとコメッツが歌うChattanooga choo-choo(H13.08.31)

今日、ラジオから懐かしいサウンドが聞えて来ました。
ビルヘイリーとコメッツ(Bill Haley and his Comets)の演奏です。

曲は、なんとグレンミラーの演奏でおなじみの、Chattanooga choo-chooです。
やはり、あの時代は、ロックンロールの元祖といえども、グレンミラーと同じ曲を演奏していたのかと、
少し不思議な思いでした。

もちろん、代表作の Rock Around The Clockも、そして私としては、はじめて聞く曲もありました。

ボーカルと電気音のギターとサックスのとても基本的なロックです。
(もっとも、当時、大ヒットして、その後、ロックンロールの基本と呼ばれるようになったのでしょうが)

現代のエレキギターと違い、生ギターの音を電気
つまり、アントニオカルロスジョビンと坂本龍一が入れ替わっただけで、
坂本龍一がピアノを弾き、後は、当時のメンバーということになります。
Morelenbaum2/Sakamoto/CASA(モレレンバウン2 サカモト/カーザ)というCDです。

日本版チェットベーカー(H13.08.08)

今日、ラジオでChet BakerのBut not for meを聞きました。
(クレストフォーシンガーズのリーダー内田典宏さんも確か歌っていたと思います)

はじめ、彼のトランペットではじまり、彼のボーカルが続きます。とてもボヤっとして、柔らかい歌い方です。
1954年にレコーディングされたとのことですが、今聴いても、かなりいい感じのレコードです。

なんだか、日本で今、売り出し中の、若手ジャズの人気者、 TOKUを思い出します。
彼も、トランペットに似た、フリューゲルホンを演奏しながら、柔らかな歌を歌い、ただいま絶好調です。

彼の歌と演奏では、You'd be so nice to come home toを何回か聴いたことがあります。
(この曲もクレストフォーシンガーズでは、かあいかづみさんが、ときどき歌っています)

元ピンキーとキラーズの今陽子さんも、TOKUさんの大ファンとのことですが、わかるような気がします。

少し若い吉田拓郎(H13.08.05)

奥田民生に関しては、PUFFYのプロデューサーとして知っていました。

アジアの純真、渚にまつわるエトセトラなど、井上陽水が作詞して、作曲と編曲を奥田民生がやって
プロデュースしたもの。これが私の生きる道は作詞作曲。
数年まえ大ヒットしました。これらの曲は、私も好です。

彼自身の歌は、よく知りませんでしたが、マシュマロを歌っていたとは、気がつきませんでした。
有線放送で昨年よく流れていましたが、一体だれが歌っているのだろうと、思っていた曲です。

私としては、マシュマロは、自分で作って、自分で歌っているので、好きに歌えばいいとは、思いますが、
色々な意味で、あまり無理をしないほうが、よいのではと、少し心配になるような、歌詞の曲です。
(特に若い一部のファンには、こうした退廃的な、感じの曲がうけるのでしょうが)

つい最近発売された、ザ・スタンダードは素直な感じの曲で、
こっちの曲の方が、彼の本当の部分がでていると思います。

それと、私としては、同世代のシンガーソングライターとして、吉田拓郎を思い出してしまいます。
似てませんか?少し若い吉田拓郎に見えてしまいます。

Tommy february6(トミー・フェブラリー6)て知ってます?(H13.07.28)

先日、夜遅く、テレビを見ていたら、この女性歌手がトーク番組に出演しており、
話を聞いていたら、なかなか興味深い話をしていました。

the brilliant greenというグループ名は知っていましたが、どんな曲を演奏するのかは、
全く知りませんでした。(多分、曲は聞いたことがあるのですが、グループ名と一致しません)

J-POPにも、なかなかなやつがいると感心せざるをえません。

私達、高年の、1950年代のアメリカ青春映画を見て育った者ならともかく、最近の若い女性で、
このセンスを持ち合わせているとは、驚きました。

すなわち、アメリカのハイスクールでよくあるパターンの女学生の
金髪で、グラマーな、美人の、目立つ、男子学生からモテモテの女の子、と対照的な、

痩せていて、眼鏡をかけて、おとなしく、いつも本が友達のような、さえない、
ボーイフレンドのいなそうな女の子。

私達が見た時代の、アメリカ青春映画には、必ずこのタイプの女の子が、登場していました。
そして、この決して主役ではない役割の、目立たない女の子、の存在に目をつけて、

自分で、この女の子を演出して、自分で演じるとは、なかなか目の付け所がよいと感じました。
その音楽は、ハッキリ言って、あまり印象には、残っていませんが。

具体的には、男女3人組、ザ・ブリリアントグリーンのボーカル、川瀬智子(26)が、
Tommy february6(トミー・フェブラリー6)という名前で、7月25日に自ら作詞した
EVERYDAY AT THE BUS STOPという曲でソロデビューしたとのこと。
(the brilliant greenももちろん続ける)


日本のエリッククラプトン?(H13.07.20)

Charがソロデビュー25周年を迎え、今度、たしか、東京ドームでライブをする、とのことです。

ご存知ですよね?日本人のロックギターの名手です。

彼が、テレビにでだした時は、沢田研二より売れるかと、思いましたが、分からないもので、
私が予想したほどは、人気は、出ませんでした。

もちろん、特定の根強いファンは、ずっと、かれの応援をしていると、思いますが、
大ブレークしたことは、無いとの印象です。

いい男だし、音楽的センスもいいし、一見、非のうちどころが無い、と思いますが。
たしかに、かれがレコードにして出す曲は、私も、ほとんど、聞いたことがありませんが。

一般的に、お店でも、品物が整然と、きれいに、飾ってある店よりも、少し雑然とした感じの店のほうが、
ひとは入りやすいと、昔からいわれていますが。

人気商売は、頭で考えていることとは、違っているのでしょうね。


山下達郎の功罪?(H13.07.15)

山下達郎の土曜日の恋人はフジテレビの「おれたちひょうきん族」のエンディングテーマ曲として、
長くつかわれていました。

そのときは、あまり気にもとめず、ただ妙に高い声をはりあげ、粘りのある歌い方、という印象でした。
その後、JR東海のCMで有名になった、クリスマスイブが大ヒットして、
一躍、日本を代表する、アーティストになりました。
私も、あのクリスマスイブは、日本が世界に誇れる、数少ない、クリスマスソングの1つだと思っています。

その後、気がつけば、高音をおもいきり、はりあげて歌う、ボーカルが全盛となり、
(小室哲也ファミリーなど)、今日に至っています。

しかし、私としては、力のかぎり、高い声を、はりあげて、歌う歌い方には、相当抵抗があります。
雰囲気も、テクニックもあったものでは、ありません。
私自身が出来るか、ということは、別にして(素人ですから)、
ただ、おもいきり声をはりあげて、歌うのは、かなり簡単な、安易な手法だと、確信しています。

ですから、昔から、布施明さんや松崎しげるさんの歌は、あまり好きとはいえません。

これにくらべ、カーペンターズのカレン・カーペンターや元トワエモアの白鳥英美子さんなどは、
軽く歌っても、キチンとマイクに声がのり、歌の才能を感じます。

近年、高音をはりあげて歌うボーカルが全盛の、この風潮は、私は、本当に嘆かわしく思っています。

この点、小野リサさんなどは、比較的好きな歌手のひとりです。(それほど頻繁に聞いてはいませんが)。
つい最近、ハワイアンとボサノバを合体させたコンセプトでCDをだしたそうです。
少し調べたら、「Lisa ono bossa hula nova」というアルバムで、テレビのCMにも使われていて、
ブルーハワイ、カイマナヒラ、アロハオエなどが収録されているそうです。


エリッククラプトンのワンダフルトゥナイトを聞きました(H13.07.10)

今日、ラジオでエリッククラプトンのワンダフルトゥナイトを聞きました。
私は、若い時、どちらかといえば、ビートルズのファンだったので、
クリームの全盛期のクラプトンはあまり知りません。

しかし、一度だけ、なにかのフィルムで見たクラプトンのギターは、まさに物凄いテクニックの持ち主でした。
ロックのギタリストにありがちな、自分で自己陶酔しているようなところは微塵も無く、
あんなに冷静にロックのリードギターを演奏する人を、それまで見た事がありませんでした。

まさに、クールという言葉がピッタリあてはまる、ギター演奏。ああ、このひとは天才だ、とすぐに思いました。
みなが、ギターの神様といっていることが、よく理解できました。
この私の感想は、約25年前です。

その後、クラプトンの曲は聞いていませんでしたが、近年のヒット曲ティアーズインヘブンは、
やはり、私としては、気になる1曲でした。昔から、決して歌のうまいひとでは、なかったですが、
それまでの、天才ギタリストから、ヴォーカルでも、あるていど評価されるようになってきたと思います。

そして、(実際には行きませんが)、私がライブにいってもいいと思う、
数少ないロックアーティストのひとりです。
マイケルジャクソンのライブを後楽園がまだドームになっていなかった頃に1度行きましたが、
私としては、ちっともよくありませんでした。ロックのコンサートはそれ以来、懲りてます。

そういえば、今年の11月、エリッククラプトンの日本公演があるそうです。


J-POP 2001年上半期チャート発表 (H13.06.16)

今日、ラジオ(東京FM)で2001年上半期の販売ランキングを発表していました。

アルバムCD販売枚数第1位は宇多田ヒカルのDistance。17万枚の差で2位は浜崎あゆみのA Best。
シングルでは、やはり宇多田ヒカルのCan you keep a secret?が第1位だったそうです。

アルバム・チャート2001年上半期
第1位 Distance               宇多田ヒカル
第2位 A Best                浜崎あゆみ
第3位 ベスト!モーニング娘。1    モーニング娘。

シングル・チャート2001年上半期
第1位 Can you keep a secret?     宇多田ヒカル
第2位 evolution              浜崎あゆみ
第3位 Pieces of a dream         CHEMISTRY


懐かしいニールセダカの素敵な16才を聴きました(H13.05.12)

昨日、ラジオでニールセダカ(Neil Sedaka)の素敵な16才(Happy birthday sweet sixteen)
を聞きました。

私が小学生高学年の頃、日本でもヒットした、アメリカンポップスの代表作の1つです。
当時、ニールセダカのファンだった、私は、自分でも歌っていました。

そして、昨日、改めて聴いてみて、気づいたのですが、
この曲は、ほとんど2つのハーモニーの部分でできており、彼の声が2重になっています。

先入観では、ニールセダカのソロの曲で、ほんの1部分だけが、
当時よく使われていた手法で、メロディーの3度上か下にハーモニーをつけている、とばかり思っていました。

しかし、実際には、曲の3分の2はハーモニーがついており、
歌詞の特に意味のある部分を、強調する形で、ソロにしていることに気づきました。

当時のアメリカンポップスはシンプルにできていて、歌いやすい印象がありますが、
よく聴いてみると、凝って作られていることが分かり、少し見直しました。

1999年10月には、来日しており、東京と近郊で何回かコンサートツアーを行ったそうです。
そのステージでは、彼が、ピアノを弾き語りでオオキャロルがオープニング曲、
その次ぎが素敵な16才だったそうです。
途中で電子オルガンを弾いたそうでうですが、大体はピアノでの弾き語りだったそうです。

そういえば、クレストフォーシンガーズのリーダー内田典宏さんも
電子オルガンに向かって歌うことが多いですね。


ルイ・アームストロング(サッチモ)が歌うAll of meを聴きました(H13.04.26)

有線放送でルイ・アームストロングの曲を続けて聞きました。
All of me、ラビアンローズ、セシボンなどが流れました。
いづれも、本当に懐かしい曲です。

ただ、彼がトランペッターなので、当たり前でしょうが、
演奏全体の構成は、はじめは、トランペットを中心にした、楽器の演奏があり、続いて、彼のボーカル、
その後に、また、トランペットの演奏に戻る構成になっています。

通常は、まづ、ボーカルがあり、間奏に楽器演奏が入って、また、ボーカルに戻る構成がほとんどです。
(勿論、クレストフォーシンガーズのコーラスやソロのボーカルもこの様な構成です。)

サッチモの歌は、歌い方の技術を超えた、なんともいえない、魅力に溢れています。


久しぶりにビッグバンドの演奏を見ました(H13.04.21)

今日、テレビで、宮間利之とニューハードの演奏を観ました。
チャンネルを回していて、偶然に、観たので、途中からでしたが、
Fly me to the moonやPaper dollを続けて演奏しており、久しぶりに、ビッグバンドを堪能しました。
こうした、ビッグバンドが活躍できる、大ホールでの、仕事は減ってきているのだと、思います。

私としては、いつ行っても、ビッグバンドが演奏していて、社交ダンスができて、
お酒も飲める、大きなダンスホールが復活すれば、いいのにと思いますが、
実際には、逆に、衰退してきてしまっているのでしょうね。

どこへ行けば、ニューハードの演奏が聴けるか、少しだけ調べましたので、参考にして下さい。
ニ子玉川の高島屋アレーナホールで6月22日、23日にライブがあるそうです。
他は、ホームページ(宮間利之とニューハード)を見てください。


倉木麻衣はビートルズが好き?(H13.04.11)

今日、ラジオを聞いていたら、倉木麻衣が、生出演していて、色々な質問に答えていました。
例えば、自分の部屋は、6畳くらいのフローリングで、本棚には、ビートルズの絵本があるそうです。

スタッフから用意された、コメントを注意深く発言すると言った感じで、
一昔前のアイドルたちがそうだったように、決して余計なことは、話さないと言った感じです。

標準的な、普通の女の子で、悪い印象は、与えません。
最近の若い世代の風潮からすれば、普通であることは、返って貴重なほど、稀なのかもしれません。
やはり、タレントとしては、優等生なのでしょう。失言が無いので、あまり面白い話に発展しませんが。

ビートルズの絵本とは、どのようなものなのか、わたしにも分りませんでした。
挿絵などが、ビートルズ自身(ジョンレノン)が書いた絵なのか、ビートルズを漫画に描いたものなのか

ただ、倉木麻衣がビートルズに関心がありそうなことは、以前から、知っていました。
Reach for the skyの説明などに、ビートルズを意識して、作ったなどと、書いていましたから。
但し、私には、どこがビートルズ的なのか、分りませんでした。
(puffyの曲の間奏のほうが、よっぽどビートルズそっくりです。あれはパロディーですが)

今、ヒットしているStand upは、色々な、フレーズが混ざっている、かなりややこしい曲との印象です。
ビートルズと小室哲也と今まで発表済みの倉木麻衣の曲がごったになっている感じです。

でも彼女は、人気ありますし、きっと、今年は大活躍するのでしょうね


テレビドラマのHERO観ました(H13.03.31)

宇多田ヒカルのCan you keep a secret?私はかなり気に入っています。
これは、多分にテレビドラマの影響を受けているからでしょう。かなり擦りこまれてます。

木村拓哉と松たかこのドラマは、数年前の、「ラブジェネレーション」も、観ました。

「HERO」も1回分を除いて、全部見ました。
思っていたよりも、ずっと面白く、ドラマとしてもかなりいい出来だったと思います。

このドラマのエンディングテーマのCan you keep a secret?は
テーマソングの入り方のタイミングが絶妙で、これより先でも後でもだめだ、というところで決まっています。
いやでも記憶に残ります。
そして、このドラマに、よく合っているとおもいました。

今、セカンドアルバムCDのDistanceは、記録的な売上をしているそうです。
(このCDの2曲目に入っています)

あと最近では、Aikoの初恋もとてもよいです。


今、なぜビートルズか?(H13.03.03)

最近、ビートルズのしずかなブームがやってきています。
当時、ビートルズを聞いていた人や、あまり聞かなかった人達は、
この機会に、さらに深く知ろうということだと思います。
そして、もっと若い人達にとっては、今流行っている音楽のルーツを知ろうということでしょう。

しかし、私個人としては、あまり興味がわきません。
どうしてなのだろうかと、少し考えてみましたが、多分、次のような、ことだと思われます。

私には、ビートルズが流行った、35年前はそれほど昔ではない。
ですから、昔懐かしいというほどの感慨はありません。

それにビートルズに関しては、当時かなり凝っていて、よく知りすぎている。
ですから、いまさら、新しいことが分るとも思えない。
飽きた、卒業した(卒業できるようなしろものではない)、ということとは全く違うのですが、
いま、ビートルズを、ことさら聴く気にはなれません。

これにくらべて、私にとって、スタンダードジャズは、
ほんとに小さい頃から、おぼろげながら聞いていた程度ですが、
体のなかに沁みついている部分があって、そして、無意識のものです。
ですから、懐かしいのです。

クレストフォーシンガーズを知ったおかげで、最近は、意識的にスタンダードジャズを聴いていますが、
もっともっと、知りたい、聴きたいという、欲求が湧きます。

ちょっと余談ですが、今やプロデューサーとして有名なつんくが、
ビートルズの全く100%コピーのCDをだしてます。
(ただのコピーではなく、徹底的にやってます)
数曲聞きましたが、うっかりしていると、本物のビートルズだと思います。
ビートルズをよく知っているひとほど、だまされやすくできてます。
たとえば、レコーディングのとき偶然入ってしまった、機械音なども、100%再現していますから。


ビートルズ好きな曲ベスト10(H13.03.01)

先日、ラジオでビートルズで好きな曲ベスト10を、やってました。
東京丸の内でインタビューした結果です。20代から40代のビジネスマンとOLが中心でした。

第1位 Let it be
第2位 All you need is love
第3位 Hey Jude
第4位 Yesterday
第5位 Help
第6位 Strawbery fields forever
第7位 Come together
第8位 Long and winding road
第9位 Norwegian wood
第10位Can't by me love

どの年代でも、どこの場所でも、結果は、ほとんど同じだと思われます。
少し意外だったのは、Strawbery fields foreverが入っていたことです。

高校生から大学生の青春現役バリバリの頃、このBeatlesに出会った私は、
Beatlesとして出したレコードの全曲を知っています。

ですから、私の中では、好きな曲が多すぎて、とても10曲だけを選び出すことはできません。
そして、ここに選ばれた曲は、私としては、聞きすぎてしまったせいか、とても好きな曲とはいえません。
強いて言えば、ノルウェーの森(Norwegian wood)くらいでしょうか


久しぶりに、テレビの青春のポップスを観て、満足できました(H13.02.26)

今日、NHKのテレビ番組「青春のポップス」を見ていたら、
珍しく、Manhattan TransferのFour Brothersを、サーカスの4人でハモッていました。
なかなか、凝った、リズムのあるコーラスでした。

毎回、こういったジャズの匂いのする曲も、1曲くらいは、いれてほしいと思います。
久しぶりに、満足した、「青春のポップス」でした。

私が気に入っている、クレストフォーシンガーズが出演したら、もっと素敵なのですが

サーカスもよいですが、クレストフォーシンガーズは、さらにすごいハーモニーのコーラスを
聴かせてくれます。
  (明日2月27日、新宿西口高層ビル群にある、ホテル、センチュリーハイアット東京の27階、
   ナイトラウンジのラプソディーに出演します)
食べ放題、飲み放題でクレストフォーシンガーズのコーラスもたっぷり聴けますよ


今日、ラジオで一風変わったmoon riverを聞きました(H13.02.13)

調べたら、Cassandra Wilsonという女性ボーカルで、
1996年にグラミー最優秀ジャズボーカル賞を受賞。そのCDの中心の曲がこのmoon riverでした。
とてもスローなアレンジです。また水中で音楽を聞いているような音です。

今、来日していてブルーノート東京(Blue Note Tokyo)に出演しているとのことでした(2月12日-17日)

確かに、変わったアレンジで、その割には、悪くはないと思いました。

しかし、私は、何回となく、クレストフォーシンガーズの非常に凝ったハーモニーでの
コーラスのmoon riverを聴いてしまっているので、
本場の優秀な女性ボーカルよりも、クレストフォーシンガーズの方が、よりいい音をしていると思いました。


The Beach boysの中では、surfer girlがよい(H13.01.28)

吉田拓郎さんはハワイが好きで有名ですが、先日もラジオの番組で、アルフィーの坂崎幸之助さんたちと、
オアフ島ノースショアのサーフィンのメッカへ、波を見に行った、様子が流れました。

そして、この場所に一番あった曲は何だろう、という話になり、
やはりビーチボーイズだろう、ということになりました。

そして、彼らが選んだビーチボーイズの1曲は、surfer girlでした。そして、この曲が流れました。

私も、この曲は、ビーチボーイズの中で、一番好きな曲です。
作曲はBrian Wilson、1963年発表のスローバラード。


ジャズの日(1月22日)が制定されました(H13.01.12)

今日ラジオを聞いていて、知りました。
1月22日をジャズの日と制定して、ジャズファンを少しでも増やそう、という意図だそうです。

発案者は、ジャズのライブで有名な、バードランド(Birdland)のオーナー太田紀美子さんと
ここに集まる、ジャズ関係者およびファンのみなさん。
Jazzという字を眺めていたら、Ja.22(January 22)に見えてきたそうです。

早速、今度の1月22日には、日比谷公会堂で、ライブをやるそうです。
出演は、世良譲、マーサ三宅ほか。入場料は¥1220とのこと
詳しくは、バードランド(Birdland)tel 03-3478-3456、までお問い合わせください。

実際、ジャズのファンは、中高年以上の人がほとんどで、
ジャズプレーヤーも、ファンも高齢化が進み、
年々、ジャズのライブハウスが、減ってきているとのことでした。

私も、何回か、このバードランドへ行ったことはありますが、
最近では、MXテレビでライブ中継が、月に何回か放映されており、
先日、懐かしいスリーグレイセスを見ました。


aikoは、けっこう、うまい (H13.01.06)

あまり、昨年の紅白について、語っても、しょうがないのですが、
意外によかったのは、aikoでしょうか。

他の歌手たちは、これでもかといった、最高の衣裳を着ているせいか
着慣れない衣裳が気になるのか、普段の力がでない歌手が多かったように思います。
(浜崎あゆみのドレスなどは、ものすごかったです。とてもよく似合ってましたけれども)

これに比べて、Tシャツとジーパンで出てきたaikoは、バックのバンドもいつものメンバーなので
CDと同じ水準の出来でした。いやそれ以上だったかもしれません。

私には、それ以外、特にいいなと思った、歌手はいませんでした。
演歌の歌手たちは、元気なかったようにおもいます。やはり時代のながれなのでしょうか。

感想 平成12年まで

2014-05-16 17:12:39 | 日記
宇多田ヒカルはなぜ紅白をボイコットするのか (H12.12.31)

先日、NHKテレビをみていたら、紅白歌合戦に出場するメンバーが、紅白について語っており、
その中に、前川清さんが、出ていて、最近の若い人は、なぜ紅白に出場依頼されているのに、  
辞退するのか、全く気が知れないと、発言していました。
私も、全く同じ意見です。

前川さんは、藤圭子さんの、前夫なので、
宇多田ヒカルのことは、他人ごととは、思えなかったのかもしれません。
(前川さんの発言は、具体的な名前を挙げてはおりませんでしたが、
 宇多田ヒカルについて言ったものであることは、間違いありませんでした)

かなり昔のことですが、美空ひばりさんが、人気絶頂期に、兄弟の不祥事があり、
NHKからその年は、紅白に声がかからないことがありました。
そのことに、腹をたてた、ひばりさんは、次の年から、紅白をボイコットしたため、
確か10年くらい、紅白に出場していなかった時期がありました。
私の記憶では、ひばりさんが、一番脂ののりきっている、いい時期を、欠場していた、という印象です。
これは、本人にとっても、日本中の歌謡曲ファンにとっても、大変不幸な、出来事でした。

ヒカルさんの、ボイコットは、この状況とは、全く異なりますが、紅白に出場を依頼されているのに、
テレビで歌うところを、ファンがみることが出来ないことには、変わりはありません。
ボイコットする理由は、多分あるのでしょうが、それを乗り越えて、
是非、来年の紅白には出場を期待したいです。

(目の前の、同世代の熾烈な、競争があって、それ以外の事象について、
 あまり配慮できなくなっているのだろうとは、思いますが)
例えば、友人のGLAYが紅白に出ないのを真似していたり、
他局のテレビドラマの主題歌を作っているので遠慮したりはしていないですよね
(あ、私は一体だれに向かって話しているのでしょうか、失礼しました)


倉木麻衣では、Secret of my heartをよく聴きました (H12.12.31)

倉木麻衣のヒット曲では、Secret of my heartが印象に残りました。
何故だか分りませんでしたが、聞きやすく、決して歌いやすくはないのですが、
覚えやすいメロディーだという印象があります。
特に、ドラムなどのリズムセクションは結構工夫があって、いい出来だと思います。

予想どうり、2000年の年間アルバムCD売上第一位は、倉木麻衣のdelicious wayだったそうです。
この1st Albumには、今年ヒットした曲がほとんど、収められています。
Love,day after tomorrow、Secret of my heart、Stay by my sideなどなど、

さらに、NHK朝の連続ドラマの主題歌Reach for the skyは現在もヒット中です。
 (これはアルバム発売以降の発表)

   
モーニング娘のメンバーの顔が判った (H12.12.30)

この1年、有線放送のJ-POPチャネルをかなり、よく聞いていましたが、
思い返して、印象に残っているのは、モーニング娘、浜崎あゆみ、宇多田ヒカル、倉木麻衣などでしょうか

今年の夏によく聞いた、モーニング娘のハッピーサマーウエディングは、
あのハイハイという、かけ声が、ふざけた、感じがしていましたが、
よく歌詞の意味を考えると、娘の親が、ハイハイと応えている、構成になっており、
まあ、そんなに、おかしくはないのだな、と思い直しました。

ただ、ハイハイというかけ声(あいのて)は、民謡でよく使うもので、こういった、ものを躊躇せず使用する
プロデューサーのつんくは、いままでの常識を、気にせず、のびのびとやっているのでしょう。
このあたりが、人気のつづく秘密かもしれませんね。

モーニング娘のメンバーは、入れ替わりが多く、人数も多いため、だれがだれだか、判りませんでしたが、
プロ野球の日本シリーズの始球式に、モーニング娘が登場した時、1塁、2塁、3塁、と
ピッチャーマウンドに分れて、4人が出てきました。

このとき、ピッチャーマウンドで投げたのが、後藤真希で、
多分このひとが、中心人物なのであろうと気づきました。

そして、中心人物と他の人、といった区別をすることで、
他のメンバーの顔も少しは見分けることが可能になりました。


洋楽ファンは、カラオケでは肩身が狭い?(H12.12.10)

よく、カラオケに行くと、感じるのですが、演歌など、日本語の歌の好きな人や、うまい人が多く、
私のような、洋楽ファンは、どうしても、少数派になってしまいます。

さらに、いけないことに、英語の歌を唄っても、もうひとつ、うけない。
勿論、私の歌い方が、あまり上手くないのが、一番の原因でしょうが、
比較的上手いと思える人が歌っても、やはり、同じような気がします。
こういった、経験というか、感想は、1回や2回ではなく、いつもそうなのです。

そして、随分、昔のことを、思い起こしました。
それは、私が、小学生から中学生になりかけの頃、
当時、スタンダードナンバーを歌わせたら、一番であったと、誰もが認めていたと思われる、
ザ・ピーナッツがNHKの紅白歌合戦に出演した時です。

その当時から、洋楽ファンであった、私は、期待して、ザ・ピーナッツの歌を聞きましたが、
その前後に唄った、演歌中心の歌手達に比べて、どうも迫力や説得力が欠けているように、思えました。

今思い返して、その理由を、考えてみますと、日本語をネーティブスピーカーにしている、
日本人の演歌と、その日本人が、英語を、勉強して、見よう見真似で唄っているのでは
所詮、相手にならないほどの、差があるのだろうと、考えざるを得ません。

多分、私達の、カラオケのことも、きっと、その辺に理由があるのではないか、と考えています。

しかし、私は、演歌よりも、洋楽のほうが好きなことは間違いありませんので、
今後も、カラオケでは(あまりうけない)、英語の歌を唄いたいと思っています。


歌心のあるAiko(H12.12.02)

シンガーソングライターは、詩をつくることが、普通のひとより、少しだけうまい。
たった、それだけのことで、プロになれることを、よくうらやましく思ったものです。
我々の年代ですと、吉田拓郎などが、その代表的な人だと思います。

今のJ-POPの中では、Aikoがそうだと思う。
昨年、カブトムシを聞いたとき、普通の人のようだけれど、チョットだけ優れた歌心をもっていると
感じました。

しかし本当は、その少しの差が、大きいことも、歳を重ねるごとに、認めざるを得ません。
いま、ヒットしているボーイフレンドは、意味深でそれほど良いとは思えませんが、
とにかく、紅白出場おめでとうございます。

それにつけても、宇多田ヒカルは、どうして紅白をボイコットするのだろう。
きっと外国で生まれたため、半分日本人ではないのかな?


いました!日本人男性ジャズボーカリスト、小林桂(H12.11.11)

最近、人気が出てきている、若い男性ジャズボーカリスト、小林桂さんは、テレビで少し見ただけですが、
歌に、力みがなく、とても良い感じでした。
チャップリン作曲のsmileなどを歌っていて、テレビのCMでも流れています。
比較的若い女性客に人気があるそうで、ライブは満員になる、とのことです。

同世代の人が、ミュージシャンを支えている場合が多いので、
小林桂さんの人気が、若い人の目をジャズに向けるキッカケになってくれれば良いと思っています。
そして、ジャズファン全体の人口が増えてくることを、期待したいです。


歌うと少しフラット(音程が下がる)する人は多い(H12.11.07)

有線放送のJ-POPチャネルを聞いていたところ、小柳ゆきさんの曲が流れてきました。
しかし、高音の声をはるところが、どうしても、ほんの少しフラットしている気がしてなりませんでした。
曲名は、Mac Athur Park。ドナ・サマーのヒット曲だそうです。
(彼女の場合、限界ぎりぎりの高音で、歌っているため、特にキビシイのだと思います)

小柳ゆきさんのように、歌がうまくて有名なひとでも、フラットしてしまうとしたら、
素人が、フラットするのは、やむを得ない、ことでしょうね。

カラオケなどで、音程が外れるとき、シャープ(音程が上がる)する人は、まず、いません。
やはりフラットしがちです。私も、残念ながら、フラットしてしまう時があります。

どうしたら、直せるのでしょうか?
歌の名人、クレストフォーシンガーズのリーダー内田典宏さんに、お聞きしてみようかと思います。
但し、お聞きするだけで、直る、というものではないとは思いますが。

有線放送でジャズ部門のボーカルチャンネルを聞きました(H12.11.06)

本日、有線放送のジャズ部門のボーカルのチャネルを聞きました。
クレストフォーシンガーズのライブでよく聞く、スタンダードジャズの曲がよくかかりました。
It could happen to youこれはChet Bakerが歌ってました。
As time goes byはPeggyLeeが、
またmy foolish heartはTony BennettがBill Evansのピアノで歌ってました。
いづれも、そうそうたるメンバーです。

J-POPチャネルを聞く機会が多いのですが、やはりジャズはいいですね。

TINAが歌うyesterday once moreを聞きました(H12.10.12)

本日、有線放送のJ-POPチャネルからTINAが歌うyesterday once moreを聞きました。
リードボーカルもコーラスも素晴らしく、日本人が洋楽を歌う実力が、本物になってきたことを、実感します。

彼女も、父親がジャズサックスプレーヤーだそうで、洋楽を聞く環境で育った二世ミュージシャンといえます。

余裕たっぷりな歌い方で、どうだうまいだろう、といっているような、歌い方です。
ただ聞き手に、そこまで思わせては、どうかと思うので、
私としては、やはり、宇多田ヒカルのほうが、人気が続くのではないかと思いますが。

麻布十番つづきスタジオ前で(H12.10.04)

本日、夜8時すぎ、所用で、開通したばかりの、南北線麻布十番駅まえを通りかかたら、
若い女性ばかり50人ほどが、道路でたむろしていました。

以前から、ここを車で通ると、よくこういった光景が見られましたが、今日は、歩きだったので、
ついでに、何があるのか、近寄ってみたら、つづきスタジオの入り口でした。
そして、ジャニーズ系の追っかけが、いつ来るとも限らない、また誰がくるかも分らないままに、
だた待っているということが、わかりました。

すぐ横の駐車場には、TIME5と大きくかかれた、ワゴン車があり、
あのコーラスグループもここを使用しているのだなと、少し親近感が沸きました。
残念ながら、彼女達は、タイムファイブの連中を待っている訳では無いようでした。

それにしても、若者は、時間を無駄使いすることを、全くなんとも思っていないことに、あきれるとともに
少し感心もし、また、充分に時間を持っている者の特権かとも思いました。

スタンダードジャズを歌う、男性ボーカルは少ない(H12.09.20)

昨日の続きですが、bye bye blackbirdはヘレンメリルが歌ってました。
いづれにしろ、男性ボーカルはきわめて少なく、50曲の中、3曲くらいの割合でした。

よく考えてみると、日本でも、昔から、スタンダードジャズを歌う、有名な男性ボーカルは
ごく限られたひとしかいませんでした。 
武井義明、旗照夫、笈田敏夫、ジェリー伊藤くらいしか思い浮かびません。
柳沢真一さんが昔は、ジャズボーカリストであったことは、ずっと後から、知りました。
私が小学生の頃には、タレントとして、活躍されていましたし、彼が歌っているのを、観た記憶はありません。

こうして考えると、米国でも日本でも、ジャズが歌える男性ボーカルは貴重です。
クレストフォーシンガーズのリーダー内田典宏さんなどは、勲章をもらっても、おかしくないと思いました。
(失礼、まだそんなお年ではありませんでした)

全く余談ですが、1959年末のNHK紅白歌合戦には、
武井義明さんが国境の南、旗照夫さんがマックザナイフ、笈田敏夫さんがプリテンド(pritend)を
それぞれ、歌ったとのことです。

久しぶりに、有線放送で、ジャズ部門の、ボーカルのチャンネルを聞きました(H12.09.19)

クレストフォーシンガーズのライブで時々聴くpolkadots and moonbeamsが流れていたので、
誰が歌っているか調べたら、コニー・スティーブンスとのことでした。
懐かしい、テレビや映画に出ていた当時の青春スターですよね。かなり意外な感じでした。
あと、bye bye blackbirdも聞きました。

その他、PeggyLeeのblack coffee、MonicaLewisのeasy come easy go、
BarbaraLeaのlover come back to meなど。半分以上は、曲名が判りませんでした。

傾向としては、スローな、女性ボーカルが中心です。(以前から変わりません)
気のせいかもしれませんが、夕方以降に、有名な曲がかかる。

あと、moonglowやmy melancoly babyも聴きました。

今日、テレビのCSチャネルの映画で、懐かしい「5つの銅貨」を観ましたが、
my melancoly babyは、この映画の主人公レッドニコルズ(実際にいたミュージシャン)
が作曲したことが、判りました。

肝心の音を半音下げて唄う?(H12.09.08)

my blue heavenを気になる歌い方で、唄っていた男性ボーカルはマットデニス(Matt Dennis)でした。
何故気になったかというと、最初のフレーズの、少し、のばすところ、
(エノケンの歌詞で説明すると、「夕暮れにー仰ぎ見るー」の2ヶ所)
を半音フラットさせて歌っていたからです。

我々素人が唄うと、音程がやや下がってしまうことは多いのですが、それとは違って、
意識的に半音下げて、それが、シャレた音になっていることでした。

曲が古いので、多分、昔のジャズボーカリストであろう、とは思っていましたが、
少し調べたところ、ピアノの弾き語りが得意で、甘い歌声とハンサムで有名とのこと。
さらに、あのangel eyesの作曲者とのことでした。

ただ、半音下げて唄う歌唱法は、私もはじめてではなく、ずっと昔、このような唄い方を、聴いたことを
思い出しました。当時、ジャズで流行っていたのだろうと思います。
(スタンダードジャズに詳しい、年上の仲間にも聞きましたが、一時期流行していた、とのことでした)

しかし、何故、シャレた音になっているのかは、よく判りません。
今度、クレストフォーシンガーズのリーダー内田典宏さんに、お聞きしてみようか、と考えています。
(内田さんは、こう言った音楽の理論にも、ものすごく精通しています)


音楽って本当にむつかしい(H12.08.30)

最近やけに有線放送でかかる、Zooという曲がありますが、echoesというグループが男性ボーカルで
歌っています。
いわゆる企画もので、テレビドラマも放映中のためか、よく聞かれるのだと思います。
(このドラマの脚本家で、芥川賞作家でもある、辻仁成という、多才なミュージシャンのオリジナル曲
とのこと。echoesも彼が10年前に作ったロックバンド。つい最近、女優南果歩と離婚したらしい)
音程もリズムも正しく、一生懸命に歌っているのですが、懸命すぎて、何か息苦しくなるような、
聴いていると、疲れる感じです。

同じ曲を、女性ボーカルで、素直に、素人っぽく歌っているのを、聴きましたが、なにかホットしました。
調べたところ、ドラマに出ている、菅野美穂が、ヒロインが扮する歌手名で、CDまで出すとのことでした。
私としては、この女性ボーカル版のほうが、いいように思えました。

そういえば、矢沢永吉が、つい最近、テレビのインタビューで、
わたしは、今まで、コンサートで100%燃焼するよう心がけてきたが、
最近では、70%くらいの力で歌うように気をつけている、と話していました。
そのほうが、聴いている側によく伝わる、というような意味のことを語っていました。
ただし、若い人が、力を抜いて歌うのはよくないだろう、とも言っていました。

私も、echoesを聴かずに、最初から、菅野美穂のZooを聴いていたら、気にもとめず、
いいとは思わなかったと思います。
いやー、音楽って、本当に、むつかしいものですね!

と、ここまで、書いたら、ひとつ、思い当たることがありました。
私は、クレストフォーシンガーズが気に入っていて、よくライブへ行くのですが、
リーダーの内田典宏さんは、このへんのことを、先刻ご承知なのだ、と気がつきました。
実に余裕のある、ゆったりとした歌い方で、さらに、天性の低音の魅力的な、ボーカルには、
観客の全てを、魅了してしまう、素晴らしさがあります。
やはり、豊富な経験にもとづいた、まさに、プロ中のプロだと気づきました。


本物かと思ったLovin’You(H12.08.27)

1ヶ月位前になりますが、昔なにげなく聞いていた、Lovin’Youがライブ録音で、有線放送で流れました。
(Minnie Ripertonという女性ボーカルで、一昔まえよく聞かれた、特徴のある曲です。
 これもまた、聴けばかならず、ああ、あの曲かと、みなが知っている曲です。)

随分まえに流行した曲なのに、最近来日していたのかと、思いましたが、
J-POPのチャネルだったため、気になって、確認したところ、
なんとMisiaがライブのアンコールで歌ったもので、素晴らしいできだったため、
ファンの間では、伝説になっている、とのことでした。

歌唱力があることで定評のあるMisiaが歌っていたとのことで、その事実を理解しましたが、
J-POPは、昔に比べ、米国ポップスとの力の差はあるにしても、
その差は、接近してきているのかも知れません。

また、このLovin’Youは、若いJ-POPシンガーやファンに、とても人気があるそうです。
(昨日のテレビ、アド街ック天国(王子編)の最後の、選曲の3曲、にも選ばれていました)
J-POPシンガーにカバーされる曲が、今後スタンダード・ナンバーとして、後世に残ってゆくのでしょうね。


ビージーズの名曲のカバーを調べたら(H12.08.25)

映画サタデイナイト・フィーバーの全編にわたり流れていたBeeGeesの名曲
愛はきらめきの中に(How deep is your love)が、有線放送から、女性ボーカルで聞えてきました。
(曲名だけでは、分らなくても、必ず聞いたことのある名曲です)

一体だれが歌っているのか、知りたくなり、私なりに調べてみたところ、興味深いことがわかりました。

歌っていたのは、Monday満ちるという女性ボーカルで、最近この曲をメインにしたCDをだしたらしい。
さらに調べたところ、なんとピアニスト秋吉敏子の娘で、父親は、サックス奏者のチャーリー・マリアーノ
とのこと。女優秋吉満ちる、としても活躍していたらしい。

最近の二世ブームは、J-POP界にも確実に浸透していることを実感しましたが、
音楽の二世達のよいところは、音楽的センスが洗練されていて、国境が無くなっているところです。


宇多田ヒカルのclose to youを聴きました(H12.08.19)

カーペンターズが歌って、大ヒットした、有名なこの曲を、まだ若い頃のヒッキーが米国で録音したとのこと。
先日、聴いたfly me to the moonほどの迫力はありませんでしたが、素直に、しかしキッチリと歌ってます。

ただ、私の一番の印象は、バックのコーラスです。とてもカッコよく、一体だれがコーラスしているのか、
分りませんでした。まさか宇多田ファミリー(藤圭子、ヒカルの父、ヒカル)では無いとおもいますが、
ヒッキーが何度も多重録音したのでしょうか?又は、海外の有名なグループが歌っているのか?
とてもセンスよくレコーディングされてます。
(海外の有名なプロデューサーが協力したらしい。なんか反則気味??)

もっと大人の歌手を、もっとスタンダードジャズを(H12.08.11)

以前は、日曜日の夜は、テレビでスタンダードジャズを聴かせる番組があり、毎週楽しみにしていました。
サウンドインSや番組名は忘れましたが、それ以前にも、同様のものがずっと続いておりました。
いつのまにか、これらのものが無くなり、今はそれに変わるものとして、青春のポップスなどがあります。
私は、こういった番組も毎回観るように心掛けておりますが、どの週も見終わってから、
落胆することがほとんどです。(毎回、期待が大きすぎるので)
番組のねらいが、ポップスであり、スタンダードジャズではないので、当たり前のことなのですが、
いつも、もっと大人の歌手を、もっといい曲を、と思ってしまい、残念でなりません。

少し前に、ゲストに谷啓さんが、出演されましたが、彼の思いで話や、曲のエピソードは実に興味深く、
もっと彼の話が聞きたいと思いましたが、番組の司会者などの関心がそこには無いらしく
その先を聞けないで、終わってしまいました。

サウンドインSで司会をしていた、伊東ゆかりさんに再登場願って、スタンダードジャズをもっと大切に
してくれる、テレビの音楽番組を期待したいです。
日本人で、スタンダードジャズを歌う女性歌手としては、とても真摯な姿勢が感じられ、
好感の持てる女性歌手だと思います。
私の大好なクレストフォーシンガーズの、リードボーカルかあいかづみさんも、ジャズは得意ですし、
司会をしながら、英語の曲の意味を、丁寧に説明してくれるので、彼女がいいかも知れません。

J-POPシンガーがユーミンを歌う(H12.08.05)

先日、有線放送から卒業写真が流れてきました。あのユーミンの懐かしい曲を
小柳ゆき、らしき声で歌っていました。誰が歌っているのかは、確認できませんでしたが
いづれにしても、J-POPシンガーにカバーされるとは、さすがに荒井由実だと妙に感心しました。

女性がマイウエイを歌うのはいかがなものか(H12.07.26)

今度は、有線放送から、Charaがマイウエイを歌うのを聴きました。
全編、ささやくような、蚊の泣くような、小さな声で、あのマイウエイが続きました。
勿論、好みがあるので、絶対的なことは、いえませんが、私には、良いとは言えませんでした。
以前から、妙な声質で、それほどいいとは、思っていませんでしたが、この曲のイメージを考えると、
今回、なぜこの曲を選んで唄っているのか、理解できません。
もっとも、私は、クレストフォーシンガーズのリーダー内田典宏さんが、この曲をうたっているのを
一度、聴いたことがあるので、特にそう思うのかもしれません。実に素晴らしい出来でした。
(内田さんは、このような有名な曲は、リクエストしても、滅多に唄ってくれませんが)

宇多田ヒカルのfly me to the moonを聴きました(H12.07.18)

今日偶然、有線放送から、宇多田ヒカルが歌う、fly me to the moonを聴きました。
独自の歌いかたで、十分に歌いこなしており、なおかつ、原曲のイメージをそのまま保っていて、
かなりいい出来でした。(CDになっているらしい)
また、若さのせいでしょうか、声が面白いほど、よくでており、コンサートでこれを唄うと、
大人も思わず、納得させられるので、評判が良いのではないでしょうか。
私が思っていたよりも、大物なのかも知れません。

ビートルズとモンキーズの関係?(H12.07.17)

(前回の宇多田ヒカルと倉木麻衣の続きですが)

もう30年以上も昔の話ですが、ビートルズがデビューした当時のことを思い出してみました。
言うまでも無く、英国のリバプールで誕生した、このビートルズに代表されるリバプール・サウンドは
たちまち、全世界に広がり、過去最大の売上を記録しました。これに目をつけた米国音楽業界は、
ビートルズの路線を真似て、その音楽性とメンバーのキャラクターがそっくりなグループを意図的に
作り出しました。オーディションで選ばれたメンバーは、それなりに優秀で、当初かなり成功しました。
つまり、デビューしたとたん、ヒットチャートで上位を維持し続け、一時期は英国のビートルズと
米国のモンキーズは並び称される関係になりました。
しかし、モンキーズはそれこそ寄せ集めのメンバーであり、それまでは、互いに知らない間柄であり、
さらにミュージシャンでなかった者もいました。
私の記憶では、二年間くらい、活躍したあと、あまり話題にのぼらなくなったと思います。

こうした観点から、(日本の2人の歌姫の)将来を予測すると、今後も安定して、活躍するのは
宇多田ヒカルのほではないかと思われます。
こうして書いてゆくと、あまりにも宇多田ヒカルをひいきしすぎているようで、気がひけますが、
私が知っている限り、宇多田ヒカルは、ほとんど自分の力で音楽を作っている様子が判ります。
一方、倉木麻衣は、いかにも優等生といった感じで、会社が練りに練った戦略を忠実に実行してゆく
優秀なタレントといった感じが強い。もちろん倉木麻衣は作詞をしており、その内容が素晴らしいために
大ヒットしているのですが。(今、倉木麻衣のdelicious wayというCDが爆発的に売れています)
実をいうと、私は1世代違うためか、宇多田ヒカルの曲はそれほどいいと思ったことはありません。
強いて言えば、倉木麻衣のヒットしている曲のほうが好きなくらいです。
しかし、心情的にいえば、やはり、オリジナリティーを、高く評価したいので、どちらかといえば
ヒッキー(宇多田ヒカル)の方を応援したい気持ちですけどね。

倉木麻衣の歌は宇多田ヒカルに似ているか?(H12.07.09)

有線放送のJPOPチャンネルでは、曲名や歌手が紹介されないので、てっきり宇多田ヒカルが歌っていると
思った曲が倉木麻衣であるといったことがよくあります。
(delicious wayというヒット曲は宇多田ヒカルと思ったら、倉木麻衣の曲でした)

私は年齢的にも、若い人の曲は詳しくありませんから、よく区別がつかなくても不思議ではないのですが、
最近、この件で当事者の関係者同士が、ちょとしたトラブルになったと、マスコミが騒いでいました。

真似をしている訳ではないのでしょうが、ハッキリ言って区別がつかないことがよくあります。
delicious wayも同名のCDの中に収められていますが、倉木麻衣のヒット曲が沢山入った、
爆発的に売れそうな、そんなCDです。そして販売戦略は相当に練られたものだと感じました。
ですからデビューのしかたや曲の傾向などは、当然、宇多田ヒカルだけではないにしろ、
参考にしていると考えられます。

私は、どちらの味方でもないので、単に見分け方(聴き分け方)を考えてみました。
どちらかといえば、濃い歌い方をするのが宇多田ヒカルで、さらっと軽く歌うのが倉木麻衣だといえます。
日本人は食べ物でも薄味の関西風料理が好きなひとが多く、倉木麻衣のほうが売れるかも知れませんね。

有線放送の今年前半の中間発表を見ました。(H12.07.02)

昨日、テレビで有線放送の今年前半の中間結果を発表していました。
ポピュラー・ロック部門では、新人では倉木麻衣、
リクエスト曲第一位は桑田佳佑(サザンオールスターズ)のTsunami(つなみ)
アーティスト総合一位は小柳ゆきでした。
そのほか演歌部門なども紹介していましたが、はっきりいって演歌部門のほうはどうでもいい感じです。
きっとリクエストの数も100分の1くらいなのだと思います。

小柳ゆきさんをテレビで観たことがありますが、その時は、歌唱力をかわれて、古いスタンダードナンバーを
歌っていました。若いひとのわりには、古いジャズが好きで、よく頑張っているほうなのだと思いましたが、
残念ながら、彼女のよさは、ほとんど表現されておらず、少し気の毒でした。
小柳ゆきさんが出したスタンダード曲のCDのなかでも、あまり得意でない曲を、依頼されて、
打ち合わせも不十分な状況で、歌わされているような、そんな感じがしたのは、私だけでしょうか。

夏には、ハワイアンをテレビで見たい。(H12.06.25)

近年、夏の季節になっても、いわゆるハワイアン・バンドの出演がなく、とても不満です。
私が小学生のころは、夏になると、決まって、アロハシャツに白いズボンをはいた、ハワイアン・グループが
スチール・ギターの音とともに、ハワイアン音楽を演奏して、季節を感じていました。
その頃、活躍していたのは、大橋節夫とハニーアイランダース、バッキー白片とアロハハワイアンズ
ポス宮崎とコニーアイランダースなどでした。
ボーカルでは、エセル中田、日野てる子などが出演していました。
数年まえに、東京都内のホテルでバッキー白片さんのステージを観ましたが、残念なことに、
それから1年くらい後に、亡くなってしまいました。
是非、テレビ番組でハワイアン特集をやってもらいたです。そして、必ず大橋節夫さんを出演させてほしい。
なんといっても、日本のハワイアンをひろめた第一人者だと思います。(赤いレイは私も唄えます)

私はどんな曲が好きだったのか?(H12.06.25)

先日、クレストフォーシンガーズのリーダー内田典宏さんに、どんな曲がすきなのですか?
と尋ねられ、すぐには、答えられられなかったので、すこしづつここに、書き出してみようとおもっています。
以前にも書きましたが、本当は、無意識に大昔聴いたことのある、曲名もほとんど思い出せないような
スタンダード・ジャズをクレストフォーシンガーズがコーラスしている曲が好きなのですが、
あえて、意識的・直接的に私が聴いた曲を思い出しながら挙げてみます。
先日は、小学生時代のことを書きましたので、今回は大学生時代を思い出してみます。

私が大学生になりたての頃は、なんといっても、セルジオメンデスとブラジル66がはやりだした時期です。
私も、いままで聴いたことのない、この曲想には、かなりの衝撃をうけました。一体どういうものなのか、
世界は広いなと思ったものです。そしてセルジオメンデスのファンになりました。
衝撃をうけた曲は、マシュケナダ(Mais que nada)です。そしてそのほかのヒット曲の数々。
コンスタントレイン、フォーミー、ザ・ジョーカー、ディサフィナード、ワンノートサンバなど
その後、セルジオメンデスとバートバカラックが、今でいうコラボレートされていったと記憶しています。
バートバカラックも洗練された曲といった感じで、好きでした。
Close to you、I'll never fall in love again、Raindrops keep fall'in on my head、Look of love、
Walk on byなど
しかし、私には少しあまのじゃくなところがあるようで、あまりに綺麗に仕上がる曲は、
返って魅力が半減するようで、彼の後期はあまり聴かなくなりました。

先日の有線放送についての感想の補足(H12.06.14)

たった3時間聴いただけで、正しい感想と言えるのかと心配されている方もおられると思い、
多少補足します。
私は、まとまって聴いてはいませんが、よく有線放送の音楽は聴いており、
特にJ-POPは好みではありませんが、毎日のように聴きます。
(最近の傾向は女性ヴォーカル全盛です。本日は浜崎あゆみが特に多かった)
ですから、先日の感想には自信を持っていますが、
念のため、本日また3時間キチンと興味のあるチャンネルを聴いてみました。
結果は、先日と全く同じでした。
(有線放送はリクエストだけから成り立っているのか、定かではありませんが、
 傾向があまりにも同じなのでかえってビックリしました。)
強いて付け加えると、Jazzのヴォーカルを再度聴いたのですが、女性ヴォーカルが多く、
スローな曲が中心なのは変わりませんでしたが、unforgetableやangel eyesなど、いい曲がかかってました。

有線放送を聴きました(H12.06.08)

最近、有線放送を3時間ほど聴く機会があり、色々チャンネルを変えて聴いてみました。

最も人気のあるJ-POP(日本人が作詞作曲したポップスを最近ではこう呼んでいるようです)
は同じ、ジャンルでありながら、リクエストが多いためか、複数のチャンネルがあります。
宇多田ヒカル、倉木麻衣、モーニング娘など最近のヒットチャートがガンガンかかる。

メニュー(チャンネルを一部紹介すると)

Jazzにもモダン、ヴォーカル、スウィング、コンテンポラリー、フュージョンなどとあるが
私には、どれももうひとつピンと来る曲がかかりませんでした。
例えば、「ヴォーカル」は女性ヴォーカルが大半で、リズムの無い、スローな曲が多く
サラボーンのような感じの女性歌手(もっと若いが)が続きました。
勿論私はサラボーンが嫌いな訳ではありませんが
「スウィング」はビッグバンドが中心でクラリネットをフューチャーしたものをやっていました。

ワールドミュージックというカテゴリーにも
カントリー、ユーロポップス、ボサノヴァ、ハワイアン、サンバ、シャンソンなどがあり
ハワイアンは大好きなのですが、あまりにもネーティブなものが多く
もう少しジャズっぽいほうが、私は好きなのだと改めて認識しました。

一番お勧めは「ボサノヴァ」チャンネル
これはまず間違いなく良い。原語の唄がほとんどなので意味は全くわからないが聴いていて心地良い。

あと「ジャズスタンダード」というのもありましたが、これはオーソドックスないわゆるジャズで
トランペット、ピアノ、サックスなどのインストロメンタルが中心。
マイルスデービィスのような感じの曲が多い。

肝心の、クレストフォーシンガーズのやっているような、ジャズコーラスのチャンネルがありませんでした。
例えばフォーフレッシュメンに代表されるようなコーラスの分野があってもよいのではないでしょうか

私の音楽の思い出

2014-05-16 16:48:07 | 日記
私の音楽の思い出 
                          
燃ゆる瞳(H21.09.23)

♪いつかどこかで会った、そんな気がする、燃える瞳をした、あのかわいい娘~♪で始まる燃ゆる瞳という曲。

私の高校1年生の時、私の高校では、かなりマニアックに流行っておりましたので、私にとっては、とても懐かしい曲です。

原曲は、ボビー・ヴィーの燃ゆる瞳(The night has a thousand eyes)というアメリカン・ポップス。全米3位にまでなった曲。

少し調べたところ、スリーファンキーズが日本語版で、もゆる瞳という曲名でレコードを出しているとのことでした。
(当時の私の記憶には、スリーファンキーズがこの曲を歌っていたという記憶はありませんが)

日本語の訳詞をしたのは、私が調べた限りでは、確認できませんでしたが、おそらく、安井かずみさん(当時、みナみカズみというペンネーム)が訳詞したのではないかと思います。

後に、カーペンターズがこの曲をカバーしております。

1962年 The Night has a Thousand Eyes(燃ゆる瞳) 歌Bobby Vee  詞・曲Benjamin Weisman Dorothy Wayne Marilyn Garrett
1973年 The Night has a Thousand Eyes(燃ゆる瞳) 歌The Carpenters LP「Now & Then」に収録 


Mercy,Mercy,Mercyという曲、知ってます?(H21.09.13)

私の大学生時代の知人で(数少ない、レコード会社に音楽ディレクターとして採用された人間)が、好きだと言った曲を思い出しました。

その曲はマーシー・マーシー・マーシー(Mercy,Mercy,Mercy)。ザ・バッキンガムズという米国のロックバンドが歌った。
(私としては、ロックバンドはビートルズのほうがよほど面白いし、曲もいいと感じていましたが)

この曲は、有名なジャズのキャノンボール・アダレーの代表作。(ジャズファンならば、きっと演奏を聞いたことがあると思います)

キャノンボール・アダレーのキーボード奏者ジョー・ザビヌルの作曲。翌年、ザ・バッキンガムズがカバーしてヒット。

1966年 Mercy,Mercy,Mercy 詞Larry Williams、Johnny Watson  曲Joe Zawinul  演奏Cannonball Adderley Quintet 
1967年 Mercy,Mercy,Mercy 歌・演奏 The Buckinghams


ニコーフランシスはポップスのお手本だった(H20.07.12)

戦後最大のベビーブームと言われ、その後、団塊の世代と呼ばれた私達。その私達が、最もアメリカ文化に影響を受けたのは、音楽。それも現在では、オールディーズと呼ばれるようになったアメリカン・ポップスではないでしょうか。

そして、当時のアメリカン・ポップスの主役は、ポール・アンカ、ニールセダカ、コニーフランシスなどでした。

なかでも、コニーフランシスは、今考えても、特別に実力がありました。歌唱力、声量など、圧倒的なパワーの持ち主です。

私達の世代であれば、コニーフランシスのヒット曲は、何曲でも、すぐに思い出せると思いますが、私が一番好きな曲は何か、と改めて考えてみると、Follow the Boys(渚のデート)でしょうか。

コニーフランシスのデビュー当時は、声量がものすごく、はじけるような、力強さが溢れていました。それから4,5年後の、このFollow the Boysは、彼女の絶頂期にさしかかった、まさに、珠玉の一曲といえるものです

一般的には、先に発表した、Where the Boys Are(ボーイハント)のほうが有名で、かつ評価が高いかもしれませんが。

私は、どちらかと言うと、Follow the Boysが好きです。そして完成度も高いと思います。

1960年 Where the Boys Are(ボーイハント) Howard Greenfield詞、Neil Sedaka曲、Connie Francis歌
1963年 Follow the Boys(渚のデート)      Ted Murray詞、      Benny Davis曲、Connie Francis歌

オーキャロルのアンサーソング、オー・ニール(H19.08.20)

先日、ニールセダカのオーキャロルのアンサーソング、オー・ニールという歌を聴きました。

ニールセダカ(Neil Sedaka)が、昔歌って大ヒットしたオーキャロル(Oh! Carol)は、キャロルキング(Carole King)をイメージして作ったという話しは、少し前に聞いていました。

しかし、ニールセダカは、私が小学生高学年の頃、恋の片道切符(One Way Ticket)が大ヒットして、知ったアメリカンポップスの大スターであり、

一方、キャロルキングは私が社会人になりたての頃、It's too lateが世界的にヒットしたシンガーソングライターであったため、

私の頭の中では、10年以上活躍した時代が違っていて、あまりピンときませんでした。

そして、今回、アンサーソングであるという、このオー・ニール(Oh! Neil)という曲を聴きましたが、これが相当ダメな曲でした。

キャロルキングが歌っているとのことでしたが、声はよくないし、歌も下手。さらに、あまりまじめに歌っているとも思えない印象です。
アンサーソングは、とかくパロディー的なものであることを考慮しても、あまり感じのよい曲とは聞えませんでした。

ニールセダカが活躍した時代には、女性ボーカルは、特に歌唱力のあるコニーフランシスやブレンダリーなどが大活躍した時期に近く、これに比べるとキャロルキングの歌は素人のようでした。(この約10年後には、女性シンガーソングライターの第一人者となる)

1959年 One Way Ticket(恋の片道切符) Hank Hunter詞、Jack Keller曲 Neil Sedaka歌
1959年 Oh! Carol(オーキャロル) Howard Greenfield詞、Neil Sedaka曲 Neil Sedaka歌
1960年 Oh! Neil(オー・ニール) Howard Greenfield、Gerry Goffin共作、Neil Sedaka曲 Carole King歌
1971年 It's too late  Toni Stern詞、Carole King曲、Carole King歌 LP「Tapestly(綴れおり)」に収録

とても懐かしい曲Walking Back To Happiness(H19.05.05)

少し、前になりますが、ヘレン・シャピロ(Helen Shapiro)が歌うWalking Back To Happinessがラジオから聞こえてきました。

有名な、子供じゃないの(Don't Treat Me Like a Child)や悲しき片想い(You Don't Know)は、すぐに思い出せますが、この曲はすっかり忘れていたので、かえって、とても懐かしく聴きました。

子供じゃないのと悲しき片想いの2曲は、日本語の訳詞もついて、弘田三枝子さんが(今で言う)カバーして歌っており、さらに大ヒットしたので、とても有名なポップスとなりました。

しかし、Walking Back To Happiness(夢見る恋)はどういう訳か英語のままであったため、日本では、大ヒットとまではいきませんでした。

当時、私は中学1年生頃だったと思いますが、♪Walking Back to Happiness,woopah oh yeah yeah♪というフレーズがとても特徴的であり、何回も、小気味よく、また力強く、繰りかえされるフレーズでありました。

ただし、私達には、英語でどう言っているのかは、よく解らず、♪何とかかんとかハッピネース ウッツバーオ・イェーイェ♪と下校時に近所の子供たちと一緒に歌って帰っていたものでした。

私にとって、このヘレン・シャピロ(Helen Shapiro)とコニーフランシス(Connie Francis)はアメリカンポップスが好きになった原点ともいうべき女性シンガーです。(実際は、ヘレン・シャピロは英国人で英国でデビューしましたが、すぐにアメリカというか、世界進出しました)

1961年 Walking Back To Happiness Helen Shapiro(当時14才)歌 John Schroeder曲、Mike Hawker詞


映画「スーパーマン リターンズ」を観て思い出しました(H18.09.01)

先日、映画「スーパーマン リターンズ」を観ました。そこにでてきた印象的なシーンに、子供と男のピアノの連弾の場面がありました。
そして、そこで弾かれた曲を聴いて、急に、私の大昔の記憶が蘇りました。

正確には思い出せないのですが、中学生の頃、多分中学1年生の時であったと思いますが、1学年くらい上級生の男子生徒がいて、
突然、「この曲知ってる?」といって、ピアノで、シンプルな曲を弾きはじめました。

はじめは人差し指1本でピアノに単純なメロディーをゆっくり弾き始め、少しして私がそのメロディーを覚えて、弾き始めると、それにあわせて、その上級生がピアノで伴奏のコードを弾き始めるという、映画「スーパーマン リターンズ」のシーンと全く同じことがその時に起こりました。

(ただし、このことは、そんなに珍しい出来事ではなく、当時、少しピアノをやっていた者にとっては、流行りの行為だったのだと思いますが)

ほかのことは、あまり覚えておらず、すぐ目の前にピアノがあったことを考えると、多分、音楽教室に、放課後、私がいて、そこにその上級生がやって来たのだと思います。

そして、その上級生の男子生徒については、おぼろげながら思い出したことは、

名前も知りませんし、正確には、何学年上なのかも知りません。また、何故、私にだけ、話しかけたのかも、よくわかりませんでした。
しかし、当時、その男子生徒の同級生や下級生から、「シスターボーイ」と、よくからかわれていましたので、今でいうイジメにあっていたと思われます。
たしかに、色白で、背が高い、細身の男子生徒であったと思います。
それから、どのくらい経ったか(数か月後か、半年後くらいか)、その男子生徒のことは見かけなくなりました。多分、転校していったのだと思います。
この曲は、私に限らず、こうしたエピソードが多い曲であり、
(映画を観ている最中では、私でさえ、何故こんなに大切なシーンで、こんなにベタな曲を使うのか、と思いましたから)

確かに、洋楽の基本コードの基礎中の基礎でありますから、この曲のことは、けっこうみんな知っている、聞き覚えのある曲ではありますが、曲名までは、全く知りませんでした。

今回、調べてやっと分りましたが、曲名はHeart and Soulということでした。

1939年 Heart and Soul  Hoagy Carmichael作曲、Frank Loesser作詞


ものすごく懐かしい名曲、My Special Angel(H16.12.09)

曲名も歌手も定かではないが、記憶に残る名曲というものがありますが
本日、ラジオからそんな一曲が流れました。

My Special Angelは、いつ聴き覚えたのか、私もはっきり思い出せません。
スローなロッカバラードですが、今や、ポップスのスタンダードな曲です。

調べてみたところ、なんと1957年に発表されておりました。

エルビス・プレスリーがデビューした翌年のことなので、
私があまり、記憶が定かではないのは当たり前かもしれません。

しかし、心に残る名曲であることは確かで、その後も、再ヒットしていたため、
本当に稀に、私が、耳にしていたことになります。

私の小学生高学年の記憶でもあり、高校生・大学生時代の思い出の曲でもあることになります。

1957年 My Special Angel Jimmy Duncan作詞・作曲 Bobby Helms歌
1968年 My Special Angel                   The Vogues歌


そよ風と私(The Breeze and I)(H16.05.11)

小学生から中学生になりたてのころ、本日のような、蒸し暑い夜に、どこからともなく聞こえてきた
洋楽が、そよ風と私(The Breeze and I)でした。その時のことを、非常に、印象的に憶えています。

この曲に、理由もなく、聞き惚れ、惹きこまれました。
日本の曲想にはありえない、大きな曲です。

洋楽のストリングスで聞いたのですが、何て素晴らしい曲だろうと、感心したものです。
(残念ながら、どのオーケストラの演奏であったかは、確認できません)

このThe Breeze and Iはキューバの作曲家,Ernest Lecuona が
1928 年に作曲した《アンダルシア》というピアノ組曲の第2番だそうで、
後に Al Stillman が英語の歌詞をつけたとのことです。



中学校の卒業謝恩会(H15.12.30)

中学校の卒業式の後、謝恩会をおこなう場合が多いと思いますが
私達の場合は、恩師と卒業生および父兄達の前で、クラス毎にいろいろな出し物を演じました。

他のクラスの出し物で、私のよく知らない1人の男子生徒が、やはり全く知らない2人の女性徒と
スティーブローレンスの悲しき足音(Foot steps)を英語で歌いました。

男性ボーカルにリズミカルな2人の女性バックコーラスをつけた演出は、天晴れでした。

それは、私が当時最も好きだった、アメリカン・ポップスの分野で、曲も大好きな1曲でありました。

本来であれば、その企画であれば、当然、私がリードボーカルを歌うべきだと、1人勝手に、思い込み、
そのため、「出し抜かれたな」と思った次第です。

(しかし、実際には、中学校生活で、そんなに、アメリカン・ポップスを好きだとは、
 皆に、知られていたわけでもなく、私が、心の中で、思っていただけの話ですが)   

さらに、もし、私がその時、Foot stepsを歌うチャンスがあったとしても、
女性2人のバックコーラスを付けることを、思いついたかどうか

後で友人に聞いたところ、その男子生徒は相当な秀才とのことでした。
(確かに、東京都立高校で1番有名な高校へ進学しました)

バックを付けていた女性徒の1人は、年の割には色っぽい感じで有名なのだ、とのことでした。

多分、その男子生徒には、兄または姉がいて、兄姉の入れ知恵もあったのだろうとは思いますが、
やはり、私にとっては、「やられたな」といった感じを強くもった、卒業式のあとの、ひとときでした。

1959年発表 Footsteps(悲しき足音) Steve Lawrence Barry Mann共作
                         歌Steve Lawrence 、
                      歌 飯田久彦、ダニー飯田とパラダイスキング 


コパカバーナ(Copacabana)の原曲は?(H15.09.19)

私は、ある曲が流行り出すと、この曲はいつか、どこかで、聞いたことがある、と確信することがあります。

ある部分が似たフレーズといったものではなく、ほとんど全部、全く同じ曲であるといった場合が多い。
または、全てではないにしろ、主なメロディーまたはサビのメロディーが同じなどと感じることがあります。

この現象?は滅多にありませんし、深く追求する熱意もありませんでしたので、
真偽の確認はできず、ほとんどそのままになっていることが多いのですが。

こうした例は、特に有名な曲に多く、
バリーマニロウが歌ったコパカバーナやコニーフランシスのボーイハントなどがそうです。

まづ、考えられることは、本当に、昔流行った曲のリメイクである場合。
または、似た曲を後から発表してその曲のほうがよく売れてしまった場合などでしょうか。

しかし、私は、そう簡単に、曲を聴き間違えたりはしないと、多少のプライドをもっているつもり?ですので、
いつか聞き覚えのある曲が流行り出したときには、その都度、簡単には調べております。

そしてこれらの曲に関しては、全く判りません。

特に、コパカバーナについては、きっと、古い曲で、私が知らないだけだと思いますが、
原曲が見付けられておりません。
どなたか、ご存知でしたら、教えていただけないでしょうか?

ボーイハントについては、ニールセダカが作曲したことになっているので、私の勘違いなのでしょうか?
もっと大昔に聞いたようなメロディーだと思うのですが...

1961年 映画「ボーイハント」(Where The Boys Are)、歌、主演コニーフランシス(Connie Francis)
1978年 コパカバーナ(Copacabana)または(At The Copa)、歌バリーマニロウ(Barry Manilow)



月夜のボサノバって判ります?(H15.04.03)

中学校3年の頃、日本に初めてボサノバが紹介されました。(多分、本当に最初だと思います)
邦題月夜のボサノバという曲でFly me to the moonのことなんですが、
当時は日本人の歌手も歌ってました。

3拍子のためか、それほどノリのいい曲とは感じませんでした。

どうしてこのボサノバという音楽やリズムが世界的に流行だしたのか分かりませんでした。

その翌年には恋はボサノバというイーディ・ゴーメが歌った曲もでましたが、
(最初の印象がそれほどではなかったためか)
私はそれほど大した曲とは思いませんでした。

しかし、私が大学生になった頃には、ボサノバが洋楽界を席巻しており、アントニオカルロスジョビンや
セルジオメンデスの天下でした。

そして、イーディ・ゴーメがボサノバを歌ったレコードを聴くと、
恋はボサノバの時とは別人のように素晴らしく、ボサノバの名曲を歌っておりました。

One Note Samba Desafinado Moon Riverなどなど、私の好きな曲ばかりです。
今では、女性ジャズヴォーカルの一番好きな中の1人です。

1962年 Fly me to the moon 歌ジョー・ハーネル
     日本では、月夜にボサノバ(私の記憶では月夜のボサノバ)歌中尾ミエ、月へ飛ぶ想いなど
1963年 Blame it on the bossa nova(恋はボサノバ) Eydie Gorme(イーディ・ゴーメ)


燃ゆる想い(H15.02.24)

やはり、高校1年生の頃、当時流行っていたポップスを演奏したり、歌ったりしていた私達は

大流行の曲よりは、マイナーヒットした、少し詳しい者でなければ、知らない曲を見付けてきては、
歌ったりすることを、互いに、自慢していました。

以前にも触れましたが、エルビス・プレスリーを歌わせると、抜群に上手い、先輩が
よく歌っていた曲を思い出しました。

燃ゆる想いという日本語の題名がついた、少しマイナー調の入った、ロックバラード。
この曲を歌っていると、皆聞き惚れて、彼の周りに集まったものでした。

1960年 発表 I'll go on loving you(燃ゆる想い) 歌Jamie Coe(ジャミークー)


ライブは怖い!(H14.08.28)

高校2年生の時、文化祭の前夜祭で、急遽、ムードを盛り上げるために
バンド演奏を依頼されたことがありました。(演奏の約30分くらい前に話しがきました)

全校生徒と、ほとんどの学校職員が、校庭に集まり、
(通常は、校長や教頭先生などが、朝礼をする場所です)
我々の音楽を期待していました。

しかし、本来、演奏する場所ではなく、音響も、スピーカーも音楽を流すには適当ではない状況でした。

さらに、現場の下調べもないまま、観衆の前で、手早くセットアップをしなければならなかったものですから
案の定、ギターアンプ用と、ベースアンプ用のコードがうまく音が出ませんでした。

少しして、1本だけは、音を出せる状態になりましたが、どうしても1本足りません。
全校生徒と多数の職員が待っているのですから、もう演奏を開始しなければなりません。

私は仕方なく、ベースの音の方をアンプに通さず演奏することを決めざるを得ませんでした。
 (一般的には、ベースを残して、ギターを消すほうが良いと思いますが、
 当時の私達のバンドレベルでは、
 ポップスの歌の伴奏には、音程をリードするギターのほうが必要だったのです)

この苦渋の選択を極めて短時間に決めて、各メンバーに説明するのに、充分な時間もありませんでした。
ですから、私から、アンプを通さないで演奏するよういわれたメンバーは、大変傷つき、
演奏が終わってから、私が謝っても、そのことによる心の傷は、全く消えるものではありませんでした。
(あの状況では、そうしなければならなかったと、頭ではわかっても、当人の、心の傷は消えません)

ステージの出来具合は、さんざんなものでした。(少なくとも私は、そう感じました)
3曲ほど演奏したと思いますが、音量のバランスも悪く、
演奏が終わってから、先輩からも、伴奏の音のボリームが、よくなかったと、しかられました。
今、思い出しても、冷や汗がながれます。


大学1年生のとき聴いたConstant rain(H14.05.11)

ポピュラーな曲には、いつ聴いても、感動できる名曲もありますが、
聴く人の、状況や気分によって、効果が倍増する、ちょとした小曲もあります。

千葉県の御宿海岸で、海の家のアルバイトを、少ししたことがありました。
大学生の1年生の夏でしたが、学生のアルバイトが3人雇われていました。
(お互い全く知らない者同士でした)

その店で、かけるレコードは、私達が決められましたので、
その頃、流行っていたセルジオメンデスとブラジル66(Sergio Mendes & Brasil'66)のLPを中心に
ボサノバの曲を多く流していました。

一日中雨が降っている日もあり、そんなとき、聴いた
♪シャビィ・シューバアー♪で始まる、コンスタントレイン(Constant rain)は、まさに、
その日の、私の状況と合致して、とても気に入って聴いたものでした。

余談ですが、
オーナーは、売上が思ったほどでないため、アルバイトの1人にクビを言い渡しました。
3人のうち、私ともう1人は、少しギターが弾けるため、時々店でギターの弾き語りをしたこともありましたので
ギターの弾けない1人がクビを言われたのでした。
当時は、若くて、とても正義感の強かった私は、それなら、私も辞めるといって、
2人で東京へ戻って来てしまいました。(本当はひと夏の予定でしたが、一週間で帰ってきました)


クラリネットを教えてくれた中学生の時の先輩(H14.05.03)

私は中学生のとき、ブラスバンド部で、クラリネットを担当していました。
顧問の先生が力をいれていたため、私達の学校だけでなく、都内の中学校の運動会などによばれて、
演奏行進をしていました。

曲は、スーザ作曲の星条旗よ永遠なれなど代表的な行進曲ばかり、
他には、ワシントンポスト、錨を上げて、海兵隊など。

ブラスバンドは管楽器や打楽器など多くの種類の楽器がありましたが、
クラリネットにも第1クラリネット、第2クラリネット、曲によっては第3クラリネットまでの譜面があります。
第1クラリネットは難しく、かつ、やりがいのあるパートで、16分音符だらけの、ものすごく早い演奏が要求されます。
第2クラリネットは4分音符や8分音符が中心のパートです。メロディーを支えるベース的な役割でしょうか。

全く分からないクラリネットを1から教えてくれたのは、1年先輩でした。
とにかく、つきっきりで、昼休みと放課後に、練習するのですが、ていねいすぎるくらい、
よく教えてもらいました。
おかげで1年生のときから第2クラリネット担当で運動会などの行進には、何度もよばれて行きました。
2年生になると第1クラリネット担当で、馴れると第1クラリネットのほうが、断然面白いことも分かりました。

1年先輩のクラリネット担当はもう1人いて、その先輩も、ほんのたまに、私に練習をつけてくれました。
ただ、この人は、教え方がまったく逆で、ここは、こう吹くのだと言って、1回自分で吹いて、
あとは、私が吹くのを、だまってみているだけでした。

すこし後で気がついたのですが、その、そっけない教え方の先輩の方が、クラリネットの音自体は良く、
第1クラリネットは、その人が優先して担当していたようでした。

どちらかといえば、要領がよく、テキパキとしていて、顧問の先生にも評価されていたかも知れません。
(クラリネットは楽器自体で、音のよさは、かなり変わるので、本当は、要領よく、
 学校にあったクラリネットで、よい音がする方を、先に確保してしまっただけかも知れません)

一方、私に熱心に教えてくれた先輩のほうは、努力型だったような気がします。
ですから、本当のところ、どちらが上手かったかは、判断できません。

ただ2人とも勉強はできたようで、
テキパキしたほうの先輩は、東京都立高校では、当時トップだった有名校へ進学しましたし、
私に熱心に教えてくれた先輩も、当時の学校群では2番目の高校へ進学しました。
(話が音楽から、かなり外れてしまい、申し訳ありません)

特に、私に熱心に教えてくれた先輩には、感謝しています。
ただし、当時は読めた譜面も、今はほとんど読めなくなってしまいました。


ジャニーギターをうまく歌える女子高生(H14.01.23)

ペギーリー(Peggy Lee)が1月21日に亡くなったとのことです。
もちろん代表作は、ジャニーギター(Johnny Guitar)。
今日、ラジオで何回かこの曲が流れました。
昔、思っていたよりは、若い声で、素朴なギターの音に、よく合っていると思いました。

1954年 米映画「大砂塵」の主題歌。作詞Peggy Lee、作曲Victor Young。

私の高校生時代、このジャニーギターを歌うと、ものすごく上手な女子高生がいたのを、思い出します。
低い、きれいな声が、よくのびて、文化祭などでは、必ずこの曲を歌ってました。

ただ、妙なことに、この曲以外は、それほどではなくて、結局、いつもジャニーギターでした。

当時のバンドは、コニーフランシス、ブレンダリー、ジュリーロンドンなどを中心とした
どちらかといえば、ポップスが主体のバンドでしたから、

本格的なジャズで、低音の女性ボーカルを、上手くひきだせるほどの技量は、バンド自体に無く、
原因はそのへんにあったかもしれません。


大学生の時、最も流行っていたのは、イパネマの娘(H14.01.15)

私が大学生になった時を、思い返すと、セルジオメンデスとブラジル66が流行り出した時期と、
以前書きましたが、
実際に、学生バンドの連中が、練習や演奏した曲といえば、イパネマの娘が圧倒的に多かったと
おもいます。

ですから、私も、この曲については、それなりの知識はあるつもりでした。

昨年末だったとおもいますが、NHKBSテレビで、「ボサノバの誕生、イパネマの娘」というドキュメンタリーの
ような、番組をやっており、途中からですが、惹きこまれて、観つづけてしまいました。

私が知らなかった、いくつかのエピソードが、大変興味深く、思わず、テレビを観続けてしまったわけです。

1.この曲は、曲が先にできあがっており、いい歌詞が、見つからず、
  ジョアンジルベルトとアントニオカルロスジョビンが毎日のように、コパカバーナで相談していたとか

2.そこの海岸を通りかかった美人にみとれて、歌詞が、でき上がったとのことでした。

3.ジョアンジルベルトは、ボサノバギターの名手で、ポルトガル語にこだわり、原語でしか歌わなかったとか

4.英語が上手だった、アントニオカルロスジョビンが、アメリカでの録音の際、通訳をしていたとか。

5.レコード会社のプロデューサーは、英語でなければ売れないと主張したとか

ジョアンジルベルトの奥さん(アストラットジルベルト)が、急遽ボーカルを担当したことは、以前から知っていましたが
(かなり有名な話なので)

6.実際は、歌手志望で、どうしても歌わせて欲しいと言ったので、ジョアンジルベルトが、
  アントニオに頼んだとか
(私は、彼女が素人っぽく歌ったので、1回だけで、あまり凝らずに、レコーディングを終えたとばかり思ってましたが)

7.実際は、英語のなまりがはげしくて、アストラットジルベルトの歌だけを、何回も取り直したとか

8.スタンゲッツの演奏をジョアンジルベルトが気に入らず、あんな大きな音は、ボサノバではないと
  文句をいったとか

どれをとってみても、非常に興味深い、話でした。


高校生の時、早稲田大学ハイソサイティ・オーケストラを知る(H13.08.14)

私が高校1年生の秋に、大学の学園祭に行ったことがありました。
その頃には、バンドをやっていたので、大学生のバンドはどのくらいの実力なのかを確かめたくて、
出かけていきました。

早稲田大学の学園祭の期間中に行われたコンサートに行ったのですが、
その時、出演していたのが、早稲田大学ハイソサイティ・オーケストラでした。

インザムード、ムーンライトセレナーデなどを次々に演奏しました。
そして、このビッグバンドの、うまいことに感激するというよりは、
これらの、曲自体の素晴らしさを、強烈に感じました。
(もちろん、演奏がよくなければ、記憶に残りませんので、このビッグバンドは凄い実力であったと思います)

それまでも、ビッグバンドのよさは、映画「五つの銅貨」や、「ベニーグッドマン物語」で
知ってはいましたが、グレンミラーの曲の素晴らしさが、一番、印象に残りました。

その日のコンサートでは、他に、デュークエリントンや、カウントベイシーの曲も演奏されましたが、
私には、グレンミラーの曲が強く印象に残りました。
(この日に聴いた曲は、全て、うっすらとは、知っていて、全くはじめて聴く曲はありませんでしたが)

それ以来、ビッグバンドのよさを知ったことになります。

ところで、クレストフォーシンガーズのライブでは、ときどき、ムーンライトセレナーデを
コーラスで聴きますが、ビッグバンドに負けないほどの、素晴らしい迫力のある、コーラスと演奏です。


ペリーコモショーは毎週観ていました(H13.05.13)

あのペリーコモが亡くなったとのことです。
私が小学生から中学生になりたての頃、テレビでペリーコモショーを毎週観ていました。

細かくは覚えていませんが、ペリーコモがゲストとデュエットする時、誰とでも
(男性でも、女性でも、そして歌手だけでなく、当時の人気コメディアンとも)、
非常に仲良く、そしてなによりもきれいにハモるのに感心していました。
やはり、アメリカはレベルが段違いに高いことを、思い知らされたのを記憶しています。

It's immposible、And I love you so、South of the border、Begin the beguine、
Till the end of time、Some enchanted evening、Bali ha'i、By the Way
など歌っていたと、記憶に残っています。この頃の記憶も、
私がスタンダードジャズを好きになった、キッカケの1つかもしれません。


高校2年生の頃ビートルズがやってきた!(H13.02.11)

ビートルズの最初の映画「A hard day's night」の2001年春休みロードショーが決まったそうです。

1964年当時、「ビートルズがやって来る。ヤァ!ヤァ!ヤァ!」というキャッチフレーズで、
この映画の宣伝というか、ビートルズの紹介が、大ブームになり、社会的現象として、
ビートルズ旋風が日本にも上陸しました。

アメリカンポップスが好きだった私は、高校3年生の頃には、ビートルズも好きになりましたが、
決定的にBeatlesのファンになったのは、この映画を観てからでした。

(1964年8月の初公開当時は、あまりにも混んでいて、映画を観にゆく気になれない程の、大人気でした。
 私は大学生になってから、この映画の再上映を、何回となく、観ました)

プロモーション映画としての役割もあったのでしょうが、なによりも、Beatlesの生活やステージ活動が
ストレートに描かれており、感動したのを覚えています。

中でも、一番好きだったのは、やはり彼らのライブ・ステージの場面です。
好きな曲は、数えきれませんが、I should have known betterやShe loves youは
映画のなかで光っていました。


小学生4年生の頃を思い出しました(H13.01.20)

今日、テレビで、昔、ウエスタンカーニバルに出ていたメンバーが集まった、2000年末コンサートの
様子を見ました。

そして、40年前のウエスタンカーニバルのことを思い出しました。

よく覚えていない部分もありますが、
当時、人気があったのは、山下敬二郎、ミッキーカーチス、平尾昌晃の3人です。
クレージーキャッツも出ていました。

そして、時代の記憶としては、サントリーの角瓶が、最高級のウイスキーだった、頃です。

森山加代子、坂本九、弘田三枝子なども、あとから加わったと、記憶しています。

当時、歌がうまかったのは、森山加代子と弘田三枝子です。
人気は、圧倒的に山下敬二郎でした。

今日、そのほとんどのメンバーが歌っているのを、見て、懐かしいのと同時に、
歌のうまいへたもあまり変わらないのだな、と再認識しました。

ただし、山下敬二郎のシェイクラトルアンドロールだけは、
最近、聞いたなかでは(といってもこの30年間、彼が歌ったなかでは)
一番よかったと思いました。(いつになく、気合をいれて、歌っていました)

そのほか、今日、出演していたのは、田辺靖雄、九重佑三子、田代みどり、飯田久彦、守屋浩、
佐野修、鈴木やすしさんなどでした。


高校時代(H12.08.17)

高校1年(といっても入学したての1-2ヶ月は、中学生の延長で、まだまだ子供だった頃)、
昼休みに校内放送から聞こえてきた、君は我が運命(you are my destiny)
は小学生・中学生時代聞きなれたポールアンカではなく、一体誰が歌っているのか、とても気になり、
聞き耳をたてました。
後で、判ったところによると、高校の軽音楽同好会のメンバーが勧誘を兼ねて、放送していたのです。
まだ子供だった、私には、驚くほど大人っぽい、そして、とても上手なボーカルに感激し、
さすがに、高校はレベルが高いと、思った記憶があります。

小・中学生時代、毎週アメリカンポップス(ポールアンカ、ニールセダカ、コニーフランシスが代表的)
を聞いていた私は、同じクラスの数人を誘って、その軽音楽同好会へ入ることにしました。
これが、小・中学生時代、どちらかといえば、スポーツ少年(野球少年)だった、わたしが、音楽を実際に
演奏する側に廻った、きっかけでした。

その同好会には、あの校内放送で聞いた素晴らしく上手なボーカルの先輩(当時3年生)が居ました。
彼は特にエルビス・プレスリーが上手く、他を圧倒していました。ギターはその先輩から教えてもらいました。
さらに、女性ボーカルでハスキーボイスの1年先輩も特に上手でした。当時ブレンダリー、コニーフランシス
ジュリーロンドンなどを歌っていました。

高校の文化祭になると、その特別上手な男性ボーカルと女性ボーカル2人がデュエットして
ポールとポーラのヘイ・ポーラを歌ったりすると、全校内中で盛り上がったものです。

その同好会でよく練習したり、演奏していた曲は
ハワイアンでは、小さな竹の橋の下で、南国の夜、月の夜は、珊瑚礁の彼方など
そのほか、霧のロンドンブリッジ、Too young、Diana、the Diaryなどなど、

当時の記憶では、エルビスの曲だけは、ほとんど上手く歌えなかった記憶があります。
本当の理由は、分りませんでしたが、やはりエルビス自身の歌唱力を、到底まねできなかったのと、
私が直接には、全盛期のエルビス・プレスリーを知らなかったからかもしれません。


私はどんな曲が好きだったのか?大学生時代(H12.06.25)

先日、クレストフォーシンガーズのリーダー内田典宏さんに、どんな曲がすきなのですか?
と尋ねられ、すぐには、答えられられなかったので、すこしづつここに、書き出してみようとおもっています。
以前にも書きましたが、本当は、無意識に大昔聴いたことのある、曲名もほとんど思い出せないような
スタンダード・ジャズをクレストフォーシンガーズがコーラスしている曲が好きなのですが、
あえて、意識的・直接的に私が聴いた曲を思い出しながら挙げてみます。
先日は、小学生時代のことを書きましたので、今回は大学生時代を思い出してみます。

私が大学生になりたての頃は、なんといっても、セルジオメンデスとブラジル66がはやりだした時期です。
私も、いままで聴いたことのない、この曲想には、かなりの衝撃をうけました。一体どういうものなのか、
世界は広いなと思ったものです。そしてセルジオメンデスのファンになりました。
衝撃をうけた曲は、マシュケナダ(Mais que nada)です。そしてそのほかのヒット曲の数々。
コンスタントレイン、フォーミー、ザ・ジョーカー、ディサフィナード、ワンノートサンバなど
その後、セルジオメンデスとバートバカラックが、今でいうコラボレートされていったと記憶しています。
バートバカラックも洗練された曲といった感じで、好きでした。
Close to you、I'll never fall in love again、Raindrops keep fall'in on my head、Look of love、
Walk on byなど
しかし、私には少しあまのじゃくなところがあるようで、あまりに綺麗に仕上がる曲は、
返って魅力が半減するようで、彼の後期はあまり聴かなくなりました。


小学生5-6年生の頃(H12.06.16)

よく考えてみると、私がなぜスタンダードジャズが好きになったか、明確な理由がある訳ではありません。
  私がはじめて、音楽が好きになったのは、小学生5-6年生の頃、
  アメリカのポップスのヒットチャートを毎週のように紹介していたラジオ番組を聴いて、
  だんだん音楽が好きになっていったのだとおもいます。
  その頃、はやっていたのは、コニーフランシス、ポールアンカ、ニールセダカでした。
  私も、直接・意識的に聴いたこれらの曲は、まねして歌っていましたし、
  現在でも、上手くはありませんが、歌えます。
  スタンダードジャズは無意識にどこかで聴いていたものが、私のなかに残っていて、
  それが今、クレストフォーシンガーズのようなすばらしいコーラスを聴くと、
  懐かしさとともに、よみがえってくるのだとおもいます。