正論・異論・極論…様々な角度から考察する思考実験ブログ
【社会】若者が消費をしない★15
(2ちゃん・西日本新聞)
若者が車にも、お酒にも、海外旅行にも興味を示さなくなったといわれて久しい。消費をしない、草食化している、元気がない、などしばしば否定的に語られる。
個人消費の回復に向けて彼らをターゲットにしたい企業側も「今どきの若者は好みが分からない」「それよりシニア市場に照準を」とどこか腰を引いているようだ。
【お題】
若者の消費が芳しくないらしい、景気や消費の変化等様々な要因があるが何か対策はあるだろうか?
【極論】
A:
カネが無ぇんだよカネが! どっかのマダムが一晩付き合ったら数千万くれるとかの話はねぇかな?w
B:
この前、メールで末期ガンのマダムが一晩付き合ったら死後の遺産をくれるって来たぜ?
A:
(B)さん、ばーかばーかw ってか気持ちの良いくらいのスパムだなw
C:
まぁ当然だが、今の若者にカネが無いし、有っても将来的な不安でカネを出さないだろうね。
D:
ケインズ経済を否定する論説で「中立命題」ってある。国が公債を発行して景気浮揚をやろうとしても、公債=借金なのは皆知っていていずれ返済・償還しなきゃならないのも誰もが知っているので景気浮揚策で増えた収入は生活防衛・貯蓄に化けて景気浮揚にはならないって話だ。
A:
そもそも俺の給与は増えてねぇぞ! 生活防衛以前に毎月赤字ギリギリだ!
D:
うーん、本来なら景気浮揚をすれば、まず正規雇用の残業手当等が増えるハズなんだが、サビ残が増えただけでなw
その次に残業で賄えない企業の労働力の補充が低い賃金の非正規雇用で賄われて、
正規雇用に結びつかないんだよねぇ、まぁ非正規とは言え失業率の低下が景気回復には結びついてるがね。
労働市場の逼迫化が続けば、企業は従業員の確保のために非正規の正規雇用での囲い込みと、現従業員のベースアップを含めた待遇改善で離職引き止めに走るはずだが…
長期の不況のトラウマで、雇用の賃金の「固定費化」に経営が及び腰になってるんだな。
まずはサビ残追放の政策・労基行政の強化で改善すると思うのだが?
E:
(D)さん、先程の中立命題の件だが、今は公債発行以上に金融緩和と日銀の国債買い取りで実質的に恐ろしい勢いで国債残高が減って発行通貨量が増えているらしいが、そうするといずれ大インフレになり、若者を含めた生活防衛者のチマチマした貯蓄の価値が水泡になるのでは?
C:
(E)さん、ハイパーインフレ論者ですか? マスゴミのデマですね。
D:
(C)さん、ハイパーかどうかは別ですが市場にカネをばら撒けばインフレになるのが理屈です。
乱暴な言い方をすれば、通貨発行量に反比例して通貨価値は下がります(インフレ率は比例して上がります)。
つまり通貨流通量が倍になれば通貨価値は半分になりインフレ率は倍になります。
ただし、ジンバブエやベネズエラみたく国に稼ぐ力・価値を生産・創造する力が喪失した時に、国家財政の逼迫の苦し紛れに通貨を乱発すればハイパーインフレになりますが、
現代日本には関係のない話です。
(E)さん、そうですね、前述した通り、本来ならかなりのインフレにならないとおかしいのですが、現在逆にデフレになりかねない状況です。
結局は金をばら撒いて金融緩和をしても企業が投資に躊躇し、実際に消費が低迷している以上、いくら安い金利で貸そうとも借りる企業も慎重になります。
あと、世界のオカネが発行通貨のみのリアルマネーで動いている世界ならば、こんなみんなが貯めて満足してる「蓄銭叙位令」状態ならばどんどん通貨を乱発しても構わないのですが、
現代金融はリアルマネー・マネタリーベースの何倍もの「信用創造」でのカネがある以上、これ以上の金融緩和は危ないのが現状なんですよね。
C:
じゃあ若者を含めた人々がどうしたら消費をするのかい?
F:
これってねぇ、(D)さんみたくマクロ経済やマネタリスト的思考だけでは解決は困難だと思う。
もっと原初的な、そぅ「お金って何だろう?」「何故お金を使うのか?」って哲学的・心理学的分野にまで踏み込まないとならないと思うな。
おいらは、「マスローの五段階欲求」をもう一度考えてみたらどうかと思う。
この「失われた20年」とやらは、生理的欲求・安全欲求にばかりリベラルも政府も関心が向いていて、この前の「貧困女子高生」の騒ぎだって、乱暴に言えば「進路」というある種の「将来への安全欲求」の問題じゃないかな?
そして、今の「若者の消費」の問題って、(A)さんみたいなカツカツの生理的安全欲求じゃなく、その次の段階の所属・愛や承認欲求の話なんだよね。
何故車が欲しいか?…仲間と遊びに行きたいから・デートを楽しみたいから、新車を自慢したいから
何故酒を飲むのか?…仲間と騒ぎ楽しみたいから
何故旅行に行くのか?…友達と素晴らしい時間を過ごしたいから・海外に行った事を自慢したいから
移動なだけなら都市近郊在住ならば電車バスで用が足りるし、仲間と飲まない酒ならつまらない、旅行の風景もグーグルマップで大抵見れる…そうじゃないから消費をし欲求を満たす。
そこの欲求を喚起する事が出来れば消費も経済も上向くかな?
C:
動く訳ないじゃん、最低限の賃金で我慢して職場とアパートの往復、楽しみはニコニコ動画とSNSでバーチャル仲間とチャットと馬鹿話、旅行や外出なんてニコ動やYOU TUBEに上げるネタ作りの為、自慢はYOU TUBEのPVの数、リアルな友人はたまに電話をくれる学生時代の仲間くらい…俺を含めてそんなヤツが多いんじゃね? でもバーチャルでも仲間が多いから満足ってかw
B:
(C)さんすげぇな、それで在宅ワークの仕事に転職したら、映画・マトリックスの状況と実質的に変わらないじゃんw
【社会】若者が消費をしない★15
(2ちゃん・西日本新聞)
若者が車にも、お酒にも、海外旅行にも興味を示さなくなったといわれて久しい。消費をしない、草食化している、元気がない、などしばしば否定的に語られる。
個人消費の回復に向けて彼らをターゲットにしたい企業側も「今どきの若者は好みが分からない」「それよりシニア市場に照準を」とどこか腰を引いているようだ。
【お題】
若者の消費が芳しくないらしい、景気や消費の変化等様々な要因があるが何か対策はあるだろうか?
【極論】
A:
カネが無ぇんだよカネが! どっかのマダムが一晩付き合ったら数千万くれるとかの話はねぇかな?w
B:
この前、メールで末期ガンのマダムが一晩付き合ったら死後の遺産をくれるって来たぜ?
A:
(B)さん、ばーかばーかw ってか気持ちの良いくらいのスパムだなw
C:
まぁ当然だが、今の若者にカネが無いし、有っても将来的な不安でカネを出さないだろうね。
D:
ケインズ経済を否定する論説で「中立命題」ってある。国が公債を発行して景気浮揚をやろうとしても、公債=借金なのは皆知っていていずれ返済・償還しなきゃならないのも誰もが知っているので景気浮揚策で増えた収入は生活防衛・貯蓄に化けて景気浮揚にはならないって話だ。
A:
そもそも俺の給与は増えてねぇぞ! 生活防衛以前に毎月赤字ギリギリだ!
D:
うーん、本来なら景気浮揚をすれば、まず正規雇用の残業手当等が増えるハズなんだが、サビ残が増えただけでなw
その次に残業で賄えない企業の労働力の補充が低い賃金の非正規雇用で賄われて、
正規雇用に結びつかないんだよねぇ、まぁ非正規とは言え失業率の低下が景気回復には結びついてるがね。
労働市場の逼迫化が続けば、企業は従業員の確保のために非正規の正規雇用での囲い込みと、現従業員のベースアップを含めた待遇改善で離職引き止めに走るはずだが…
長期の不況のトラウマで、雇用の賃金の「固定費化」に経営が及び腰になってるんだな。
まずはサビ残追放の政策・労基行政の強化で改善すると思うのだが?
E:
(D)さん、先程の中立命題の件だが、今は公債発行以上に金融緩和と日銀の国債買い取りで実質的に恐ろしい勢いで国債残高が減って発行通貨量が増えているらしいが、そうするといずれ大インフレになり、若者を含めた生活防衛者のチマチマした貯蓄の価値が水泡になるのでは?
C:
(E)さん、ハイパーインフレ論者ですか? マスゴミのデマですね。
D:
(C)さん、ハイパーかどうかは別ですが市場にカネをばら撒けばインフレになるのが理屈です。
乱暴な言い方をすれば、通貨発行量に反比例して通貨価値は下がります(インフレ率は比例して上がります)。
つまり通貨流通量が倍になれば通貨価値は半分になりインフレ率は倍になります。
ただし、ジンバブエやベネズエラみたく国に稼ぐ力・価値を生産・創造する力が喪失した時に、国家財政の逼迫の苦し紛れに通貨を乱発すればハイパーインフレになりますが、
現代日本には関係のない話です。
(E)さん、そうですね、前述した通り、本来ならかなりのインフレにならないとおかしいのですが、現在逆にデフレになりかねない状況です。
結局は金をばら撒いて金融緩和をしても企業が投資に躊躇し、実際に消費が低迷している以上、いくら安い金利で貸そうとも借りる企業も慎重になります。
あと、世界のオカネが発行通貨のみのリアルマネーで動いている世界ならば、こんなみんなが貯めて満足してる「蓄銭叙位令」状態ならばどんどん通貨を乱発しても構わないのですが、
現代金融はリアルマネー・マネタリーベースの何倍もの「信用創造」でのカネがある以上、これ以上の金融緩和は危ないのが現状なんですよね。
C:
じゃあ若者を含めた人々がどうしたら消費をするのかい?
F:
これってねぇ、(D)さんみたくマクロ経済やマネタリスト的思考だけでは解決は困難だと思う。
もっと原初的な、そぅ「お金って何だろう?」「何故お金を使うのか?」って哲学的・心理学的分野にまで踏み込まないとならないと思うな。
おいらは、「マスローの五段階欲求」をもう一度考えてみたらどうかと思う。
この「失われた20年」とやらは、生理的欲求・安全欲求にばかりリベラルも政府も関心が向いていて、この前の「貧困女子高生」の騒ぎだって、乱暴に言えば「進路」というある種の「将来への安全欲求」の問題じゃないかな?
そして、今の「若者の消費」の問題って、(A)さんみたいなカツカツの生理的安全欲求じゃなく、その次の段階の所属・愛や承認欲求の話なんだよね。
何故車が欲しいか?…仲間と遊びに行きたいから・デートを楽しみたいから、新車を自慢したいから
何故酒を飲むのか?…仲間と騒ぎ楽しみたいから
何故旅行に行くのか?…友達と素晴らしい時間を過ごしたいから・海外に行った事を自慢したいから
移動なだけなら都市近郊在住ならば電車バスで用が足りるし、仲間と飲まない酒ならつまらない、旅行の風景もグーグルマップで大抵見れる…そうじゃないから消費をし欲求を満たす。
そこの欲求を喚起する事が出来れば消費も経済も上向くかな?
C:
動く訳ないじゃん、最低限の賃金で我慢して職場とアパートの往復、楽しみはニコニコ動画とSNSでバーチャル仲間とチャットと馬鹿話、旅行や外出なんてニコ動やYOU TUBEに上げるネタ作りの為、自慢はYOU TUBEのPVの数、リアルな友人はたまに電話をくれる学生時代の仲間くらい…俺を含めてそんなヤツが多いんじゃね? でもバーチャルでも仲間が多いから満足ってかw
B:
(C)さんすげぇな、それで在宅ワークの仕事に転職したら、映画・マトリックスの状況と実質的に変わらないじゃんw