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平成29年6月1日から葉書は62円になる。【年賀葉書は52円】

2016-12-23 00:37:43 | 日記
 日本郵政グループの日本郵便は22日、はがきを2017年6月から10円値上げして62円にすると発表した。値上げは消費増税時を除くと23年ぶり。定形外郵便の一部も値上げする。郵便事業は手紙・はがきの減少や人件費の上昇で収益が悪化しており、昨年11月のグループ上場を機に立て直しを急ぐ。年賀状は52円、封書は82円のまま据え置く。

 はがきの配達数は減りつつあるが、2015年度で63億通に達する。今回の値上げにより、日本郵便の営業利益は18年3月期で300億円超、改善する見通しだ。16年3月期の営業利益が326億円の同社にとっては大きい金額だ。

 日本郵便は今回の料金水準を「3年程度は維持したい」としているが、消費税率が法律どおり19年10月に10%に上がれば「増税分を料金に上乗せしたい」としている。

 暑中見舞いはがきの「かもめーる」なども62円に上がる。日本郵便が来年6月1日の午前に集荷したはがきまでは現在の52円を適用する。その後は62円のはがきでなければ宛先に届かなくなる。62円の切手やはがきは5月から販売する。

 年賀状は黒字を維持しているため52円で据え置く。赤色で「年賀」と書いたはがきで、12月15日から翌年1月7日までに郵便ポストに入れれば、手製の年賀状でも52円を適用する。

 はがきの料金は1981年に20円から40円に上がった。その後、3%の消費税を導入した89年に41円、94年に50円、消費税率を8%に上げた14年に52円に上げた。消費税率を5%にした97年は料金を据え置いた。

 定形外の郵便は家庭の郵便受けに入れやすい大きさなら現在の料金を維持するが、入れにくい大きさのものは平均で100円値上げする。日本経済新聞web版より

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