AB隊長の山日記

へろへろ山登りの記録

上州城の旅1(箕輪城の核心部に迫りますの巻)

2017-08-04 | 城の旅
三の丸から二の丸へ。

土橋の上から大堀切を見下ろします。



二の丸から突き出た郭馬出。

これほど明確に区画された馬出はなかなか見事ですね。

土橋以外は4方向すべて空堀に囲まれています。



郭馬出を飛び出させ、後ろを大堀切で分断しています。

強固な守りとなってます。



復元された郭馬出西虎口門。

深い空堀と土塁に守られた馬出に戦闘員を詰めさせておき、

一気に門を開いて反撃に出ていくことが出来ますね。





外部から見た西虎口門。

広く深い空堀に架かる細い土橋がとても有効です。



大堀切の最上部。最後は石垣があって垂直に土橋となっていたようです。



大堀切の下部。

だいぶ埋まってしまったようです。広く深い堀です。



郭馬出から二の丸に戻ります。



二の丸と郭馬出を結ぶ土橋。

何かしら防御の施設があったでしょう。これは攻めきれませんね。



搦め手口、郭馬出、三の丸そして本丸と4方につながる二の丸です。

重要な位置にありますね。



この縄張り図が非常によくできてます。

近くにパンフレットも置いてありますので見ながら散策を。



本丸に向かいましょう。細い通路。



左からは本丸を守る内堀が迫ってきます。



本丸手前の馬出部分。

土塁と門で馬出を造り、二の丸と搦め手の二方向に出撃できます。



本丸門跡。

今は基礎の石垣が残るのみです。



箕輪城の石碑。



本丸東側の土塁。

東側は見晴らしが良いので、目隠しのためにも高い土塁が造られたみたいです。



本丸。広いですね。

江戸時代近くなって、高崎城が出来るまでこの地域を支配していた城です。

それなりの行政的な建物も多かったと思われます。



西側の内堀。深いですね。



西側の土塁。東側より内堀がある分ちょっと貧弱。



御前曲輪との間の空堀。竪掘りとなって内堀に接続します。

堀があまり深くないので、御前曲輪は本丸の一部と考えてよいかと思います。



御前曲輪の門跡。



奥の方に井戸がありました。



深いですね。底が見えません。

火山の斜面に造られた城ですので、水の確保は重要ですね。



内堀に通じる通路があったのでしょうか。



内堀を見下ろしてみる。



御前曲輪の端から内堀に下りてみましょう。

ここにも門があったんでしょうね。



下ってゆきます。

内堀の中を歩いてみましょう。



だいぶ長くなりました。

次回は箕輪城の最終回です。


それでは、また今度。




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