最近の読書記録。
木下昌輝「敵の名は、宮本武蔵」
木下昌輝「敵の名は、宮本武蔵」
吉岡憲法、鎖鎌のシシド、巌流小次郎、父である新免無二。
それぞれの視点から見た武蔵の姿を描くことで、武蔵の姿が浮かび上がってくる。
とにかく武蔵が最強。強すぎる。
宮本武蔵に敵対した人の側から見た、武蔵を描く手法が面白かったです。
吉岡憲法の描き方が、今までの吉岡道場の面々と違っていて見事でした。
上橋菜穂子「虚空の旅人」
守り人シリーズ第四弾。
バルサが出てこないなぁと思ったら、チャグムが主役でした。
タイトルも「守り人」じゃなく「旅人」でした。
チャグムが成長したことで、しっかりと物語を進めてくれる。
とはいえ。やはりバルサがいないと何となく寂しいような感じ。
次回作は上下巻なので、それぞれの活躍に期待!