アビイ・ジャポン!

鳴声ひとつで私を操る三毛猫アビイとの日々…
クールで甘えん坊、やきもち焼きで時々凶暴、子育てに失敗した親ばか日記。

今日のアビイちゃんち(2)

2011年03月19日 | 日記

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めいままさん、コメントありがとうございます。
メイちゃんはアビイより2才お姉さん(?)ですね。
メイちゃんが、少しでも長生きできるよう仙台から応援しています。

そういえば、地震があった日のアビイの様子をあまり書いてなかったので、記しておきます。

病院の玄関ロビーで、姉の姿を見つけたのですが、アビイは建物内に入れないので、
姉のエコバッグのなかに、まあるく収まって病院の玄関脇の非常階段下で待っていました。
キャリーバッグは、ドアが開かなくなった納戸の中だったので、エコバッグの中、だったのです。
いつもは、キャリーバッグに入れようとすると、抵抗して大騒ぎなのですが、今回はおとなしく
入ってくれたそうです。

マンションに戻り・・・
マンション東側のエントランスの奥のほうへ入っていくと、敷物の上に、猫が2匹。
1匹はオムツをしていました。聞くと、19才以上とのこと。よろよろとだけれど、自力歩行している。  
思わずアビイに話しかける、アビイ19才だって・・・アビイはそれ以上目指してね。
迷わず、先客の猫ちゃんたちの近くに落ち着くことする。

マンションの1階に落ち着いてからは、ママの膝の上でずっとおとなしくしていました。
と言うより、やはりかなり怖かったのでしょう、緊張と怖さの余韻でかたまっていた、という感じ。
トラウマにならなければいいけれど、・・・と心配してました・・・が、
夜、遅く、段々落ち着いてきたアビイ、そして、膝の上にも飽きてきた・・・
ズリズリと、頭をしたに変な格好でのびていく。
ずっと、膝の上に縛っていてもかわいそうだし、トイレも心配だなと思って、向かいの公園に
連れて行ったけど、探検する気はあっても、トイレをする気配なし。
建物内に戻ると、膝から降りたがる。ちょっとだけよ、と降ろしたら、奥の方をチェックしに
ドンドン行っちゃって、焦ったよ~。それを数回繰り返す。
深夜2時すぎ、いつもはトイレをすでに済ませている時間だ、かわいそうなのでトイレをしに
9階の部屋にいくことに。姉達に反対されたけれど、膀胱炎になったらどうするのだ、などと
あれこれ言って、結局、姉Cが着いて来てくれることに。
しかし、9階までの道のりは甘くはなかった。3階くらいから、ギブアップ、自分の体だけでも
しんどい、しんどい。 やっと、部屋について、トイレだよ~と促したら、早速ご利用。
暗い懐中電灯に映った、部屋のなかは血圧が上がりそうな状態でした。
このなかで、アビイは一人で、あの凄まじい揺れに耐えていたのか、と思うと、ホント、怪我も
なく、無事でよかった。
部屋に戻ったアビイは、もうここにいるものだと思ったみたいで、帰るよ~とバッグに入れようと
すると、いつものアビイらしく、暴れる暴れる。結局、長いマフラーでくるんでママに抱っこされて
階段を降りる。

翌日、自治会長さんのお宅にお邪魔してからは、さすがに疲れていたのでしょう、少しだけだけど眠ったようでした。 
近くにいた方々が、あらぁ~猫なの~、と顔を見たがったりして、嫌がる人がいなかったので(たぶん)、助かったわ~。
午後、部屋に戻ると、もういつものアビイ。 やはり、アビイも自分のお家がいいのね。
昨日も終日、寝てばかりいました。
いっぱい寝て、怖かったことは、忘れてね、アビイ。

まだ余震が続いています。
揺れるたびに、心の中で、静まれ~静まれ~、と唱えています。