折り紙とやる気の日記

脳がやる気をなくす原因は、
「コンプレックス」「単調さ」「強制や命令」だという！
なるほどなと我が意を得たりと思う。

昔営業マンになりたての時、上司から命令された時、
「わかりました」
と言った数分後に、上司のところに行き、
実はこういうことをやりたいと思うんですけどと、
上司の命令と全く同じことを提案する。
上司は、キナ臭い顔をして、
「それって俺がさっき言ったことだよな？」
という。ぼくは、
「え？そうでしたっけ、これっていい提案ですよね！」
と空とぼける。

上司は自分の意見だから反対するはずがない。

でも全く同じ意見ではと思うのか、別の意見を言いだしたりする。
「はあ、そうですか？いい意見だと思ったんですけど？」
と僕は言う。

そして、数分後に、ぼくは、
「さっきの提案ですけど、もっとこうすればいいんじゃないですか？」
と言う。すると上司は、
「それってさっき俺が言った別の意見のことだろう？」
とチョット笑い出す。

人は「強制や命令」されるとやる気をなくすんだと思う。
ぼくは人の強制や命令は自分の意見だとまずは焼き直す。
そうしないと耐えられない。

自分が動くことは、全て自分が決めたことでなければならないと思う。
これを脳科学的には「メタ認識」というらしい！

そして上司に同じテーマで、全く違う切り口の意見書を提出する。
だいたい二ヶ月ぐらい続ける。
すると、
「もうお前の好きにしろ！」
と言われたりする。これは我慢比べだ。

やる気を起こす前にやる気は存在しなければならないと思う。