K's Site スタンダードジャズとポップス

音楽が趣味のGONと申します。私は団塊の世代で、昔懐かしいスタンダードジャズを中心に感想を書いてます

感想 平成13年

2014-05-16 17:22:05 | 日記
坂本龍一のボサノバはあまりにも本物すぎる(H13.08.29)

少しまえになりますが、坂本龍一がボサノバのCD
をだしたとのことで、ラジオから、その曲が流れました。

その曲は、いままでの彼の音楽というよりは、本物のボサノバそのものでした。
とにかく、女性ボーカルでボサノバを歌いまくるのですが、ブラジルの本家のボサノバでした。

この時の印象は、日本人がボサノバを、これほど本物にできることに、少しあきれたというのが、
正直な感想でした。(本物のボサノバでした。とてもよかったです)

ただし、本物のボサノバの女性ボーカルが中心であり、
坂本龍一の音楽とはいえないのでは、とも思っていました。
(あまりにも完璧にブラジルの本物だったからです)

そして、少し調べたら、なんと、アントニオカルロスジョビンの家(リオデジャネイロの生家)に行って、
カルロスジョビンの当時のメンバーのモレレンバウンという女性ボーカルとその夫と坂本龍一の3人で
レコーディングしたとのことでした。曲も全てアントニオカルロスジョビンの作曲。

2001年、年間ランキング(H13.12.31)

今年の年間ランキングをオリコンが発表しました。
結果は、上半期の上位にいた、宇多田ヒカルがそのまま1位。

2001年間シングルチャート
第1位 Can you keep a secret? 宇多田ヒカル
第2位 M                浜崎あゆみ
第3位 Pieces of Dream      CHEMISTRY
第4位 波乗りジョニー        桑田佳祐 
第5位 恋愛レボリューション21  モーニング娘。

2001年間アルバムチャート
第1位 DISTANCE          宇多田ヒカル
第2位 A-Best           浜崎あゆみ
この2アルバムが、3位以下を大きく引き離しているそうです。

それにしても、NHK紅白歌合戦を辞退するJ-POPアーティストが続出して、困ったものです。
特に、今年の辞退者をみていて、チョットやな予感がしました。

これはもう、個々のアーティストが、個々に判断して、辞退しているのでは無い。
本当は、出たいのに、出られない雰囲気が作られてしまっているのではないか。といういやな予感。
(紅白を辞退しないと、みんなから、仲間はずれにされるような、雰囲気)

現在のJ-POP業界は、言うまでも無く、CDの売上と全国をライブすることで、
巨大なビジネスとなっており、既存のテレビ業界をそれほど意識しなくても、
充分やっていけるところまで、成長したのかもしれません。

しかし、反面、ここまで成功すると、後から、参入しようとする者を、排除して、楽をしたくなる、
日本人特有の、悪い習慣が、出始めたのではないか?といういやな予感です。

つまり、建設業界に代表される、業者同士の、談合体質が、
J-POP業界にも、広がっていく気配を感じるのです。

古くからいる日本人のことを、それほどよく知らないと思われる、ヒカルさん、
そこのところを、よーく考えてみてくださいよ!
何はともあれ、紅白でヒッキーを観ることができず、とても残念です。

コニーフランシスのToo Many Rulesは元はカントリーの曲って本当?(H13.12.29)

最近、聞いた話ですが、コニーフランシスが歌ったあの有名な、大人になりたい(Too many rules)が
もともとはカントリーアンドウエスタンの曲だったとのことでした。

私なりに、少し調べてみましたが、確認できませんでした。
1961年G.TemkinとD.Stirlingが共同で作ったことに、なっています。

1.単に、非常に似た曲が、古いウエスタンの曲にあっただけなのか?
2.逆に、Too Many Rulesを後から、ウエスタン歌手が、カバーしたものなのか?
よく判りませんでした。

そんなことは、どうでもよいではないか、とおもう方々も多いでしょうが、
小さい頃から、コニーフランシスの大ファンで、特に、この曲は、私が大好きな1曲でした。
当時の曲は、日本でヒットした曲は、全部知っている私にとって、かなり、重要で、確認したいことです。

どなたか、本当のことを、御存知の方が、いらしたら、是非お教え下さい。お願いします。

Can't take my eyes off youは元々は2つの曲か?(H13.11.19)

最近、テレビの車のCMで毎日のように、流れるこのCan't take my eyes off you(君の瞳に恋してる)
は、かなり昔から、聞いていた曲です。

しかし、当初の、私の記憶では、かなり地味な曲といった印象でしたが、
20年ほど前に、曲想ががらりと変わって再ヒットしたのを覚えています。
あまりに変わってしまい、2つあった別々の曲を、つないで演奏したものとばかり思っていましたが、
この、明るい、ハデな間奏が入る、この構成が、主流となり、現在に至っています。

少し調べたところ、
1967年 Frankie Valli&Four Seasonsが最初のヒット(ビルボード1位)。
1982年 Boys Town Gangが2番目のヒット。
1998年 Lauryn Hillの女性ボーカルで3回目のヒット。
そして、最近、日本のJ-POPシンガー(椎名林檎、ZARDなど)もカバーしている。
となります。

私の、この曲の印象は、なんといっても、
プロのミュージシャン達が、ライブで必ずといっていいほど、演奏していたことです。
理由は、多分、間奏がハデで比較的長いので、ボーカルだけが目立つステージでは、
バックの演奏が、主張しやすい、やりがいのある曲だったのでしょう。

この傾向は、明らかに、2番目のヒットの1982年以降の日本での現象です。(日本以外は私は判りません)

しかし、この2番目のヒットとなった時に、別々の2つの曲を続けて編曲して、新しい曲になったという
証拠は見つけられませんでした。(誰か知っていたら教えてください)

ペギーリーが歌う、ローマの秋(H13.11.03)

先日、ラジオで、ローマの秋(Autumn in Rome)を聞きました。ボーカルはペギーリー(PeggyLee)。
とにかく、最近きけない、ゆったりした、完成度の高い、素晴らしい演奏です。
そして、なんといっても、ペギーリーの、感情豊かなボーカルは、素晴らしい、の一言です。

少し調べたら、1954年の録音、米国デッカレコードの作品。
歌唱力といい、バックのオーケストラといい、
実力は、その頃のプレーヤーの方が高い、と思わざるを得ません。

現代は、録音や、効果音の技術は発達して、CDの音は、いいですが、
生(ライブ)の演奏能力は、昔のほうがよかったのだと、おもいます。

そして、このローマの秋、曲自体も、情緒のある、いい曲です。

今年も、もう秋深くなっていることに、今、気づきました。

雪村いづみのBecouse of you(H13.10.21)

今日、NHKのテレビ番組「青春のポップス」を見ていたら、雪村いづみさんがゲスト出演していて
Becouse of youを歌いました。しっとりと歌っていて、とてもよかったです。

(この曲は、私も大好きで、クレストフォーシンガーズのリーダー内田典宏さんに、リクエストして、
 歌っていただいた記憶があります)

雪村いづみさんは、私が小学生のころから、活躍されていましたが、今も現役で、
当時よりも、現在のほうが、落着いた感じがして、よいのではないかとおもえるほどです。

ほかに、タイムファイブや、今陽子さんが出演し、
Oh! my papa、Too young、Moonlight serenade、In the mood、Tennessee Waltzなどなど、
懐かしい曲が多く、とても満足できました。

フランクシナトラが歌う、Dancing in the Dark(H13.10.13)

今日、ラジオからフランクシナトラが歌うダンスインザダーク(Dacing in the Dark)が流れました。
声も素晴らしく、かれの絶頂期の歌だったと思います。
1944年頃の録音だと思われる。(私の生まれる数年前です)

私の、フランクシナトラのイメージは、少ししゃがれた声と、お酒を飲みながら歌う、
雰囲気に重点を置いた、ジャズ歌手の大御所といったところでしょうか。

しかし、今日聴いたDancing in the Darkは、ああ、やはり歌の名人なのだと分からせるに充分でした。
Nancyも絶頂期の作品。

ずっと解けないでいた謎が解けました(H13.09.29)

スリーグレイセスが歌う、5つの銅貨、ラグタイムの子守唄、グッドナイトスリープタイト

昨日テレビでスリーグレイセスが歌う五つの銅貨を聞きました。
映画「5つの銅貨」で3曲が同時に歌われたこれらの曲です。
5つの銅貨(Five Pennies)、ラグタイムの子守唄(Lullabye in Ragtime)、
グッドナイトスリープタイト(Good night Sleep tight)

私の仲間の先輩達が、昔からこれらの曲が大好きで、この3曲を同時に歌っていることがよくありました。
ただし、3曲を同時に歌うと、これらの曲をよく知っている人は、いいですが、そうでなければ、
聴いているほうは、3つの曲が混ざってしまって、よくわからない、ことが否めませんでした。

スリーグレイセスはこの3曲を
(1) まず5つの銅貨をソロで歌い、
(2) 次ぎに、ラグタイムの子守唄とグッドナイトスリープタイトの2曲を静にデュエット。
(3) その後、この2曲のデュエットに、5つの銅貨を重ねて歌う
といった構成で歌いました。

なるほど、こうして少しづつ3曲を重ねてゆくと、1つ1つの曲のメロディーも聴くことができて、
最後に3つの曲が同時に唄われるといった、実に素晴らしい、演出となります。
ずっと解けないでいた謎が解けたような気がしました。

さすがにスリーグレイセスですね。私もまだ小さな頃から、スリーグレイセスの歌う曲が好きで、
テレビにでてくると、喜んでいたことを思い出しました。
これからも、もっともっと、歌いつづけて下さい。

妙に耳に残った古い曲The Rose Tattoo(H13.09.16)

私の大好きな古い曲を、もう1曲思い出しました。
バラの刺青(The Rose Tattoo)という、かなり古臭い感じのする曲です。

何故かこの古めかしい匂いのする曲が好きで、
やはり自分では歌えないので、カラオケにこの曲があると、仲間の先輩に歌ってもらっています。

妙に、このもの悲しい感じのする、メロディーが耳について、離れなかった、記憶があります。

調べたら、1955年度のアカデミー賞主演女優賞をアンナ・マニャーニが映画「バラの刺青」で
受賞しています。
ペリーコモ(Perry Como) とパシーフェイス楽団(Percy Faith)の演奏。

純名理沙が歌うBegin the Beguine(H13.09.09)

今日、NHKテレビの「青春のポップス」をみていたら、ビギンザビギン(Begin the beguine)が流れました。
元宝塚の純名理沙が歌ったのですが、私はこの曲がとても好きで、歌の出来がいいとか悪いという以前に
とても楽しめました。

カラオケにこの曲があると、自分では歌えないので、先輩の仲間にリクエストして、歌ってもらうほどです。
かなり古いラテン調の曲だと思いますが、大昔のとても懐かしい感じが、好きなのだと思います。
(コールポーターの作詞作曲。私が小さい頃に、テレビで見たペリーコモショーでも、彼が歌っていました)

ビルヘイリーとコメッツが歌うChattanooga choo-choo(H13.08.31)

今日、ラジオから懐かしいサウンドが聞えて来ました。
ビルヘイリーとコメッツ(Bill Haley and his Comets)の演奏です。

曲は、なんとグレンミラーの演奏でおなじみの、Chattanooga choo-chooです。
やはり、あの時代は、ロックンロールの元祖といえども、グレンミラーと同じ曲を演奏していたのかと、
少し不思議な思いでした。

もちろん、代表作の Rock Around The Clockも、そして私としては、はじめて聞く曲もありました。

ボーカルと電気音のギターとサックスのとても基本的なロックです。
(もっとも、当時、大ヒットして、その後、ロックンロールの基本と呼ばれるようになったのでしょうが)

現代のエレキギターと違い、生ギターの音を電気
つまり、アントニオカルロスジョビンと坂本龍一が入れ替わっただけで、
坂本龍一がピアノを弾き、後は、当時のメンバーということになります。
Morelenbaum2/Sakamoto/CASA(モレレンバウン2 サカモト/カーザ)というCDです。

日本版チェットベーカー(H13.08.08)

今日、ラジオでChet BakerのBut not for meを聞きました。
(クレストフォーシンガーズのリーダー内田典宏さんも確か歌っていたと思います)

はじめ、彼のトランペットではじまり、彼のボーカルが続きます。とてもボヤっとして、柔らかい歌い方です。
1954年にレコーディングされたとのことですが、今聴いても、かなりいい感じのレコードです。

なんだか、日本で今、売り出し中の、若手ジャズの人気者、 TOKUを思い出します。
彼も、トランペットに似た、フリューゲルホンを演奏しながら、柔らかな歌を歌い、ただいま絶好調です。

彼の歌と演奏では、You'd be so nice to come home toを何回か聴いたことがあります。
(この曲もクレストフォーシンガーズでは、かあいかづみさんが、ときどき歌っています)

元ピンキーとキラーズの今陽子さんも、TOKUさんの大ファンとのことですが、わかるような気がします。

少し若い吉田拓郎(H13.08.05)

奥田民生に関しては、PUFFYのプロデューサーとして知っていました。

アジアの純真、渚にまつわるエトセトラなど、井上陽水が作詞して、作曲と編曲を奥田民生がやって
プロデュースしたもの。これが私の生きる道は作詞作曲。
数年まえ大ヒットしました。これらの曲は、私も好です。

彼自身の歌は、よく知りませんでしたが、マシュマロを歌っていたとは、気がつきませんでした。
有線放送で昨年よく流れていましたが、一体だれが歌っているのだろうと、思っていた曲です。

私としては、マシュマロは、自分で作って、自分で歌っているので、好きに歌えばいいとは、思いますが、
色々な意味で、あまり無理をしないほうが、よいのではと、少し心配になるような、歌詞の曲です。
(特に若い一部のファンには、こうした退廃的な、感じの曲がうけるのでしょうが)

つい最近発売された、ザ・スタンダードは素直な感じの曲で、
こっちの曲の方が、彼の本当の部分がでていると思います。

それと、私としては、同世代のシンガーソングライターとして、吉田拓郎を思い出してしまいます。
似てませんか?少し若い吉田拓郎に見えてしまいます。

Tommy february6(トミー・フェブラリー6)て知ってます?(H13.07.28)

先日、夜遅く、テレビを見ていたら、この女性歌手がトーク番組に出演しており、
話を聞いていたら、なかなか興味深い話をしていました。

the brilliant greenというグループ名は知っていましたが、どんな曲を演奏するのかは、
全く知りませんでした。(多分、曲は聞いたことがあるのですが、グループ名と一致しません)

J-POPにも、なかなかなやつがいると感心せざるをえません。

私達、高年の、1950年代のアメリカ青春映画を見て育った者ならともかく、最近の若い女性で、
このセンスを持ち合わせているとは、驚きました。

すなわち、アメリカのハイスクールでよくあるパターンの女学生の
金髪で、グラマーな、美人の、目立つ、男子学生からモテモテの女の子、と対照的な、

痩せていて、眼鏡をかけて、おとなしく、いつも本が友達のような、さえない、
ボーイフレンドのいなそうな女の子。

私達が見た時代の、アメリカ青春映画には、必ずこのタイプの女の子が、登場していました。
そして、この決して主役ではない役割の、目立たない女の子、の存在に目をつけて、

自分で、この女の子を演出して、自分で演じるとは、なかなか目の付け所がよいと感じました。
その音楽は、ハッキリ言って、あまり印象には、残っていませんが。

具体的には、男女3人組、ザ・ブリリアントグリーンのボーカル、川瀬智子(26)が、
Tommy february6(トミー・フェブラリー6)という名前で、7月25日に自ら作詞した
EVERYDAY AT THE BUS STOPという曲でソロデビューしたとのこと。
(the brilliant greenももちろん続ける)


日本のエリッククラプトン?(H13.07.20)

Charがソロデビュー25周年を迎え、今度、たしか、東京ドームでライブをする、とのことです。

ご存知ですよね?日本人のロックギターの名手です。

彼が、テレビにでだした時は、沢田研二より売れるかと、思いましたが、分からないもので、
私が予想したほどは、人気は、出ませんでした。

もちろん、特定の根強いファンは、ずっと、かれの応援をしていると、思いますが、
大ブレークしたことは、無いとの印象です。

いい男だし、音楽的センスもいいし、一見、非のうちどころが無い、と思いますが。
たしかに、かれがレコードにして出す曲は、私も、ほとんど、聞いたことがありませんが。

一般的に、お店でも、品物が整然と、きれいに、飾ってある店よりも、少し雑然とした感じの店のほうが、
ひとは入りやすいと、昔からいわれていますが。

人気商売は、頭で考えていることとは、違っているのでしょうね。


山下達郎の功罪?(H13.07.15)

山下達郎の土曜日の恋人はフジテレビの「おれたちひょうきん族」のエンディングテーマ曲として、
長くつかわれていました。

そのときは、あまり気にもとめず、ただ妙に高い声をはりあげ、粘りのある歌い方、という印象でした。
その後、JR東海のCMで有名になった、クリスマスイブが大ヒットして、
一躍、日本を代表する、アーティストになりました。
私も、あのクリスマスイブは、日本が世界に誇れる、数少ない、クリスマスソングの1つだと思っています。

その後、気がつけば、高音をおもいきり、はりあげて歌う、ボーカルが全盛となり、
(小室哲也ファミリーなど)、今日に至っています。

しかし、私としては、力のかぎり、高い声を、はりあげて、歌う歌い方には、相当抵抗があります。
雰囲気も、テクニックもあったものでは、ありません。
私自身が出来るか、ということは、別にして(素人ですから)、
ただ、おもいきり声をはりあげて、歌うのは、かなり簡単な、安易な手法だと、確信しています。

ですから、昔から、布施明さんや松崎しげるさんの歌は、あまり好きとはいえません。

これにくらべ、カーペンターズのカレン・カーペンターや元トワエモアの白鳥英美子さんなどは、
軽く歌っても、キチンとマイクに声がのり、歌の才能を感じます。

近年、高音をはりあげて歌うボーカルが全盛の、この風潮は、私は、本当に嘆かわしく思っています。

この点、小野リサさんなどは、比較的好きな歌手のひとりです。(それほど頻繁に聞いてはいませんが)。
つい最近、ハワイアンとボサノバを合体させたコンセプトでCDをだしたそうです。
少し調べたら、「Lisa ono bossa hula nova」というアルバムで、テレビのCMにも使われていて、
ブルーハワイ、カイマナヒラ、アロハオエなどが収録されているそうです。


エリッククラプトンのワンダフルトゥナイトを聞きました(H13.07.10)

今日、ラジオでエリッククラプトンのワンダフルトゥナイトを聞きました。
私は、若い時、どちらかといえば、ビートルズのファンだったので、
クリームの全盛期のクラプトンはあまり知りません。

しかし、一度だけ、なにかのフィルムで見たクラプトンのギターは、まさに物凄いテクニックの持ち主でした。
ロックのギタリストにありがちな、自分で自己陶酔しているようなところは微塵も無く、
あんなに冷静にロックのリードギターを演奏する人を、それまで見た事がありませんでした。

まさに、クールという言葉がピッタリあてはまる、ギター演奏。ああ、このひとは天才だ、とすぐに思いました。
みなが、ギターの神様といっていることが、よく理解できました。
この私の感想は、約25年前です。

その後、クラプトンの曲は聞いていませんでしたが、近年のヒット曲ティアーズインヘブンは、
やはり、私としては、気になる1曲でした。昔から、決して歌のうまいひとでは、なかったですが、
それまでの、天才ギタリストから、ヴォーカルでも、あるていど評価されるようになってきたと思います。

そして、(実際には行きませんが)、私がライブにいってもいいと思う、
数少ないロックアーティストのひとりです。
マイケルジャクソンのライブを後楽園がまだドームになっていなかった頃に1度行きましたが、
私としては、ちっともよくありませんでした。ロックのコンサートはそれ以来、懲りてます。

そういえば、今年の11月、エリッククラプトンの日本公演があるそうです。


J-POP 2001年上半期チャート発表 (H13.06.16)

今日、ラジオ(東京FM)で2001年上半期の販売ランキングを発表していました。

アルバムCD販売枚数第1位は宇多田ヒカルのDistance。17万枚の差で2位は浜崎あゆみのA Best。
シングルでは、やはり宇多田ヒカルのCan you keep a secret?が第1位だったそうです。

アルバム・チャート2001年上半期
第1位 Distance               宇多田ヒカル
第2位 A Best                浜崎あゆみ
第3位 ベスト!モーニング娘。1    モーニング娘。

シングル・チャート2001年上半期
第1位 Can you keep a secret?     宇多田ヒカル
第2位 evolution              浜崎あゆみ
第3位 Pieces of a dream         CHEMISTRY


懐かしいニールセダカの素敵な16才を聴きました(H13.05.12)

昨日、ラジオでニールセダカ(Neil Sedaka)の素敵な16才(Happy birthday sweet sixteen)
を聞きました。

私が小学生高学年の頃、日本でもヒットした、アメリカンポップスの代表作の1つです。
当時、ニールセダカのファンだった、私は、自分でも歌っていました。

そして、昨日、改めて聴いてみて、気づいたのですが、
この曲は、ほとんど2つのハーモニーの部分でできており、彼の声が2重になっています。

先入観では、ニールセダカのソロの曲で、ほんの1部分だけが、
当時よく使われていた手法で、メロディーの3度上か下にハーモニーをつけている、とばかり思っていました。

しかし、実際には、曲の3分の2はハーモニーがついており、
歌詞の特に意味のある部分を、強調する形で、ソロにしていることに気づきました。

当時のアメリカンポップスはシンプルにできていて、歌いやすい印象がありますが、
よく聴いてみると、凝って作られていることが分かり、少し見直しました。

1999年10月には、来日しており、東京と近郊で何回かコンサートツアーを行ったそうです。
そのステージでは、彼が、ピアノを弾き語りでオオキャロルがオープニング曲、
その次ぎが素敵な16才だったそうです。
途中で電子オルガンを弾いたそうでうですが、大体はピアノでの弾き語りだったそうです。

そういえば、クレストフォーシンガーズのリーダー内田典宏さんも
電子オルガンに向かって歌うことが多いですね。


ルイ・アームストロング(サッチモ)が歌うAll of meを聴きました(H13.04.26)

有線放送でルイ・アームストロングの曲を続けて聞きました。
All of me、ラビアンローズ、セシボンなどが流れました。
いづれも、本当に懐かしい曲です。

ただ、彼がトランペッターなので、当たり前でしょうが、
演奏全体の構成は、はじめは、トランペットを中心にした、楽器の演奏があり、続いて、彼のボーカル、
その後に、また、トランペットの演奏に戻る構成になっています。

通常は、まづ、ボーカルがあり、間奏に楽器演奏が入って、また、ボーカルに戻る構成がほとんどです。
(勿論、クレストフォーシンガーズのコーラスやソロのボーカルもこの様な構成です。)

サッチモの歌は、歌い方の技術を超えた、なんともいえない、魅力に溢れています。


久しぶりにビッグバンドの演奏を見ました(H13.04.21)

今日、テレビで、宮間利之とニューハードの演奏を観ました。
チャンネルを回していて、偶然に、観たので、途中からでしたが、
Fly me to the moonやPaper dollを続けて演奏しており、久しぶりに、ビッグバンドを堪能しました。
こうした、ビッグバンドが活躍できる、大ホールでの、仕事は減ってきているのだと、思います。

私としては、いつ行っても、ビッグバンドが演奏していて、社交ダンスができて、
お酒も飲める、大きなダンスホールが復活すれば、いいのにと思いますが、
実際には、逆に、衰退してきてしまっているのでしょうね。

どこへ行けば、ニューハードの演奏が聴けるか、少しだけ調べましたので、参考にして下さい。
ニ子玉川の高島屋アレーナホールで6月22日、23日にライブがあるそうです。
他は、ホームページ(宮間利之とニューハード)を見てください。


倉木麻衣はビートルズが好き?(H13.04.11)

今日、ラジオを聞いていたら、倉木麻衣が、生出演していて、色々な質問に答えていました。
例えば、自分の部屋は、6畳くらいのフローリングで、本棚には、ビートルズの絵本があるそうです。

スタッフから用意された、コメントを注意深く発言すると言った感じで、
一昔前のアイドルたちがそうだったように、決して余計なことは、話さないと言った感じです。

標準的な、普通の女の子で、悪い印象は、与えません。
最近の若い世代の風潮からすれば、普通であることは、返って貴重なほど、稀なのかもしれません。
やはり、タレントとしては、優等生なのでしょう。失言が無いので、あまり面白い話に発展しませんが。

ビートルズの絵本とは、どのようなものなのか、わたしにも分りませんでした。
挿絵などが、ビートルズ自身(ジョンレノン)が書いた絵なのか、ビートルズを漫画に描いたものなのか

ただ、倉木麻衣がビートルズに関心がありそうなことは、以前から、知っていました。
Reach for the skyの説明などに、ビートルズを意識して、作ったなどと、書いていましたから。
但し、私には、どこがビートルズ的なのか、分りませんでした。
(puffyの曲の間奏のほうが、よっぽどビートルズそっくりです。あれはパロディーですが)

今、ヒットしているStand upは、色々な、フレーズが混ざっている、かなりややこしい曲との印象です。
ビートルズと小室哲也と今まで発表済みの倉木麻衣の曲がごったになっている感じです。

でも彼女は、人気ありますし、きっと、今年は大活躍するのでしょうね


テレビドラマのHERO観ました(H13.03.31)

宇多田ヒカルのCan you keep a secret?私はかなり気に入っています。
これは、多分にテレビドラマの影響を受けているからでしょう。かなり擦りこまれてます。

木村拓哉と松たかこのドラマは、数年前の、「ラブジェネレーション」も、観ました。

「HERO」も1回分を除いて、全部見ました。
思っていたよりも、ずっと面白く、ドラマとしてもかなりいい出来だったと思います。

このドラマのエンディングテーマのCan you keep a secret?は
テーマソングの入り方のタイミングが絶妙で、これより先でも後でもだめだ、というところで決まっています。
いやでも記憶に残ります。
そして、このドラマに、よく合っているとおもいました。

今、セカンドアルバムCDのDistanceは、記録的な売上をしているそうです。
(このCDの2曲目に入っています)

あと最近では、Aikoの初恋もとてもよいです。


今、なぜビートルズか?(H13.03.03)

最近、ビートルズのしずかなブームがやってきています。
当時、ビートルズを聞いていた人や、あまり聞かなかった人達は、
この機会に、さらに深く知ろうということだと思います。
そして、もっと若い人達にとっては、今流行っている音楽のルーツを知ろうということでしょう。

しかし、私個人としては、あまり興味がわきません。
どうしてなのだろうかと、少し考えてみましたが、多分、次のような、ことだと思われます。

私には、ビートルズが流行った、35年前はそれほど昔ではない。
ですから、昔懐かしいというほどの感慨はありません。

それにビートルズに関しては、当時かなり凝っていて、よく知りすぎている。
ですから、いまさら、新しいことが分るとも思えない。
飽きた、卒業した(卒業できるようなしろものではない)、ということとは全く違うのですが、
いま、ビートルズを、ことさら聴く気にはなれません。

これにくらべて、私にとって、スタンダードジャズは、
ほんとに小さい頃から、おぼろげながら聞いていた程度ですが、
体のなかに沁みついている部分があって、そして、無意識のものです。
ですから、懐かしいのです。

クレストフォーシンガーズを知ったおかげで、最近は、意識的にスタンダードジャズを聴いていますが、
もっともっと、知りたい、聴きたいという、欲求が湧きます。

ちょっと余談ですが、今やプロデューサーとして有名なつんくが、
ビートルズの全く100%コピーのCDをだしてます。
(ただのコピーではなく、徹底的にやってます)
数曲聞きましたが、うっかりしていると、本物のビートルズだと思います。
ビートルズをよく知っているひとほど、だまされやすくできてます。
たとえば、レコーディングのとき偶然入ってしまった、機械音なども、100%再現していますから。


ビートルズ好きな曲ベスト10(H13.03.01)

先日、ラジオでビートルズで好きな曲ベスト10を、やってました。
東京丸の内でインタビューした結果です。20代から40代のビジネスマンとOLが中心でした。

第1位 Let it be
第2位 All you need is love
第3位 Hey Jude
第4位 Yesterday
第5位 Help
第6位 Strawbery fields forever
第7位 Come together
第8位 Long and winding road
第9位 Norwegian wood
第10位Can't by me love

どの年代でも、どこの場所でも、結果は、ほとんど同じだと思われます。
少し意外だったのは、Strawbery fields foreverが入っていたことです。

高校生から大学生の青春現役バリバリの頃、このBeatlesに出会った私は、
Beatlesとして出したレコードの全曲を知っています。

ですから、私の中では、好きな曲が多すぎて、とても10曲だけを選び出すことはできません。
そして、ここに選ばれた曲は、私としては、聞きすぎてしまったせいか、とても好きな曲とはいえません。
強いて言えば、ノルウェーの森(Norwegian wood)くらいでしょうか


久しぶりに、テレビの青春のポップスを観て、満足できました(H13.02.26)

今日、NHKのテレビ番組「青春のポップス」を見ていたら、
珍しく、Manhattan TransferのFour Brothersを、サーカスの4人でハモッていました。
なかなか、凝った、リズムのあるコーラスでした。

毎回、こういったジャズの匂いのする曲も、1曲くらいは、いれてほしいと思います。
久しぶりに、満足した、「青春のポップス」でした。

私が気に入っている、クレストフォーシンガーズが出演したら、もっと素敵なのですが

サーカスもよいですが、クレストフォーシンガーズは、さらにすごいハーモニーのコーラスを
聴かせてくれます。
  (明日2月27日、新宿西口高層ビル群にある、ホテル、センチュリーハイアット東京の27階、
   ナイトラウンジのラプソディーに出演します)
食べ放題、飲み放題でクレストフォーシンガーズのコーラスもたっぷり聴けますよ


今日、ラジオで一風変わったmoon riverを聞きました(H13.02.13)

調べたら、Cassandra Wilsonという女性ボーカルで、
1996年にグラミー最優秀ジャズボーカル賞を受賞。そのCDの中心の曲がこのmoon riverでした。
とてもスローなアレンジです。また水中で音楽を聞いているような音です。

今、来日していてブルーノート東京(Blue Note Tokyo)に出演しているとのことでした(2月12日-17日)

確かに、変わったアレンジで、その割には、悪くはないと思いました。

しかし、私は、何回となく、クレストフォーシンガーズの非常に凝ったハーモニーでの
コーラスのmoon riverを聴いてしまっているので、
本場の優秀な女性ボーカルよりも、クレストフォーシンガーズの方が、よりいい音をしていると思いました。


The Beach boysの中では、surfer girlがよい(H13.01.28)

吉田拓郎さんはハワイが好きで有名ですが、先日もラジオの番組で、アルフィーの坂崎幸之助さんたちと、
オアフ島ノースショアのサーフィンのメッカへ、波を見に行った、様子が流れました。

そして、この場所に一番あった曲は何だろう、という話になり、
やはりビーチボーイズだろう、ということになりました。

そして、彼らが選んだビーチボーイズの1曲は、surfer girlでした。そして、この曲が流れました。

私も、この曲は、ビーチボーイズの中で、一番好きな曲です。
作曲はBrian Wilson、1963年発表のスローバラード。


ジャズの日(1月22日)が制定されました(H13.01.12)

今日ラジオを聞いていて、知りました。
1月22日をジャズの日と制定して、ジャズファンを少しでも増やそう、という意図だそうです。

発案者は、ジャズのライブで有名な、バードランド(Birdland)のオーナー太田紀美子さんと
ここに集まる、ジャズ関係者およびファンのみなさん。
Jazzという字を眺めていたら、Ja.22(January 22)に見えてきたそうです。

早速、今度の1月22日には、日比谷公会堂で、ライブをやるそうです。
出演は、世良譲、マーサ三宅ほか。入場料は¥1220とのこと
詳しくは、バードランド(Birdland)tel 03-3478-3456、までお問い合わせください。

実際、ジャズのファンは、中高年以上の人がほとんどで、
ジャズプレーヤーも、ファンも高齢化が進み、
年々、ジャズのライブハウスが、減ってきているとのことでした。

私も、何回か、このバードランドへ行ったことはありますが、
最近では、MXテレビでライブ中継が、月に何回か放映されており、
先日、懐かしいスリーグレイセスを見ました。


aikoは、けっこう、うまい (H13.01.06)

あまり、昨年の紅白について、語っても、しょうがないのですが、
意外によかったのは、aikoでしょうか。

他の歌手たちは、これでもかといった、最高の衣裳を着ているせいか
着慣れない衣裳が気になるのか、普段の力がでない歌手が多かったように思います。
(浜崎あゆみのドレスなどは、ものすごかったです。とてもよく似合ってましたけれども)

これに比べて、Tシャツとジーパンで出てきたaikoは、バックのバンドもいつものメンバーなので
CDと同じ水準の出来でした。いやそれ以上だったかもしれません。

私には、それ以外、特にいいなと思った、歌手はいませんでした。
演歌の歌手たちは、元気なかったようにおもいます。やはり時代のながれなのでしょうか。


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