寧楽のそよ風  日本語と日本を考える

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◇からだことばの慣用句◇  13  耳(みみ)-1

2021-11-07 20:06:00 | 日本語教育
耳の慣用句は、聞くこどが基本(きほん)になっています。
 耳にはさむは、だれからともなく、ちらっと聞くこと。小耳(こみみ)にはさむともいいます。
 耳に入(はい)るはうわさや情報(じょうほう)が聞こえてくること。
 耳にする、耳に触(ふ)れるも、何となく聞こえてくるというニュアンスで使うことばです。

   *数年前(すうねんまえ)、耳にはさんだことばが、奇妙(きみょう)にまだ耳の底(そこ)に残っている。
   *君(きみ)について、へんなうわさが僕(ぼく)の耳に入ってきたよ。
   *社長(しゃちょう)の耳に触(ふ)れないように内々(ないない)で処理(しょり)しましょう。

(参考資料)『からだ語辞典』土肥直道 1996.9.10 騒人社

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