いま、そこに、あなたが、あるのは

誰も『苦労』はひとそれぞれ。しかもすべて自分のオリジナル。つまり人間の数だけ誰にもみんな役目と役割りあって生まれてる

こころの(仮)落ち着き処、ご用意があります

2022年04月11日 | 闘病



たとえば、
何かの影響によって、
「これこれは、しかじかになりました」

そういった理由なり、もしくは原因?
みたいな、いまある現状について、

その繋がりと思しき過去のものを、
ときに考えたり、探してみたりして、

そのときに思い浮べたことで、

これは、
どこに元となるモノがあったのか、
ひとが、知ろうとしたがったり。

こういうのって、よくありますよね。



神話というのも、そうだし。

歴史を学んだりするのにも、

そうした面はあるでしょうね。



もうちょっとパーソナルな、

自分の家の家系や、

それら由来来歴についても、

そうやって理解をしたいという、

ひとびとの知りたがる謎について、

それが、こたえの一つだと言えますし。



それらは、自分がどこからきたのか、

自分たちは、何者なんだろうかも、

いま自分がどこにいるのかしらだって、



これら漠然とした問いを、

少しでも、もっと掴みやすいような、

よくわからないものを、

いくらかであっても、

ちょっとでも腑に落ちる納め方を、

したいからと「こころ」が思うというのも。



結局ひとの心が、自然にそうしたがるからという、

これは、その一端といえるでしょう。



それは取り敢えずであっても、

落ち着きどころに置いてみないと、

それを、どこかに据えられないことには、

ひと心地つけないという性分を、

われわれが持っているからですが。



でも、それらは、

仮の安置場所に過ぎないのも事実です。



あることを、

それは、〇〇の関係で、こうですよと、

そう言っておいて、

その口が乾く前に、すぐ別の、

いや、あれは、これこれだったんです。



これも実によくある話です。



だから、決定しているつもりでも、

厳密には、宙ぶらりんな、

常に(仮)つきの座りというのが、

どれにもこれにも付いて回ります。



ただ、あらゆることに、これが備わるから、



とりあえずであっても、仮の置き場に、

ここだなと、しておかないと、

また、別の切羽詰まったことが、

次々と差し迫ってきますから、



妙だけど、決まったつもりになっておかないと、

対処ができないし、収拾もつかない、

そういった混乱に巻き込まれるのも、

目に見えていることです。

だから、その事態を避けるために、

こういうのも方便の一種だからと、

こころの片隅にであっても、

そう意識をしておくことが大切です。



それを愚かにも失念していたりするから。

どこかに真に永久普遍の収まり方が、

理想的に存在をするはずだという。

そういう、あり得ない想定してしまうから、

絶対に確かな〇〇はどこだろうって、



これに陥ってしまうのが、

いわゆる強迫症的な対処の理由だと、

そういって良いのかもって思ったりします。



それらの人が求めている完全・完璧は、

どこにあるのかといえば、

これ現実には存在しないんだけど。



だって、そもそも、すべてが(仮)の、

取り敢えずで構成されているに過ぎないんだし。



変わりつつ、移ろいゆくことが、

過ぎゆくままに、経ていくという、

諸行無常じゃないけど、



その何かが、もしそこに、

間違いなく確かにあるのだとしても、

それだって、今だけバージョンが、

今の今だけ、そこにあるという。

それだけといえば、それだけですから。



いつまでも、ある。

これを確かめようと願っても、

そこに立ち会う自分自身だって、

限られた時間それに付き合えるだけですし。



要は、組み立て方そのものが、

最初っから錯誤を孕んでいるから、

こういう脱線は解決しえないコースになる。



そういう話だよと、

理で解さないと、

あるはずの出口を、ないないと、

右往左往してしまう羽目になります。



すべては仮初(かりそめ)です。


これを悟ることが、賢いと思いますよ。


あとは、長年やっていると、


苦痛な行為すら癖になりますから、


放っておいても、気持ちが自動的にいってしまう。


これは、改めて別の方法が身につくまで、


そこを練習し続けることです。


必ずできるようになります。


だって、いまの強迫症状だって、


そうした身につけ方で学習をしたのですから。


あとは、仕切り直しに、


自分の中で上手な通過儀礼


イニシエーションを工夫されてみては、


いかがでしょうか。





ではまた、今度


今日は、ここで失礼します。






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