よろしくね

13歳のエルと11歳のアカとの生活

待ってるワン

2010年07月16日 | 日記
今朝は珍しくキッチンに居る私を見つけたエル。

いつもは目が見えないからキッチンに立っていても私をみつけられないのよね・・・


我が家はキッチン進入禁止。キッチンの奥でアカが食事をするのでね~エルが来ちゃうとアカがゆっくりご飯できないからね~。

キッチン横に突っ張り棒?を3本使って。低い高さにしとかないと今度は娘が越えられないのでね~。

この高さでもエルは超えません。超えられないが正しいかな?お年寄りには厳しいか・・・
もちろん階段を上がる事もしません。
もう足があまりあがらないんですよね・・・


エル、アカ、娘、それぞれに合わせた工夫をしていたら家の中がえらいこっちゃです忍者屋敷のようになってきました(笑





こんな感じでパンが焼きあがるのを待っていました。首・・・苦しくない?

リラックスしてるんだよね?

2010年07月13日 | 日記
毎日雨・・・
お散歩隊はエルにレインコート着せて、脱がして大変
早く梅雨が終わらないかなぁ~。でも暑くなるのもなぁ~


昼間はリビングで過ごしているエル。夜は早めに就寝なので玄関へ。
サークルを置いて、玄関中を自由に使ってもらってます。

夜は玄関が1番涼しいかも、下が石だからかな?

エルは7時を過ぎたあたりからもう眠いモードででも部屋ではまだ元気な娘が飛び回ってる

エルに寝る時間だよ~って玄関に誘導するとすんなり玄関に。本犬眠くてしょうがないんでしょうね(笑

すぐにイビキが聞こえてくるんですよ(笑



こんな格好で寝てるんですが

あ、骨を枕に

どんな夢を見てるんでしょうかね~


エルのへそ天、これはリラックスしてる証拠よね?
玄関ベットで満足されてるって事ですよね?

それにしても凄い格好だね~

それぞれに

2010年07月12日 | 日記
皆がそれぞれの時間を・・・

エルは暑いので家の中からね。
でもこの後外に出てブラシを嫌ってほどしました~(笑
いやぁ~抜けたね~

もちろんアカもブラシ。これまた抜けたね~


こういう時間っていいね~

静かな時間

2010年07月09日 | 日記
朝娘が幼稚園に行ってからがエルにとっての静かな時間。

娘がチョロチョロしてるとエルも一緒にウロウロ。ちょっと歩いただけでハァハァが凄いのに・・・
見てるこっちが心配に・・・

でもエルは娘の後を追いかけウロウロ。

娘の幼稚園バスが来る時間になって外で待ってるとワンワン自分だけ置いていかれると思うのか

私一人が外に出て行っても(買い物)大人しく部屋に帰っていくのに、娘と外に出て行くと大騒ぎ。

このウロウロ、ワンワンが毎日の日課になってるエルです


娘が行った後はノンビリ寝てます。おならしながら(笑)犬ってこんなにおならするの?って感じです。アカも時々するけど音が出ないからとっても臭い

でもエルは音つきプーって(笑)臭い無しです。


私は娘が行った後朝食をとるんですけどエルは寝ていて準備中は気づかず。パンが焼けた匂いで気づいて慌ててきます。

食卓の横で待ってるんですけどそう長くは座っていられないのですぐに横に。で、そのまま寝てしまうのがいつものパターン


耳が遠いのでその後私が動いても気づかず寝てるので私はそのままそ~と二階へ。パソの時間です。

エルが寝てる時間はどうか人が来たりしませんようにって思いながら。午後はまた台風娘が帰ってきますからね

なんだか赤ちゃんを育ててた頃に似てる。寝てる間、静かに行動が基本だったし、誰も来ませんようにって願ってたなぁ~懐かしい・・・


こちらさんはパンに興味もないので朝早くから起きて2度寝中です(笑





今日は少し涼しくてエルにとってはボチボチの気温です


エル

2010年07月06日 | 日記
今日はエルとの出会いを。

エルと出会ったのは6年前・・・

当時私は他県から引越してきてアカとの生活の場所を何とか見つけ新生活をスタートさせたばかりでした。

エルの存在は知っていて外飼いだという事も知っていました。エルには他に仲間が居た事も。

その仲間は少し前に亡くなっていて今はエルだけだという事も。

話でしか聞いた事がなかったエルに会った時の衝撃は今でも覚えています。

私は外飼いを非難するつもりなんかありません、外でも大切に家族として暮らしてる犬はいっぱいいます。
逆に家の中だけど不幸な犬だっていっぱいいます。外とか中とか関係なく家族として愛されているのならそれでいいと思っています。


でも私が見る限りエルは愛されているとは思えませんでした。

家の裏手で塀に囲まれ、風通しも日当たりも悪い、ジメジメとした場所。小さな小屋に短い鎖で繋がれていたエル。

周りは糞尿だらけ、毛だらけ。

水入れの水は腐っていました。

酷い悪臭がしていました。


昔はエルも聞こえ見えていたので私達が近づくと尻尾を振り鎖でつながれ動けないのに必死で飛びつこうとしていました。

いつも人の声に敏感に反応していました。きっと人の側に居たかったんでしょうね、甘えたかったんでしょうね。

それまでまったくシャンプーされた事のなかったエルは触るとべたつき酷いものでした。
もちろんブラシもされた事がなく。結局以前の飼い主は一度もブラシをしませんでした。


それがエルとの初めての出会いでした。


当時はまだ賃貸でとてもエルを迎える事ができず・・・日々胸がつかえるなんとも言えない気分ですごしていました。

エルに会えば飼い主に文句を言いたくなる、言ってしまう。悲しくてどうしようもなくなってしまう。そう思うとエルに会いに行くのが怖くなってしまったのも事実です。

エルから目を背けて暮らしていたのも事実です。

暑い日や寒い日、台風の日。エルを思うと泪がでました。でもどうすることもできない自分に腹が立つ日々。

あれから6年。もう6年もたってしまいました。
エルにとっての6年はとても大きく・・・
目も耳も悪くなって・・・足も弱ってしまって・・・

もう、私の声も姿もはっきりとは見えないんだなぁ~と思うと悲しい気持ちになります。

もし6年前にエルと暮らせる事ができていたなら・・・振り返ってもどうにもならないんですけどね、そう考えずにはいられません。

今年になってやっとエルと暮らせる環境が整いました。元飼い主に何と言ってエルを渡してもらおうか?13年一緒に居たんだからそうは簡単には手放さないだろうと・・・
気持ちよく?手放してもらう文句をいろいろと考えていました。

実際元飼い主は彼なりにエルを可愛がっていたらしいのです。彼にとってのエルはペットであり家族ではありません。でも世の中にはそういう人もいっぱいいるのでそれを否定するつもりはありません。
暴力を振るったりしていたわけではなく、ただ犬は犬だと考える人だったので。

エルが歳を取った後も以前と変わらず真夏でも昼間に散歩に行ったり、飲み水はいつも入れ替えるのではなく浮いてる毛をすくうだけ。(しかも毛をすくうのを偉いだろうとなぜか自慢していた)

フードはずっと若い頃のまま同じであったり、そのフードはポリバケツに入れて外に置いてあったり、散歩には行くけど気ままな時間なので小屋の周りは糞尿だらけで。

夏場は臭うからとエル側の部屋の窓を全部閉めていたり。臭うのはエルのせいではないのにね。。。

せめてエルの小屋を移動させてくれないか?とお願いしても犬は汚いから表には置けないと言うし。

バカ犬だからが口癖だったけど。


私には理解できない事だらけでいつもいつも腹が立って仕方が無くて、でも何もできなくて。時々シャンプーして散歩して。そんな触れ合いしかできなくて。

それでも元飼い主は可愛がっていると。。。そうならそれでもいいけど・・・私も別に人に偉そうな事言える立場でもないし。でも・・・


でも、でもがいっぱいの6年・・・

正直とっても悩みました。エルが高齢だっていうのもあったけど、アカが居るっていうのもあったけど、それよりも何よりもエルがどう思うだろうと。

どんな環境だろうとエルにとっては元飼い主は絶対であって、1番。
いつも私よりも元飼い主を目で追っていたエル。それは当然だよね。
エルにとって1番大好きな人だものね。

私のエゴだけでエルを飼い主から引き離していいんだろうか・・・淋しくないだろうか?

でも今年の夏、あの環境でエルが乗り切れるか心配だった。13年、ずっと一人ぼっちだったエルと一緒に過ごしてもいいんじゃないかと・・・

同じ空間で同じ匂いや同じ物を感じながら過ごす生活もあるって事を知ってもいいんじゃないかと。


人の側が大好きなエルと一緒に・・・


そう思って、そう思い込んでエルを迎える事に決めたんです。


元飼い主はあっさりとエルと手放しました。あまりにもあっさりだったのでそれはそれで腹が立ちました。エルの話をした翌日にはもうエルを連れてきました。
オイオイ、それはないんじゃないか?13年一緒にいてそんなにあっさりと。って・・・

手放す時の条件も凄くて、「完全外飼いで、家の中に入れたら家が傷むから」って

そんな事言うか?どこまでも自分勝手な人だ。

そのくせ淋しくなったら会いに行こうかな。って・・・来ないでください

山に行く時に番犬になるからという理由で買われてきたエル。山に行かなくなったらお荷物になってしまったエル。

エルと一緒に衝動買いされたプードルは尿毒症で亡くなってしまった。室内で目の届く場所に一緒に居たら気づくはずの病気だったのに、死ぬような事はなかったはずなのに。

エルと一緒に外飼いだったかね・・・そのプードルのゲージがエルの小屋代わりだった。
小さすぎるだろうよ・・・

まだまだエルの事を書いたらきりがないんだけどね・・・


今でも散歩中おじさんを見かけると近づいていくエル。時々遠くを見ているエル。
玄関でずっと外を見てるエル。
待ってるのかな?お迎えが来るの待ってるのかな?

我が家は貧乏(笑)だから特別な事は何もしてあげられないけど、アカもいておまけに娘(3歳)もいて窮屈かもしれないけど。。。
だけどエルを触れる手だけは空いてるからね~いっぱいいっぱいヨシヨシできるよ~
昼間は娘も幼稚園だし、アカも寝てるし、一緒にノンビリ過ごせるよ~。

今年はクーラーでヒエヒエ夏だよ
美味しい物もちょっとずつ食べようね~(お腹が痛くならないようにね)


幸せな犬生だと・・・
エルが少しでも幸せを感じてくれますように・・・