素朴な国民感情として考えがたい――。26日、鳩山首相の資金管理団体の偽装献金事件で、
「不起訴相当」の議決を公表した検察審査会は同時に、虚偽記入や母親からの莫大(ばくだい)
な資金提供を「全く知らなかった」とする鳩山首相の姿勢に疑問を投げかけた。 . . . 本文を読む
民主党国会議員が、有権者と意見交換するタウンミーティングが24日、小松市林町
のこまつドームで開かれた。同党県連代表の一川保夫参院議員と田中美絵子衆院議員の
2人がホストを務めたが、約200人の出席者からは、迷走する同党の政権運営や政策
への批判が相次いで寄せられ、一川代表が「支援してもらわなくても良い」と声を荒ら
げる一幕もあった。
. . . 本文を読む
民主党の国会議員有志が「地方単独公共事業倍増計画推進議員連盟(公共事業倍増議連)」
を近く結成することが22日、わかった。発起人は、川内博史衆院国土交通委員長、前田
武志参院議員ら。27日に設立総会を開く。 . . . 本文を読む
6月から導入する予定の高速道路の新たな上限料金制度を巡り22日、閣内の
混乱が露呈した。政府・民主党が21日に新制度見直しを決定したことを受け、
鳩山由紀夫首相は22日朝、記者団に「無料化の方向と矛盾しない形の中で
(政府と民主党)双方が理解できる形で決着したい」と述べ見直しに意欲を示し
たが、その後、官邸を訪れた前原誠司国土交通相は、首相から「新制度を見直さ
ない」ことについて了解を得たと記者団に明言した。米軍普天間飛行場の移設問
題に続き、高速料金を巡っても政府・与党が迷走し始めた。 . . . 本文を読む
鳩山由紀夫首相は21日、自民党の谷垣禎一総裁、公明党の山口那津男
代表と、3回目の党首討論に臨んだ。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)
について、首相は県外移設を追求する方針を再確認。一方で、「沖縄から
遠くに移すことは適当ではない」と述べた。鹿児島県徳之島への移設案が
念頭にあるとみられる。今後の交渉で、地元の合意よりも米側との折衝を
優先する考えも示唆した。 . . . 本文を読む