実存は全てに優先する -Priorité pour l'Existence-
「実存は全てに優先する」とは、サルトル(Jean-Paul Sartre・仏)を展開して行く過程で得た「創造テーゼ」だが、それにしてもサルトルは偉大だ。
長い日本の歴史の中で、数少ない「革命的体験」であった60年代、70年代を考える時、やはり、パリの五月(Mai, 1968)は、いまだに生々しく迫ってくる。この折フランスでは、行動する哲学者・サルトルと共に、労働者がかなり主導的な役割を果たして居た。
「なぜこれ程、サルトルが実存に拘り、それを哲学にまで成したのか?」
とりあえずこの設問が、重要な取っ掛かりに成るのだが、これは追々解いて行きたい。
いずれにしても、このサルトルのお蔭で、「虐待問題」を始めとして、現代が抱える数々の難問が解決して行きそうなのは、まことに慶賀に堪えない。
<付録6・「もがいてます・30代」に答えて 12/9 03:50>
非常な苦しみ、了解しました。 結論から言いますと、父親・親族・親戚に対し、「電話・手紙・訪問等の一切拒否!!」を貫く事を、まずお勧めします。次の段階は、「新人生の為に、新天地への転出」です。 これで、役立たずの医者を含め、問題の八割方は解決します。 行ってらっしゃい!!
<付録1・虐待を実存的に解決してみると 11/20 22:10>
ご存知の様に、日本は大変、体面・世間向け・建て前などを大切にして来た国ですが、実存の立場から言えば、これらを全く問題にしません。ですから、従来からの日本人からすれば、「あんたは常識が無い!」と言われるでしょうし、これ位は、ご覚悟下さい。
つまりそれ程「実存」は重いもので、よっぽどでないと、「実存」は守り切れない、と言う事です。例えばカキコミの「空さん」が、「親戚からは家出娘、と呼ばれている」と嘆いていましたが、逆に親戚に対しては、「自分の命が危なかったのだから、家出は当然でしょ!!」と返すべきところであります。
つまりこれが、「実存は全てに優先する!」と言う具体的行動です。
ETV カキコミ>
実存主義とは何か サルトル (名著48 ETV番組 )
写真: Vigil