「最低限の順法精神すら欠如」衆院議員秋元被告に懲役4年実刑判決
カジノ汚職事件で収賄などの罪に問われた衆院議員の秋元司被告に対し、東京地裁はきのう、懲役4年の実刑判決を言い渡しました。 衆院議員の秋元司被告は、日本のカジノ事業に参入しようとしていた中国企業側からおよそ760万円相当の賄賂を受け取った罪と、保釈中に贈賄側に対し、裁判でうその証言をするよう依頼し現金を渡そうとした証人買収の罪に問われ、裁判では一貫して無罪を主張してきました。 東京地裁は、判決で現金の授受を認定した上で、「要職にありながら特定の企業と癒着し、至れり尽くせりの接待を受けた」「最低限の順法精神すら欠如している」として、懲役4年と追徴金およそ760万円の実刑判決を言い渡しました。これに対し、秋元被告側は即日控訴しています。 記者 「秋元司被告が東京拘置所から保釈されました。胸には議員バッジが見えます」 秋元被告は、判決後に東京拘置所に収容されましたが、昨夜、保釈されました。
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