今日のトピックはお仕事のお話になります
長かったはずの冬休みもあっという間に終わり
昨日は2023年初の授業がありました
いつも長期休み明けが最も恐怖であります
なぜならば
生徒さんらが休み期間中に
どのように学習をしていたのかが
瞬時に分かる日であります
「さぁいよいよ今日からスタートだ」
1時間目 は中学生の個別レッスン
「もう英検が近いから
今日は英検の問題解いてくよ〜」
「あ、はい。」
「まずは語彙の部分を10分で計るよ〜」
「あ、はい。」
「よ〜いスタート 」
(10分後)
「ピピッ、ピピッ、ピピッ、ピピッ」
「はいやめ〜」
「何問できた」
「12問です。」(えっ)
そっか、、、 。
(これって凄いヤバい状況かも)
「では1番から自分の解答を入れて文を
読んでみてください 」
「ドゥ、ドゥ、ドュ ユー ウォント サム ハンバーガー?」
・・・。
(ヒェ〜単語も読めなくなってる )
「これサムじゃないね、よく見てごらん
何て書いてある?」
「あ、セイムです。」
これはまさかまさかの冬休み中、英語学習を
何もしていませんでしたぁぁぁぁぁ
ってやつかぁ
2週間後には英検受けるんだよねぇ
いやぁ本当に困りました
即、お母様にご連絡を入れさせて頂きました
どうやら上のお子様の受験ばかりに気を取られ
下のお子様の英検まで気が回らなかったそうです
実はこちらの生徒さん
現在中学2年生、間も無く中学3年生。
小学生の頃にそろばんに習いに来てくれていた生徒さんです
お母様がどうしてもと言うことで
中学1年生に上がった時に是非英語を教えて頂きたいと
再びこちらの教室を訪れてくださいました
ちょうど中学生のコースを作ったばかりでしたので
そちらのクラスで一緒に始めないかとお声がけしました。
しかしながら
既に当教室で3年間英語を学習していた生徒さんとは
もう能力の差が大きすぎて
仕方なく直ぐにクラスを分け
その生徒さんだけ個別という形でこの1年半一緒に
英語学習を進めて参りました。
ご本人の意思でご入会されたのでは無いので
どうしても宿題が疎かになってしまい
その都度
「もう一度親子で話し合いをしてください 」
と言ったことを
これまでに何度も何度も繰り返して参りました
あまり認めたくはありませんが
やはり今はもう
中学1年生からの英語学習スタートは遅いです
もっと早い時期から
英語学習の環境に慣れておかなければ
中学校の英語の授業でまず苦労されることでしょう。
受験の英語なんてもっての外です
残念ながら、まだまだ小学校の英語の授業だけでは
中学英語のスタートに向けての
準備が全然足りません
もちろんご本人に
「英語ができるようになりたい 」
という強い思いがあれば
どんどんと能力をあげていくことは十分に可能だと思います
しかしながら、その
「英語が好き」
という生徒さんがなんとも少ないったら、、、
この10年間英語講師に携わって参り
ビックリしたことの1つがそれです
自分は英語が大好きだったので(今も)
ここまで自分と同じように「英語が好き」
と思える生徒さんが1割もいない現実を
初めは認めたくありませんでした
しかしながら
やはり英語が好きな子は直ぐに分かります
これまでに私が見た生徒さんで
「この子は英語が大好きなんだなぁ」
と思った数、
女の子 1名
男の子 3名
です
そんな彼らもいつ英語が苦手→英語が嫌いに変わるか分かりません。
この先、進学を通じて日本の英語教育を目の当たりにしていく彼ら。
どんなことがあっても
その好きな気持ちは絶やさずにいて欲しいと願う
ばかりです
英語が話したければ
いつでも戻って来れるような場所を
作っておいてあげたいと思います
次は月曜日チームかぁ〜
つづく